【実例】無印良品のPP収納ケースが優秀すぎる! 使い方5選
無印良品の「ポリプロピレン収納ケース(PP収納ケース)」は、サイズのバリエーションも多く、洋服を収納するだけではもったいない便利なアイテム! 今回は、専門家目線で使い方のポイントや実例をご紹介します。
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
無印良品の中でも、定番のポリプロピレン収納ケース(PP収納ケース)。わが家でも便利に長く愛用しています。
丈夫な上に、規格が変わりにくい定番商品なので、いつでも同じものを購入でき、暮らしの変化にも対応してくれる安心感がありますよね。
今回は、洋服だけではなく、さまざまなものが収納できる“優れもの”のPP収納ケースの使い方をご紹介します。
PP収納ケースには「衣装ケース」「クローゼットケース」「収納ケース・横ワイド」「収納ケース」の4ラインナップがありますが、今回は我が家でも使っている「クローゼットケース」を例にご紹介します。
(1)定番の「洋服」を収納
定番の使い方は、洋服収納ですよね。
引き出しタイプの衣装ケースは、いろいろなメーカーからも販売されています。しかし、その中でも「無印良品」の引き出しを選んだ理由は、引き出しが全部引き出せること。
引き残しがあると奥の方にしまったものが、出し入れしにくかったり、見えにくくて、中にしまっているものを忘れてしまったりします。
「無印良品」の引き出しを使うことで、奥の洋服もしっかり活用できる環境につながります。
引き出しすぎると、引き出しごと落ちてしまうので、その点だけはご注意を(笑)。
引き出しごと衣替えをしよう!
引き出しが、簡単に抜けることでの利点がもう一つ。
それは【衣替え】です。
シーズンが変わるタイミングで、引き出しごと上下段を入れ替えるだけで、衣替えは完了します。例えば、「長袖のトップス」と「半袖のトップス」を2つの引き出しに分けて収納し、シーズンオフの方を一番下にセッティング。
無印良品のPP収納ケースは、すべて引き手が下についているので、最下段の引き出しはオフシーズンの服を収納しておくといいですね。
(2)「大きめの日用品」のストックを収納
ティッシュケースなどの日用品は、サイズがバラバラですよね。ボックスに入れて収納したくても、なかなかちょうどいいサイズが見つからず、管理も大変だったりしませんか?
PPクローゼットケース(深)は、一段でかなりの容量を収納することができます。引き出しの中を細かく仕切ったり、写真のように紙袋でざっくりと仕切ったり、収納するものや好みに合わせて、カスタムしやすいうえに、上から取り出しやすい点が魅力です。
また、在庫の確認漏れを防ぐために「残り〇個になったら補充」という目安を決めておいたり、補充するタイミングになったら「(例)ティッシュ」と引き出しの前面にメモを貼り付けておいたりするのもオススメ。
けれども、整理収納をすることによって見た目が整うので、在庫確認もしやすくなるのは大きなメリットですね。
(3)「大きめのおもちゃ」を収納
おもちゃを収納するには大きめ? と思われるPPクローゼットケースですが、大きめサイズのおもちゃが多いご家庭にはオススメです。
わが家では、カラーボックスなどに入るサイズのボックスだと、プラレールのレールが長くて先がはみ出てしまい片づけにくい、という状況でした。
そこで、プラレールや、組み立てるとボリュームのあるおもちゃをPPクローゼットケースに収納。深さが3種類あるので、おもちゃの大きさにも合わせやすいんです。
引き出しごと出して遊べば、片づけの時は、上から放り込むだけ! 小さい子どもでも片づけやすいです。
ただ、大きさが大きくなるぶん、重くなってしまいます。足の上に引き出しを落とすと危険なので、大人の方が援助しながら出し入れしてくださいね。
(4)「お下がりの靴」を収納
靴箱にゆとりがあって、いつでも出し入れしやすい環境の方もいれば、靴箱には普段履く靴しか入るスペースがなくて、それ以外はシューズボックスなどに収納している方もいらっしゃると思います。
もし靴箱にゆとりがないときは、PPクローゼットケースに収納してしまう手もあるんです!
わが家のように、年齢差のある兄弟用にとお下がりの靴をとっておくと、幅広いサイズの「お下がりの靴」が出番待ち状態になります。
大人用のシューズボックスに入れることもできますが、数足まとめて入れたくなってしまい、結果的に、どこに何が入っているのかが分かりにくくなりがちです(写真下)。
でも、引き出しなら7~8足をひとまとめに収納できるので、どんな靴があるのか一目瞭然! サイズも簡単に明記しておけば「靴が小さくなってきたかな?」というタイミングで、引き出しを引くだけ。
チェックするのも楽ちんです!
(5)「子どもの作品」を収納
小学生と保育園児、幼稚園児が持ち帰る作品のタイミングは同じとは限りません。保管ボックスに毎回しまえれば問題はないのですが、ちょっと出し入れがしにくい場所だと「とりあえずその辺りに……」とちょい置きしてしまいがち。
そんな時に、ワンアクションで“とりあえず収納”ができるのが引き出しです。
立体から四つ切りサイズと、形状も大きさもまちまちな作品には、無印良品のPPクローゼットケースより一回り大きめの、PP衣装ケースがオススメ。
PP衣装ケースを作品の一時置きスペースとして使い、普段はこの引き出しに投げ入れるだけ。年度末や長期休みなど、少し時間がとれるタイミングで、保管ボックスに移動するというしくみです。
まとめ
衣装ケースだからと、洋服収納だけにとどめておくのはもったいないほど優秀な無印良品のPP収納ケース。サイズのバリエーションが豊富だからこそ、大きめでカラーボックスには収納しにくいものでも入れやすいんです。
余談ですが、引越しの多い方は、このまま運んでもらえるので、荷造りを楽にしてくれるのに一役買ってくれますよ!