片づけが面倒! 季節のイベントグッズとの付き合い方
イベントは楽しみたいけど、片づけは面倒に感じてしまう……。それなら、イベントグッズとの付き合い方やグッズの収納方法を、見直してみましょう。グッズを買うだけではない、楽しみ方をご紹介いたします!
こんにちは、4人の子どもと暮らす、名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
クリスマスやハロウィンといった季節のイベントグッズ、今では100円ショップでも素敵なものが揃っていて、ついつい買いすぎてしまうことはありませんか?
今回は片づけが面倒に思う方必見! イベントやイベントグッズとの付き合い方を、わが家の事例とともにご紹介します。
イベントの付き合い方を見直してみよう
飾る場所の見直し
イベントグッズを家中に飾って楽しみたい方もいらっしゃいますし、家族が楽しみにしてくれているからこそ、頑張ってイベントグッズを揃えたいと思われる方もいらっしゃいますよね。
私もたくさん飾って楽しみたいタイプではありませんが、子どもたちの喜ぶ顔がみたくて、ついつい買ってしまいます(笑)。
でも、あちらこちらに飾ってしまうと、片付けが面倒くさくなる原因に。そんな方には、飾る場所をここだけ! と決めてしまうのはいかがでしょうか。
・リビングをイベントムードに飾る
・玄関脇に少しだけディスプレイする
・子供部屋だけは好きにディスプレイする
など、家族が楽しめるイベントの形はいろいろありますよね。
飾る場所を限定し「イベントの形」を決めておくと、グッズを買うときにも具体的なイメージが広がるので、結果的に無駄買いも減るかもしれません。
イベントグッズの見直し
今や素敵なグッズがいたるところで気軽に手にはいりますが、新しいものを買うことを楽しみたいのか、気に入ったものを長く楽しみたいのかによって、イベントグッズとの付き合い方も変わってきます。それに伴い、イベントに費やす時間の使い方も変わってきます。
新しいもの派の方は、買う時間も含めてイベントを楽しみたい方には向いていますが、買い物する余裕もない方は、今あるもので楽しみましょう。イベント感を出すのには、今あるものでも十分楽しむことができますよ。
ものが増えると、片づける時間も増える!
ものが増えると、当然片づけに必要な時間も増えます。
イベントグッズを買う前に、片づけする場面まで想像してみてください。具体的に片づけまでのイメージができない時は、いざ片づけるときに腰が重くなることも……。
片づけまでイメージすることで、収納グッズの量の増えすぎを防ぐ効果があります。
イベントグッズの「片づけハードル」が上がる3つの原因
1:収納場所に手が届かない
脚立を使って奥の方からひっぱり出さなければいけない状態だと、途端に面倒になって、片づけのハードルが上がりがちです。
「普段使わないから」と高いところに押し込みがちですが、できるだけ手が届く範囲を意識してみましょう。
わが家では万能ケースとして大活躍の無印良品「PP衣装ケース引出式」を使っています。引き出すだけで、ボックスごとさっと出せるので、出し入れのハードルを下げてくれるのです。
頻度が高くないイベントグッズなら、積み重ねた引き出しの上部に定位置を作って専用ボックスに入れておくといいですよ。中段・下段は、上段よりも引き出しやすいので、頻度の高いものを入れておくといいと思います。
2:重くて取り出すのが危険!
クリスマスツリーなど、サイズが大きくなるとかなり重いですよね。ボックスにひとまとめにして何キロ! というボリュームでは、1人で持ち運ぶ負担も大きくなり、面倒さにつながってしまいます。
・1人で負担なく持てる重さ
・家族に協力してもらえる体制
こういった仕組みを整えることも、片づけのハードルを下げてくれます。
IKEAのボックス、SKUBBの中でもこのタイプは、ファスナーで開けるとフルオープンに中身が見渡せます。深くないボックスなので、出し入れのストレスも最小限。
ボックス自体が軽い点、あまり重いものを入れられる強度がないので入れすぎを防げる点で、重宝しています。
3:細かいものが多い!
イベントグッズは細かいものが多いですよね。片づけが面倒に感じるのは、細かく梱包しなければいけないことや、もともと入っていたパッケージに収めるのを面倒に感じることも影響しているかもしれません。
そんな時は、お気に入りのボックスやスライダータイプの保存袋にひとまとめに収納するだけなら、片づけも短時間に済みますよ。
イベントグッズを持たない楽しみ方
これまで、イベントグッズを取り入れてイベントを楽しむ方法をご紹介してきましたが
「イベントグッズは、できるだけコンパクトにしたい!」
「イベントグッズを買う時間・探す時間がない!」
そんな方は、イベントグッズを作ってみてはいかがでしょうか? その年ごとに、イベントグッズを作り、年ごとに刷新していけば収納(保管)を悩むことなく、またあまりお金をかけずにイベントを楽しむことができますよ。
工作好きなら子どもと一緒に作ってみる
プリンターメーカー各社にて、無料で提供されているサービスがあります。
一から工作となると、手間も時間もかかりますが、プリントアウトする、ハサミで切って、ノリで貼るだけのお手軽工作なら、取り入れやすいですよね。
廃材を再利用してみる
ネットでお買い物をすると、ダンボールや梱包材ってすぐにたまりますよね。処分するまえに、もう一度活躍してもらおうと、子どもたちとクリスマスツリーを作ったことがあります。
緑の絵の具は購入しましたが、梱包材に色を塗ったり、ハサミで切って貼ったりと、子どもたちが楽しんでくれたので、親子で思い出深いイベントになりました。
「廃材」「ダンボール」「梱包材」と「ハロウィン」「クリスマス」で検索すると、多くの方のアイデアが見ることができますよ。
まとめ
イベントの楽しみ方は家庭によってさまざまです。子どもの年齢、休日の過ごし方によっても変わってきます。また、住宅事情も関係してきますよね。
出し入れが短時間でさっとできる環境を整えれば、イベントを楽しむ時間も長くなりますよ。