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掲載
2026年10月01日 08:16

便利な宅配ボックスが“危険な箱”に! 子どもの閉じ込め事故を防ぐには?|親が知りたい子供の危険

置き配とともに普及した宅配ボックス。便利な宅配ボックスが、子どもにとっては危険な密室になることも……。実際に8歳児が閉じ込められる事故が起きています。また、宅配ボックス以外の場所でも起きている子どもの閉じ込め事故。なぜ事故は起きるのか、もしものときの対処法と予防策を解説します。

■かくれんぼをして遊んでいたら……「宅配ボックス」でのヒヤリハット

マンションの玄関付近で、子ども4人がかくれんぼをして遊んでいました。このとき、Aくん(8歳)が隠れ場所に選んだのは1階にあった宅配ボックス。中に入り、扉を閉めて隠れていたところ……。

「ガチャ」

宅配ボックスに鍵がかかり、Aくんが閉じ込められてしまったのです。一緒に遊んでいたほかの子が、外からダイヤルを動かしたことで起きた事故でした。

もし偶然、人が通りかからなかったら……

宅配ボックスの閉じ込め事故はほかにも起きています。きょうだいが自宅マンションの宅配ボックスで遊んでいたところ、5歳の男の子が中に入って扉を閉めたタイミングで、自動的に鍵がかかって閉じ込められました。偶然通りかかった人が119番通報し、男の子は無事でした。

東京都は「宅配ボックスは人目につきにくいところに設置されている場合があり、長時間見つからずに放置されるおそれがある」こと、「気温が上昇する夏には、熱中症等の重大事故に発展する可能性がある」ことから、注意を呼びかけています[*1]。

■ドラム式洗濯機の閉じ込め事故では死亡例も

子どもが遊びの最中に閉じ込められた事故は、宅配ボックスだけではありません。過去にはきょうだいでかくれんぼ中、ドラム式洗濯機の中に隠れた8歳の男の子が窒息死する事故も起きています。この洗濯機には閉じ込め防止機能はなかったとのことです[*2]。

■子どもが閉じ込められたら

大人が「大丈夫」だと思っても、子どもは突拍子もない行動をすることがあります。閉じ込め事故はどの子どもにも起こる可能性があると考え、対処法を知っておきましょう。

宅配ボックスに閉じ込められた場合

もし宅配ボックスに子どもが閉じ込められたら、まずは声をかけて落ち着かせましょう。マンションの管理人や管理会社などが非常開錠用の鍵を持っているので、連絡をしてください[*3]。

製品によっては内側から鍵を開けられる場合があります。内側にあるレバーを回して開けるタイプや、緊急脱出用ボタンが装備されているタイプがあるので、そうしたものがないか探すように伝えましょう[*4]。

洗濯機に閉じ込められた場合

ドラム式洗濯機に閉じ込められたときは、内側から強く扉を押してみてください。製品のなかには閉じ込め防止のため、内側から推すことで扉が開くようになっているものがあります [*5]。

■子どもの閉じ込め事故を防ぐために

家の中や周囲に、子どもが閉じ込められるリスクのあるものがある場合は次のような対策をしておきましょう。

・宅配ボックスやドラム式洗濯機で遊ばせない

宅配ボックスなどに隠れることの危険性を子どもによく伝えて、絶対に中に入らないように話しておきましょう。

小さな子どもの場合は、ドラム式洗濯機のまわりでひとりにしないでください。洗濯機がある部屋のドアの鍵をかける、ベビーゲートを設置するなどして、ひとりで近づいてしまうことがないようにすることで対策になります。

・かくれんぼのルールを決める

楽しく遊んでいる際に閉じ込められないよう、かくれんぼのルールも決めておきましょう。

・かくれんぼの範囲を決めておく
閉じ込めの危険があるものを避けて、あらかじめかくれんぼの範囲を決めておきましょう。洗濯機のほか、浴槽や用水路など、水の近くも避けましょう。急いで隠れるために走って道路を横断することも危険なので、外で遊ぶときは道路を超えないように事前に約束しておくと安心です。

・狭い場所やすき間に入らないように伝える
子どもは狭い場所やすき間を好みますが、こうした場所は閉じ込められたり、挟まれたりする危険があるものです。入らないように約束しておきましょう。

・不安なときは声を出すように伝える
見つけてもらえなくて不安になったとき、自分で出られなくなったときは、すぐに大きな声を出すように伝えておきましょう。

・ロック機能があるものはロックする

ドラム式洗濯機はチャイルドロック機能を利用して必ずロックをかけておきましょう。チャイルドロック機能がない場合は、ドアにゴムバンドをかけることで子どもが開けにくくなります[*5]。

■閉じ込め事故は声かけ&親の対策で防ぐ

宅配ボックスやドラム式洗濯機はとても便利なものである一方、子どもが中に入りやすい大きさであることから遊んでしまうことがあります。設置場所によっては長時間見つからない、暑い時期には熱中症のリスクがあります。

宅配ボックスやドラム式洗濯機では絶対に遊ばないように伝えましょう。かくれんぼで中に入ることが多いため、かくれんぼのルールを決めて親子で確認しておくとよいでしょう。子どもに言い聞かせるだけでなく、ロック機能があるものはロックをかける、子どもが近づけないようにゲートを設置しておくなどして、子どもが中に入らないように対策しておきたいですね。

※画像はイメージです

(文:佐藤華奈子 編集:マイナビ子育て編集部)

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