子どもと一緒に♪ 時計のリメイクアイディア5選
この夏休みの工作は、子どもと時計を作ってみるのはいかがでしょうか? CD・ツナ缶・ランドセル……実は、いろいろなものを使って"時計"をつくることができるんです。ここでは、その時計の作り方をまとめています。自分にとって思い出のあるアイテムを使えば、これからもより思い出を積み重ねられる作品になりますね。
実践したい! 時計のリメイクアイディア集
CDが文字盤代わりに
まずは手軽にできる方法として取り上げるのが、100均で購入できる掛け時計とCDを使ったリメイク方法です。実はダイソーに売っている掛け時計には、文字盤の大きさがちょうどCDと同じものがあり、お気に入りのCDをはめ込んで使うことができるんです。
手順は以下の通り。まず掛け時計のカバーをはずし、三本の時計の針もはずします。このあとはドライバーを使って文字盤をはがします。あとはそこにCDを入れて、針とフタを元どおりにはめ込んでいくだけ。
CDの盤面にはタイトルやミュージシャンの名前をあしらっていることが多いので、まるでノベルティグッズを手に入れたような気分になれそうですね。さらにオリジナル性を高めたい場合は、木目調のリメイクシートを本体に貼るという方法もあります。盤面にペンで書き込むことができる空のCD-ROMを使って、思い思いのイラストや文字を描き入れるのも楽しそうですね。
簡単にアンティーク風時計が作れる
ごく普通の掛け時計を、やはり100均に売っているものを使ってアンティーク調にリメイクするという方法もあります。一般に、ちゃんとしている時計ほど針は固定されてしまっているので、このリメイク法では文字盤に直接、ステンシルで絵を描き込んでいきます。
手順としては、まずカバーを取りはずします。アクリル絵の具などで、文字盤の数字やメーカー名、目盛りなどを上書きし、さらに黒やシルバー、ブラウン、ゴールドなど渋めの色を使って文字盤をエイジングします。
好みの字体の数字のステンシルを用意し、色を入れていきます。あとは好みで中央付近にアルファベットで文字を入れれば完成。さらにこだわりたい方は、アイアンガードっぽくアルミワイヤーやアルミ板を使って装飾を加えると、さらにアンティークっぽい仕上がりに。
ツナ缶までも時計に変わる!?
意外なところでは、ツナ缶を時計にリメイクするという方法も。用意するものはツナ缶、時計パーツ、プラ板、厚紙、ステンシル、絵の具、脚になるもの(丸い木製パーツなどでOK)、目打ちです。
まずは文字盤作りから。ツナ缶のフタになるような大きさにプラ板を切り出し、そこに厚紙を貼ります。中央に目打ちを使って穴を開けたら、ステンシルで文字を入れ、アクリル絵の具などで、エイジングを施します。
ツナ缶のなかに時計パーツを仕込んで、針を外側にセット。あとはツナ缶がゴロゴロ転がらないよう、グルーガンや接着剤などで脚を設置したら完成です。
ツナ缶の半径に近い長さの時計針を選ぶと、時刻を確認しやすく時計らしくなります。時計パーツはホームセンターなどで購入できますよ。
思い出のランドセルも時計に変身
親戚や下の子がお下がりを使う習慣があまりないランドセルは、使い終わった後の使い道がほとんどありません。とはいえ、6年間もともにしたものだから、捨てるのも忍びない……。そんなランドセルのカブセ部分に、時計パーツをはめ込み、掛け時計にリメイクしてくれるサービスがあるんです。
カシメパーツで文字盤が作ってあって、なかなか飽きのこないデザインに仕上がります。ネームや日付を入れてくれるのもうれしいですね。
ランドセルリメイクサービス「MOGI」
https://mogi.me/?mode=f1
調理道具の"フタ"がリメイクに最適
いらなくなった鍋やフライパンのガラス製フタも、リメイク材料にもってこい。中央のつまみ部分をはずし、ガラスに転写シールを貼ります。フタの中央には元から穴が開いているので、これに時計パーツを取り付け、立てかけられるよう脚を設置すれば、おしゃれなシースルー置き時計のできあがりです。
まとめ
意外なものでもリメイクして、時計に変えることができるので、夏の工作アイディア候補に入れてはいかがでしょうか? 時計のパーツは、100均の時計を購入して分解すればすべてのパーツを手に入れることができます。アレンジするだけで、元の時計により愛着をプラスできるので、ぜひ試してみて。