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2026年06月16日 17:01 更新

鯖江と越前の山に隠れた“知られざる城”とは? 三床山城と三峯城を語るイベント開催

福井県鯖江市と越前町は、両地域にまたがる山城をテーマにした歴史シンポジウム「山城の魅力を発見!-三床山城と三峯城-」を、2026年6月20日(土)に開催します。

本イベントは、地域に埋もれがちな歴史資源に光を当て、その価値や魅力を広く発信するとともに、文化財の保存と活用について考える機会として企画されたもの。鯖江市・越前町両地域にまたがる三床山城(みとこやまじょう)や、三峯城(みつみねじょう)といった山城をテーマに、専門家による講演に加え、地元保存団体によるトークセッションも実施され、地域と山城の関係性を多角的に掘り下げます。

鯖江と越前をまたぐ「三床山城」とは

三床山城は、鯖江市と越前町の境に位置する三床山一帯に築かれた山城で、尾根や地形を活かした防御構造が特徴です。複数の曲輪(くるわ)や堀切など、中世山城の典型的な遺構が確認されており、地域を守る拠点として機能していたと考えられています。

また、両自治体にまたがる立地であることから、当時の勢力関係や交通の要衝としての役割を読み解く上でも重要な存在です。現在はハイキングコースとしても親しまれ、「歴史と自然が融合した山城」として注目されています。

地域に守られるもう一つの城「三峯城」

三峯城は山間部の尾根筋に築かれた山城で、周囲の地形を巧みに利用した実戦的な構造が特徴です。南北朝時代に築かれたとされ、中世の地域支配と関わる城として位置づけられています。

現在は城郭としての建造物は残っていないものの、土塁や空堀などの遺構が確認されており、保存活動を行う地元団体の手により、その歴史的価値が継承されています。地域の人々によって守られてきた「生きた文化財」である点も大きな魅力です。

専門家と地域が語る「山城のリアル」

当日は、北陸城郭研究会会長の佐伯哲也氏による記念講演「福井県の山城の魅力~鯖江市・越前町を中心として~」を実施。
さらに、三床山や三峯城の保存・活用に関わる団体メンバーが登壇し、「地域から発信する山城の魅力」をテーマにトークセッションが行われます。専門的な視点と地域の実体験が交差することで、「山城」をより身近に感じられる内容となっています。

■開催概要

日時:2026年6月20日(土)13:00~16:00
会場:鯖江市文化の館 2階 多目的ホール
内容:
記念講演「福井県の山城の魅力」
トークセッション「地域から発信する山城の魅力」

登壇者:
佐伯哲也氏(北陸城郭研究会会長)
舘庄司氏・田中範夫氏(三床山を愛する会)
森本茂氏(三峯城跡保存会)

参加費:無料
定員:先着100名

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