【200円】ダイソーのグルーガンの特徴と使用方法の注意点とは?
スティック状の樹脂を熱で溶かして接着するグルーガンは、ハンドメイドに欠かせないアイテム。ダイソーにもラインナップされていて、これが温度・強度ともに満足のいくレベルだと評判です。今回は、ダイソーのグルーガンに焦点をあて、特徴や使い方などを解説。グルーガンの接着力を生かしたおすすめのハンドメイド作品もあわせてご紹介します。
ダイソーにグルーガンが売ってるの?
ダイソーのグルーガンは200円?
グルーガンとは、わかりやすくいうと接着剤のこと。スティック状の樹脂(グルー)を高温で溶かし、それが再び固まることで接着します。本体が銃(ガン)のような形をしているため、グルーガンという名前となっています。手軽に接着できることから、手芸や工作など、ハンドメイドを楽しむ方のあいだではおなじみのツールです。
ダイソーでは、ずいぶん前からグルーガンが売られています。ただし、いろんなアイテムが取り扱われているということもあり、購入する店舗や時期によって、値段や種類が異なることが少なくありません。100円で購入できるときもあれば、200円や300円のものしか店頭に置かれていない場合もあります。500円や700円のものしかない場合もあるようです(すべて税抜)。
ダイソーのグルーガンはちゃんと使える?
グルーガンをホームセンターやAmazonなどで購入しようとすると、1,000円くらいするのが普通。それが100円ないしは数百円で購入できるわけですから、どうしてもスペックが気になってしまいます。ところが、使えないかもなんて心配は無用。ダイソーのグルーガンの強度は、一般的なグルーガンと比べても遜色がないレベルだといわれています。
グルーガンの出力温度については、低温タイプと高温タイプの2種類があります。最高温度がおよそ130度の低温タイプは汎用性が高く、いろんな用途で使えるのが特徴。高温すぎると、くっつける対象まで溶かしてしまうことがあるので、いろんなものに使いたい場合は低温タイプがおすすめです。高温タイプは、160度から180度まで上昇します。強度が高くなるため、重みのあるものに使いたい場合に適しています。強度も温度も問題ないとなると、ダイソーのグルーガンはかなりコスパがいいことになりますね。
ダイソーのグルーガンを使ってみよう
グルー(樹脂)もダイソーで入手
グルースティックも、グルーガンと一緒に購入してしまいましょう。ダイソーではグルースティックの種類も豊富。透明なものが一般的ですが、ブラックやブラウン、ホワイトなど、カラーが入ったものもラインナップしています。くっつけたいものによって色を変えることで、はみ出しを気にせず接着することができておすすめです。また、色の付いたグルーは、リースを作る際など、グルー自体をデコレーションに使えて便利。ちなみにダイソーのグルースティックは、24本入りで100円(税抜)です。
グルーガンの使い方
グルーガンの使い方は、とても簡単です。まず、スティック状のグルーを本体にセットします。続けてコンセントにプラグを差して電源を入れ、スティックが温まるまで待機してください。5分ほどしたら、接着したいものに向けてトリガーを引くと、本体の先端から熱で溶けたグルーが出てきます。グルーが冷めないうちに接着したいもの同士をあわせ、固まるまで手で固定。動かないことを確認してから、ゆっくり手を離せばOKです。
接着したいものの表面がどちらも平らで、軽いものであれば、少ないグルーで接着することが可能です。ただし、どちらかがでこぼこしていたり、ある程度の重さがあるときは、隙間がきちんと埋まるよう、多めのグルーを使うのがおすすめ。
グルーガンを使っていると、グルーが糸を引いてしまうことがあると思います。その場合は、本体の先で円を描くようにクルクルっとすると、グルーが垂れることなく上手に糸を切ることができます。
グルースティックがなくなれば、新しいものを後部から補充してください。
グルーガンを使うときの注意点
グルーガンは熱を使いますので、火傷には十分な注意が必要です。溶け出るグルーが熱いのはもちろんですが、低温タイプでも130度ほどになるので、本体の部分によっては高い熱を帯びます。とくに、グルーを溶かしている部分はかなりの高温に。誤って触ってしまわないようにしましょう。また、グルーガンのほとんどのモデルにはオン・オフのスイッチが付いていません。つまり、コンセントにプラグを差している限り、ずっと電源が入っている状態が続きます。電源の切り忘れがないよう、くれぐれも用心してくださいね。
また、グルーガンのコードの長さにも注意してください。ダイソーのグルーガンは、種類によってはコードが1メートルほどしかないものもあります。作業スペースの近くにコンセントがあれば別ですが、コードが短いと思うようにグルーガンを扱えず、作業しづらいこともあるでしょう。場合によっては、同じ100均のキャンドゥなどで取り扱いのある、コードが長いグルーガンを選ぶようにすることをおすすめします。
グルーガンを使ったハンドメイド
グルーガンを使った手軽なハンドメイドとしておすすめなのが、オリジナルのスマホケース。用意するものと作り方は、以下の通りです。
・グルーガン
・グルースティック(透明タイプ)
・プラスチックの透明スマホケース
・飾りパーツ 適宜
【作り方】
1.グルーガンの電源を入れます。
2.グルーガンが温まるまでのあいだに、あらかじめスマホケースのうえに飾りパーツを配置し、レイアウトのイメージを決めておきます。
3.1つずつ飾りパーツにグルーを付けて、スマホケースに接着したらできあがり。
厚紙とグルーガンがあれば、お部屋を華やかに飾る葉のモチーフも簡単に作ることができます。作り方は以下の通り。
1.厚紙を葉の形に切ります。中央に半分で折ると切りやすいですよ。
2.透明のグルーガンを使って葉脈を描いていきます。
3.スポンジを使って表面に絵の具をのせていきます。たくさん作る場合は、すべて同じ色ではなく、少しずつ変化を付けるとより本格的な仕上がりに。
まとめ
安くてスペックも申し分ないダイソーのグルーガン。使うのに、なんとなくハードルが高そうなイメージがありますが、実際に使ってみると意外に簡単です。使い方をマスターすると、作ることができる作品の幅が大きく広がりますよ!