
絵本棚のDIY方法とは?「表紙見せ」がカギ!
家に溢れている絵本たち。きれいに整理したいけれど、大人と同じ本棚にしまうと子どもは取り出し・お片づけがなかなかしにくいですよね。だからといって、新たに本棚を買うのはちょっと……。それなら、DIYで絵本棚を作ってみるのはどうでしょう!? 今回は、初心者でも簡単にできる絵本棚をご紹介します。
絵本収納のポイントは「表紙見せ」

お子さんがいると、どんどん増えていく絵本たち。
ある程度動けるようになってくると、自分で絵本を選びたがるので、取りやすくかつ、しまいやすい絵本棚が必要になってきますよね。
我が家ではトイラックの一部に本を収納しているのですが、1歳2カ月の息子は一日に何十回もここから絵本を取ってきて、私に「読んで」と渡してきます。一日の終わりには絵本の読み聞かせで声もガラガラ(笑)。

ちなみに使っているのはこちらのラック。一番上の長方形のカゴに絵本を入れています。

絵本棚のポイントは「お子さんが取り出しやすく」かつ「片付けやすい」こと。大人の本棚みたいに背表紙のみが見える収納だと、子どもにとっては取り出しづらいのでおすすめしません。表紙がしっかり見え、手が届くようお子さんの目線に合わせて設置するようにしましょう!
絵本をあまり読まないお子さんには、思わず本を手に取りたくなっちゃう"仕掛け"を取り入れた絵本棚をDIYしてみるのもおすすめです。この方法は後ほど……♪
初心者でもできる、絵本棚DIYアイディア集

まるでお店? 子どもが手に取りたくなっちゃう壁面絵本ラック
「うちの子、なかなか絵本を読もうとしなくて……」とお悩みなら、ついつい手を伸ばしてしまいたくなるような工夫をしてみるのはいかがでしょう? お部屋にたくさんある壁面を活かして作るDIYアイデアをご紹介します。
【必要な材料】
・ディアウォール
・すのこ
・水性ニスなどの塗料
・絵本が乗る程度の幅がある、細長いサイズの木材3本
【作り方】
1.そのままでもいいですが、よりお子様の目を引くために、すのこと木材をカラフルな色に塗装してみましょう。
2.壁面にディアウォールを固定します。なるべく低い位置に作りたいので、リビング側のキッチンカウンター下など、天井より低めの位置にディアウォールが取り付けられる場所があれば、そこに取り付けるのがおすすめです。
3.塗装した木材をすのこに固定します。木材は絵本を置く台として、一番下に一本、真ん中に一本取りつけます。さらにその上に、絵本が倒れてこないよう支えるため、絵本を立てたとき下1/3部分に板がくるようにあと2枚板も取りつけましょう。市販のマガジンラックと構造は一緒です。
4.(3)をディアウォールにビスなどで打ち付け、固定します。
5.子どもの好きなステッカーなどで飾り付けて完成!
カラーボックス×布で絵本棚
お家に必ずひとつはあるカラーボックスでも、絵本棚がDIYできちゃいます。表紙を見せるタイプの絵本棚は、量は収納できないですが、幼少期は大量の絵本を読むというよりはお気に入りの本を繰り返し何度も読むというほうが多いかと思いますので、小さいうちはこのタイプの絵本ラックがおすすめ。
【必要な材料】
・3段のカラーボックス
・厚手の布
・木製の棒 4〜5本(直径2~3cm程度のもの)
・お好きな塗料
【作り方】
1.カラーボックスの中板をすべて外してから横向きに倒し、上板も取り外します。
2.そのままでもいいですが、塗料でペイントしてよりオリジナリティをプラス! 塗装する場合は室外で、次からの工程はしっかり乾いてから行いましょう。
3.カラーボックスの側面と棒に穴をあけます。
4.下から上へと階段状になるように、棒をネジで仮留めします。
5.布を棒に巻きつけて完成。布は布製ボンドで接着すると楽チンです。
SNSで話題沸騰! 段ボール絵本棚の作り方
ママの間では「一度は見たことがある!」と話題なのが、段ボールでつくる絵本棚。段ボールならなんでもいいですが、パンパースなどオムツの段ボールで作る方が多いようです。段ボール製なら、不要になったらそのままバラしてポイッと処分できますね。
【必要な材料】
・段ボール
・牛乳パック
・カッター
・ガムテープ
【作り方】
1.段ボールをファイルボックスの形状になるようにカッターでカットしていきます。

フロント下部分は、10cm程度残せばOKです。切った段ボールは、後ほど仕切りとして使うので残しておきましょう。
2.牛乳パックを使って、上から階段状に段差を作ります。牛乳パック一個だけだと強度が足りないので、牛乳パックの中に何枚も牛乳パックを重ねて入れ込み、ガムテープで封をしましょう。
3.段差を作ったら、(1)で切り取った段ボールの紙で段差を仕切ります。
4.インテリアシートやリメイクシートなどで、デコレーションすれば完成!
まとめ
お部屋の間取りの都合上、どうしても本棚と絵本棚の両方置くのは難しく、大人用の本棚ONLYになってしまう……という場合は、子どもが取りやすい一番下か、下から二番目の段を子ども用のスペースに。ぎちぎちに本を詰めるのではなく、子どもが本を取りやすいよう、絵本エリアはファイルボックスを使って仕切り、ある程度余白を持たせて収納してあげると取りやすいですよ!
絵本の読み聞かせは、子どもにとってもママにとっても大切なコミニュケーションの時間のひとつ。ぜひ使いやすい絵本ラックを取り入れてみてくださいね。