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掲載
2026年08月06日 08:35
更新
2026年08月06日 08:38

夏休みは“近場”で大満足! 東京から子連れで気軽に行けるおすすめの旅先3選

せっかくの夏休み、家族で旅行に出かけたいけれど、子連れだと長時間の移動はちょっと大変。そんなときこそ東京から気軽に行けて、しっかり思い出がつくれる“近場の旅”がおすすめです。今回は、息子と家族3人で実際に訪れて楽しんだ3つの旅先と、立ち寄りスポットをご紹介。まだ夏休みの旅行先に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【1】静岡県・下田エリア

“南の島”級の海で泳ぐ! 水族館も人気スポットも巡る親子旅

息子が小学1年生の夏、「どこに行きたい?」と聞くと、返ってきたのは迷わず「海がいい!」のひと言。どうせなら、透明度の高いきれいな海を見せてあげたい。でも、沖縄は費用も時間もかかり、気軽には行けません。
そこで見つけたのが、東京から車でもアクセスしやすい静岡県・下田エリア。伊豆半島の東側、先端に近い位置にあり、まるで南の島のような美しい海が広がる場所です。「こんな場所があったんだ!」と驚きました。
旅行初日に訪れた「外浦海水浴場」は、入り江に広がる波の穏やかなビーチ。

下田の人気ビーチ群の中でも、比較的混雑しにくい穴場として知られる/外浦海水浴場(2022年撮影)

遠浅の砂浜が続き、小さな子どもでも遊びやすいのが魅力です。

透明度の高い海には、水際のライトブルーから沖の深いブルーへと続く、美しいグラデーションが広がっていました。
その景色を目の前にした息子は、待ちきれない様子で海へ一直線。

穏やかな波に包まれながら、息子は海遊びを思いきり満喫/外浦海水浴場(2022年撮影)

波が寄せてくるたびに歓声を上げながら、夢中で遊び始めます。

白い砂浜だからこそ楽しい、夢中の砂遊びタイム/外浦海水浴場(2022年撮影)

実は、これが息子にとって初めての海水浴。プールにはない自然の波のおもしろさにすっかり魅了され、何度も波とたわむれていました。

海水浴でたっぷり遊んだ翌日は、「下田海中水族館」へ。自然の入り江を利用した水族館ならではの、本物の海を舞台にしたイルカショーを見学しました。

元気いっぱいのバンドウイルカたちが自慢の技を披露/下田海中水族館(2022年撮影)

バンドウイルカたちが、豪快なジャンプやトレーナーとの息の合ったドルフィンサーフィンを披露。息子も目を輝かせながら、その迫力に見入っていました。
イルカとのふれあい体験では、直接エサをあげたり、握手やジャンプの合図を出したりと、イルカとのコミュニケーションを満喫。

間近で伝えるサインに、イルカが応えてくれる感動の瞬間/下田海中水族館(2022年撮影)

すっかりイルカのとりこになっていました。

イルカショーのほかにも、アシカやアザラシ、ペンギンのパフォーマンスなど見どころが満載。

アシカとトレーナーの絆を感じる、ふれあいあふれるステージ/下田海中水族館(2022年撮影)

魅力的なショーや体験が次々と続き、「もっと時間がほしい」と感じるほどでした。

下田へ向かう道中で立ち寄った「めんたいパーク伊豆」は、子連れ旅の休憩スポットとしてとても便利。

無料で見学できる明太子工場/めんたいパーク伊豆(2022年撮影)
定番の「めんたいパスタ」に加えて、辛くなくて子どもでも食べやすい「たらこパスタ」もラインナップ/めんたいパーク伊豆(2022年撮影)

明太子づくりの工程を楽しく学べる工場見学や、できたての明太子グルメが味わえるコーナー、富士山を眺めながら楽しめる足湯などがあり、長時間ドライブの良い気分転換になりました。

【2】静岡県・土肥エリア

親子で海を満喫! 金山で涼んで、港町の海の幸も味わう

下田の海の美しさに心を奪われた我が家は、その2年後、次なる夏休みの旅先として土肥(とい)エリアを訪れました。下田が伊豆半島の東側にあるのに対し、土肥は西側に位置するエリアです。

海を目指して向かっていると、途中で沼津港が近いことに気づきました。「お昼も近いし、ご飯も食べて行こうか」と寄り道をすることにしました。

沼津港のランドマークとして知られる大型展望水門「びゅうお」。360度に広がるパノラマは圧巻で、海のきらめきから港のにぎわいまで一気に見渡せる/沼津港(2024年撮影)

競りの時間外でしたが、普段は魚が並び活気あふれる沼津港の市場を、2階の見学通路からのぞくことができました。

競り会場を上から眺められる見学通路/沼津港(2024年撮影)

競りの時間に来れば、一般の人でも見学できるそうで、「いつか本物の競りの様子も親子で見てみたいな」と思わせる体験でした。

漁港ならではの鮮度抜群の魚介は、ひと味違うおいしさ /沼津港(2024年撮影)

お昼はもちろん、沼津港ならではのお寿司や海鮮丼を堪能。新鮮なネタのおいしさに、親子そろって思わず満面の笑みがこぼれました。

おなかを満たしたあとは、いよいよお目当ての海へ。向かった先は、静岡県沼津市戸田にある「御浜(みはま)海水浴場」

木々の緑に包まれた、自然豊かな海辺のロケーション/御浜海水浴場(2024年撮影)

台風後の影響で海面は少し濁って見えましたが、足元には透明感のある美しい海が広がっていました。

思わず見入ってしまうほどクリアな海!/御浜海水浴場(2024年撮影)

その透明度に息子も大喜び。夢中になって海遊びを楽しんでいました。
波が穏やかなため、小さな子ども連れでも安心して遊べるのが御浜海水浴場の魅力。ビーチ沿いに広がる松林では、天然の日陰でひと休みできるのも、暑い夏にはうれしいポイントです。

この日泊まったホテルの近くでは、偶然にも花火大会が開催!

ホテルのそばから見えた迫力満点の打ち上げ花火(2024年撮影)

思いがけない夏の夜の贈り物に、親子で忘れられない思い出ができました。

翌日は、かつて日本有数の金山として栄えた歴史を今に伝える“金のテーマパーク” 「土肥金山」へ。

坑道内はひんやり涼しく、暑い夏にぴったりの避暑スポット/西伊豆 土肥金山(2024年撮影)
昔の採掘風景を再現した仕掛けがあり、まるでタイムスリップしたような気分に/西伊豆 土肥金山(2024年撮影)

江戸時代に実際に金が掘られていたリアルな坑道を巡るガイドツアーに参加し、親子で冒険気分を味わいました。

ガイドツアーが終わると、土肥金山名物の「砂金採り体験」に挑戦。

大人も子どもも夢中になる砂金採り体験/西伊豆 土肥金山(2024年撮影)

専用の皿を使って砂をすくい、キラリと光る砂金を探します。まるで宝探しのようなワクワク感に、息子も真剣な表情で挑戦していました。

最後のお楽しみは、喫茶コーナーで提供している「金箔ソフトクリーム」。

キラキラ輝く金箔ソフトクリーム/金のテーマパーク 土肥金山(2024年撮影)

なめらかなソフトクリームをたっぷりの金箔が包む、見た目にも豪華な一品です。金箔自体は無味無臭のため、クリーミーなソフトクリーム本来のおいしさを楽しめます。

土肥金山を満喫したら、すぐ近くの「土肥海水浴場」へ。

西伊豆で最大級の広さを誇る人気のビーチ/土肥海水浴場(2024年撮影)

静岡県の海水浴場水質調査で最高ランクの判定を受けるほど美しい海と聞き、期待を胸に訪れたのですが、この日は台風の影響で海はいつもの透明感とはいかず、少し残念なスタートに。
それでも、ひとたび海に入ると息子は大はしゃぎ!

波が穏やかな日が多く、天候による遊泳規制が少ない点も、家族連れに人気の理由のひとつ/土肥海水浴場(2024年撮影)

自然の海が持つワクワク感や楽しさは、天候を超えて子どもの心をつかむ力があるのだと感じました。

さらにこちらの砂浜には、豊富な温泉を船に満たした「土肥温泉丸」があり、冷えた体をじんわり温めることができます。

無料で利用できる土肥温泉丸/土肥海水浴場(2024年撮影)

旅の疲れもふっとほぐれる心地よさでした。

【3】山梨県・富士山周辺エリア

リニア見学から忍者修行、湖畔遊びまで。夏の思い出づくりにぴったり

東京からのアクセスもよく、思い立ったら気軽に出かけられる山梨県から、親子で楽しめるおすすめスポット3か所をご紹介します。それぞれ別のタイミングで訪れた場所ですが、振り返ってみると意外と近く、1回の旅行でまとめて巡るプランにもぴったりでした。

まずは、乗り物好きの息子を喜ばせようと、パパが連れて行ってくれた「山梨県立リニア見学センター」からご紹介します。

試験車両の実物展示に釘付けになる息子/山梨県立リニア見学センター(2021年撮影)

山梨県立リニア見学センターは、超電導リニアの仕組みや未来の鉄道技術を楽しく学べる体験型施設。館内には実物のリニア車両展示や体験コーナーがあり、暑い夏の日でも快適に過ごせる屋内スポットです。

磁力で浮いて走る! ミニリニアで、超電導リニアの仕組みを体感/山梨県立リニア見学センター(2021年撮影)

さらに、実際の走行試験が行われるリニア実験線に隣接しているため、タイミングが合えば迫力ある走行シーンも楽しめます。

目の前を駆け抜ける超電導リニア。その速さと迫力を五感で感じられる/山梨県立リニア見学センター(2021年撮影)

この旅には筆者は行けなかったのですが、帰ってきた息子は目を輝かせながら、リニアの迫力や楽しかった体験をたくさん聞かせてくれました。乗り物好きの息子にとって、特別な思い出になったようです。

お次は、これまでに二度も足を運んだ我が家のお気に入り「忍野(おしの) しのびの里」

忍者姿でワクワクの一日!/忍野 しのびの里(2026年撮影)

富士山を望む山間に広がる忍者テーマヴィレッジで、忍者になりきって楽しめる体験が充実したスポットです。

忍者衣装のレンタルで、気分はすっかり忍者! 衣装を着たままハラハラドキドキの忍者ショーを楽しんだり、修行体験に挑戦したり、からくり屋敷の謎を解きながら進んだりと、親子で忍者の世界に入り込んだような時間を過ごせます。

忍者修行で手裏剣投げに挑戦する息子/忍野 しのびの里(2026年撮影)
敵から身を守るための仕掛けが満載のからくり屋敷/忍野 しのびの里(2026年撮影)

忍者体験のワクワクに加え、富士山を望む自然豊かなロケーションも魅力のひとつ。非日常の世界に入り込んだような、親子の思い出に残るスポットです。

そして3つ目は、大人気スポットである「河口湖」。湖畔の美しい景色が広がり、親子で散策しながら豊かな自然を感じ、ゆったりとした時間を過ごせるエリアです。

湖畔を歩けば、水辺でのんびり過ごす鳥たちにも出会える/河口湖(2026年撮影)

湖上には、スワンボートや遊覧船など、湖ならではの楽しみも充実。

色とりどりで見た目にも楽しいスワンボート/河口湖(2026年撮影)
戦国時代に使われた船をモチーフにした遊覧船「天晴(あっぱれ)」/河口湖(2026年撮影)

実は息子もスワンボートに「乗ってみたい!」と楽しみにしていたのですが、このあとに予定があったため、泣く泣く断念。後から調べてみると、湖上からは富士山を望みながらボートや遊覧船を楽しめることも知り、陸から眺める景色とはまた違った特別な時間を過ごせそうだと感じました。

次回は時間に余裕を持って訪れ、湖上から眺める富士山の景色をぜひ楽しんでみたいと思います。

まとめ

「せっかくの夏休みだから、遠くへ旅行に行かなければ楽しめない」と思っていませんか? でも実は、近場にも親子で楽しめるスポットはたくさんあります。

我が家も、夏休みに入ってから「どこへ行こう?」と考えることがよくあります。あえて予定を詰め込みすぎず、行った先で「こんなのあるね! 行ってみようか?」と、その場の流れで立ち寄ることもしばしば。

そんな気ままな親子旅でも、思いがけない素敵な場所や体験に出会えました。

「今からでは遅いかな」と思ったときも、ぜひ今回の記事をヒントに、家族にぴったりのおでかけ先を探してみてください。この夏ならではの思い出に、きっと出会えるはずです。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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