- 掲載
- 2026年09月02日 11:52
- 更新
- 2026年09月02日 12:11
こたけ正義感さん「簡単に冤罪生まれてる」6歳娘の“嘘”に悩む芸人パパへの助言が刺さる
現役弁護士お笑い芸人のこたけ正義感さんが、『こたけ正義感の聞けば無罪』(ABCラジオ)で、子ども同士のトラブルへの向き合い方について語りました。
■「うちの子すげえ嘘つきなんだよ…」お祭りでのトラブルを告白
ゲストは、お笑いトリオ・ハナコの菊田竜大さん。6歳の娘の父親でもある菊田さんは、今は家族との時間が何よりの楽しみだと明かします。
休日は家族3人でプールへ出かけたり、子どもの習い事に付き添ったりしているそうで、パパ友もいるという菊田さん。「もうそれしかないかも。その人生の楽しみが」「もう40歳で仕事はなんとなく明日がわかる。子どもは日々変わっていくから、それがやっぱ楽しいね」と語り、「ちょっと飽きてきたわ、人生に。子ども最高」と、笑いを交えながら本音を語っていました。
しかしその一方で、最近は子育てで悩んでいると打ち明けます。こたけさんが「子どもにはどういう教育をしているんですか?」と振ると、菊田さんは「いや、むずいよ~ちょい聞いてくれよ、正義感。もう、うちの子すげえ嘘つきなんだよ。どうしたらいいんだよ」と切り出しました。
というのも、娘が母親や習い事の友達親子とお祭りへ行った際、子ども同士でケンカが勃発。その場で親が事情をきくと、娘は「あっちがこんなことしてきたから許せない」「意地悪してきた」などと話しましたが、後日、それが“嘘”だと判明したといいます。
実際には相手からひどいことをされたわけではなく、子ども同士のコミュニケーションの行き違いだった可能性が高いといい、菊田さんは「どうやら、うちの子は全部嘘ついてて。全部言ってること嘘で。何にもそんな嫌なことされてないの」「話を全部大きくして。全部作ってるのよ」と頭を抱えました。
この出来事をきっかけに、菊田さんは夫婦で「これどうしたらいいの? 小学校に入って友達いなくなるんじゃないか」と悩んでいると明かしました。
■「全部が全部、嘘と思わない方がいい」
これに対し、7歳と3歳の子どもを育てるパパでもあるこたけ正義感さんは、まず「全部が全部、嘘と思わない方がいいかもしれないですよ」と、子どもの言い分を嘘と決めつけるべきではないとの考えを示します。
その理由について、「子どものやり取りって本当に見てないと何も分からないというか」「後から事情聞いて何があったかを把握するのは無理だと思ってますね」と説明。
さらに、「事実認定できない」「嘘とかでもない可能性。本人は本当にそう思ってる可能性もあるんでね」と指摘しました。
そのうえであらためて、「あまり嘘つきと認定しない方がいいですよ」と助言。これに菊田さんは「親に嘘つきって言われたら、めちゃくちゃショックだし、引きずると思う」と、子どもへのレッテル貼りの危険性を痛感した様子です。
自身の子育てでも弁護士としての考え方を意識し、「裁判の考え方を結構まんま取り入れている」というこたけ正義感さん。
裁判でも事実認定は簡単ではなく、「これやっぱ子どもに対してはね、結構大人が権力振りかざして、すごい冤罪とかを着せちゃうことあるんですよ」「『どうせお前また今回もこんなことしたんやろ』ってやるのが一番きついし、簡単に冤罪生まれてる」と警鐘を鳴らします。
子どもと大人の力関係があるからこそ、親が思い込みで決めつけないことが大切だというこたけさんの考えに、菊田さんは、「勉強になるね」と感心。子育てをする父親同士だからこそのリアルな悩みと、子どもとの向き合い方は、視聴者にも参考になるのではないでしょうか。
■嘘の背後にある「気持ち」とは?
大人は子どもが嘘をつくと、「嘘をついてはいけません」と叱ってしまいがちです。しかし、子どもが嘘をつく背景には、それぞれ理由や事情があります。頭ごなしに否定するのではなく、本当の気持ちを知るきっかけと捉えてみましょう。
幼い子どもは、都合の悪いことが起きても、嘘でごまかすより先に泣いたり怒ったりすることが少なくありません。そのため、嘘をつくようになったということは、状況をある程度客観的に捉え、自分なりに対処しようとする力が育ってきたとも考えられます。
いわば、大人の考え方に少し近づいた証拠です。
「子どもは純粋で無邪気なもの」と思いがちですが、そのイメージは現実とは少し異なります。子どもは成長するにつれて、さまざまな感情や考え方を身につけていくものです。嘘をつくことも、その過程の一つだと受け止めれば、必要以上に腹を立てずに済むでしょう。
だからといって、子どもの嘘をそのまま放っておいていいわけではありません。嘘によって本人や周囲が困る場合には、大人が適切に対応する必要があります。
子どもが嘘をつく理由として多いのは、「失敗を叱られたくない」という気持ちです。そのほかにも、「褒めてほしい」「すごいと思われたい」といった思いが隠れていることがあります。まずは、その背景にある気持ちに目を向けることが大切です。理由がわかれば、どのように接するべきかも見えてきます。
たとえば、叱られることを恐れているなら、できなかったこと自体を責めないようにします。一方で、褒められたい、格好よく見られたいという思いから嘘をついている場合は、結果だけを評価するのではなく、「できないことをごまかすのは格好いいことではない」と伝え続けることが大切です。
参照:
子どもに嘘をつかれたらどうする?答えを写して「できるふりをする」子の行動原理とは?
(マイナビ子育て編集部)
