床拭きロボット掃除機で生活が変わる? 拭き掃除の効果と人気機種
ロボット掃除機といってイメージするのは、掃除機の代わりとして使うタイプだと思いますが、そのなかでも床拭き掃除に特化したものもあるんです。今回は、床拭き掃除を代わりにしてくれるロボット掃除機を紹介。どんな機能があるのかチェックしていきましょう。
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床拭きをしてくれるロボット掃除機のメリットは?
床掃除の時短
一人暮らししていた時は掃除機をかけるのみで床掃除はそこまでしていなかったのですが、子どもが生まれ、幼児食が始まったとたん、床の汚れが気になるようになりました。
拭いても拭いてもすぐ食べこぼしが床に……。また、子どもは裸足でぺたぺたといろんなところを動き回るので、拭き掃除の必要性を実感する毎日でしたが、中腰状態になって拭き掃除をするのはなかなかの重労働です。力を入れてこすらないと落ちないため、ワイパーだと十分にとれず、不満を感じていました。
しかし床拭き掃除ロボットなら、中腰状態で床掃除に奮闘せずとも代わりに働いてくれるので、他の家事に時間を割けて時短に。腰痛もましになり(!?)一石二鳥です!
花粉やホコリを舞い上がらせない
一般的な掃除機をかける時、気になるのは花粉やホコリが舞い上がってしまうこと。家のなかに持ち込まれた花粉やホコリは軽いので、掃除機の風で舞い上がってしまいます。
けれども、床拭き掃除ロボットは床に近い面で動いてくれるのでゴミを舞い上がらせにくく、しっかりと花粉を吸着してくれます。
掃除機をかけるときには、換気をしていた人もいますが、床拭き掃除ロボットは排気を出さないのでその必要もありません。
音が静か
床拭き掃除ロボットは、通常のロボット掃除機と比べて、びっくりするぐらい音が静か! 子どもが音に敏感に反応するタイプの子だったり、集合住宅の場合はなかなか夜間に掃除機をかけることに抵抗がありますが、床拭き掃除ロボットならかけていることを忘れてしまうぐらい、動作音が静かなものが多いです。就寝中に作動させておいても睡眠の妨げになりにくく、翌朝はきれいな状態で過ごすことができますよ♪
床拭き掃除ロボットのデメリットは?
ランニングコスト
機種にもよりますが、床拭きロボット掃除機は、使い捨てパッドを付けて、タンクに水を入れてスイッチを押し、本体を作動させます。掃除のたびに使い捨てパッドを使うため、ランニングコストがかかります。
例えばルンバを発売している「アイロボット」の床拭きロボット掃除機「ブラーバ ジェット」の使い捨てパッドは10枚で950円(税込)。掃除後の手間は少ないですが、床拭き掃除を頻繁にする場合はコストがそれなりにかかってきてしまいます。
一方で、「ブラーバ ジェット」には洗濯して繰り返し使えるタイプのパッドもあり。こちらは4,320円で、約50回繰り返し使えるそうです。洗濯する手間は発生しますが、コスパを重視するならこちらがおすすめ。
じゅうたんや畳に使えない
床拭き掃除の負担をぐっと軽減してくれる掃除ロボットですが、デメリットは畳やじゅうたんには使えない、ということ。そのため、部屋のほとんどにカーペットを敷いている(または畳がメインだ)というご家庭には不向きといえます。
人気の床拭き掃除ロボット3選
iRobot「ブラーバ371j」
ロボット掃除機の代表「ルンバ」を製造するアイロボット社が提供する床拭きロボット掃除機「ブラーバ」。こちらの「ブラーバ371j」はボタン操作ひとつで「乾拭き」「水拭き」が選択でき、気になる食べこぼしや皮脂よごれもきれいに除去してくれます。3回同じ場所を丁寧に拭てくれる機能もついているので、頑固な汚れにも対応してくれそうですね♪
交換するクロスは、繰り返し使うタイプのもののみ対応。「乾拭き用」と「水拭き用」のクロスがあり、ウェットクロスは1組3枚で1,994円(税込)です。
iRobot「ブラーバ ジェット240」
かなりコンパクトなタイプの新機種「ブラーバ ジェット」。こちらは先端にあるジェットスプレーが作動し水を噴射! ヘッドが細かく振動し、汚れを浮き上がらせてくれるので、なかなか取れなかったベタベタ汚れもスッキリきれいになりますよ。
ジェットスプレーの噴射と聞くと、「家具や家電にかからないか」と心配になりそうですが、センサーが障害物を感知して避けてくれるので、安心してお使いください♪
ECOVACS(エコバックス)「DEEBOT DM88」
カーペットなどのゴミ吸引もフローリングの水拭きも両方したい! という場合におすすめなのが、こちら。なんとゴミの吸い取りと床の水拭きを両方同時に行うことができるんです。
本体をひっくり返すと半分にゴミを絡め取るためのブラシがついており、もう半分には専用のモップを装着できるエリアが。準備は他のロボット掃除機同様、本体裏のタンクに水を入れ、モップを取り付けるだけでOKです。
しかし汚れの落ち具合は、上の「ブラーバ ジェット」に比べると、軽めの印象。軽い砂埃程度なら問題ないですが、頑固なベタベタ汚れは難しいかもしれません。
まとめ
小さなお子さんやペットのいるご家庭、絨毯などをしかないフローリング生活の方、ロボット掃除機はいわゆる掃除機の代わりだけではなく、床拭き掃除としても使えるロボット掃除機があります。メリット・デメリットを加味しながら、どんな機能がほしいのか、どの程度の汚れを落としたいのか、値段をトータルで判断してみてください。
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