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2019年03月01日 20:30 更新

ダンボールを簡単に運ぶ裏技がある? 持ち方や姿勢のポイント

引越しの際、本や食器などをちょっと欲張ってたくさん詰め込むと、ダンボールがたちまち重くなってしまいます。そんな重いダンボールも、ちょとした持ち方や姿勢の工夫で、簡単に持ち上げることができるんです。そこで今回は、ダンボールを簡単に運ぶ裏技を特集。持ち上げるコツや姿勢のポイント、2つまとめて持つ方法をご紹介します。

ダンボールを簡単に運ぶ裏技①:持ち方

Lazy dummy

手の位置は角を持つ

ダンボールを簡単に持ち上げ、運ぶためには、角を持つことが大切です。真横あたりを持ってしまうと、手が滑りやすくなっていまうので危険。

ダンボールの角を持っておけば、しっかりと握ることができます。持つ位置は、片方の手で手前の下の角を、もう片方の手で奥の上の角を持ってください。バランスがとれているせいか、中身が重くても無理なく運ぶことができるでしょう。

どちらの場合も、手が体よりも前を行くことになりますので、壁に手をぶつけて怪我をしないよう、くれぐれも注意してください。

ダンボールを簡単に運ぶ裏技②:持ち上げ方

Lazy dummy

片ひざをついて脚の力で持ち上げる

ダンボールを運ぶときに最も苦労しがちなのが、持ち上げるときではないでしょうか。これもちょっとしたコツを覚えるだけで比較的楽にすることができます。

ダンボールを安全かつ効率的に持ち上げるには、片ひざをついた上で脚の力を使うことがとても大切です。まずちゃんと腰を落としてから、ダンボールにできるだけ体を近づけます。ダンボールから離れれば離れるほど、力が分散されてしまい、持ち上げるときにより力が必要になってしまうからです。

そのまま、体で包み込むようにしてダンボールを持ちます。片方の手で手前の下の角を持ち、もう片方の手で奥の上の角を持つのがよいでしょう。

逆に絶対にNGなのは、脚を伸ばした状態で前かがみになってダンボールを持ち上げようとすること。体とダンボールが離れているため、必要以上に持ち上げる力が求められます。とくに腰に大きな負担がかかり、傷めてしまう恐れもあります。最悪の場合、ぎっくり腰になってしまうので、くれぐれも注意してください。

ダンボールを簡単に運ぶ裏技③:姿勢

Lazy dummy

背筋を伸ばす

ダンボールを持ち上げる際、体に負担をかけないためには姿勢も大切になってきます。とくに重要なのが、背筋を伸ばすように心がけることです。上半身が傾いた状態のままダンボールを持ち上げようとすると、脚に十分に力を入れることができません。そのため、背中や腰に余計な負担がかかってしまいまうのです。

ダンボールに体を寄せようとするのではなく、ダンボールを体(とくにお腹のあたり)のほうに引き寄せるようにするとうまくいきます。

とくに重いダンボールだと姿勢を崩してしまいがちですが、かえって体に負担がかかり、体を傷める原因になってしまいます。背筋をまっすぐに伸ばしておくことが、ダンボールを安全に持ち運ぶための基本です。

ダンボールを簡単に運ぶ裏技④:2つ重ねて持つ

Lazy dummy

重いダンボールの方が上

ダンボールを2つ重ねて持ち運ぶときのポイントは、重ね方! 軽いダンボールを下にして、重いダンボールを上にするのが基本です。なぜなら、ダンボールと体の重心の距離が近いほど軽く感じられるという法則があるからです。

へそのあたりにある体の重心は、重いダンボールを下にするより上にした方が、ダンボールの重心と近くなるから軽く感じられるというわけ。

なお、手の位置も工夫が必要です。片方の手で手前の下の角を持ち、もう片方の手で上下2つのダンボールが接する箇所を押さえるようにするとよいでしょう。

まとめ

たくさんの荷物を詰め込んだダンボールも、ご紹介した裏技を使うと比較的簡単に持ち上げたり、運んだりすることができます。新生活に合わせて、引っ越しする際にはぜひ覚えておきたいテクニックです。スムーズに、体に負担をかけずに準備ができるようにぜひお試しください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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