増えていく子供服はどうすればいい? 5つの断捨離ルールと収納方法
「成長が早いから」「汚すから」とたくさん必要になる子供服。ママが購入したものだけでなく、ママ友や親せきからのおさがりの洋服、祖父母からのプレゼントなどで気づけば、子供服が物置部屋からあふれるほどに! 子供服の片づけに困っているなら、子供服の断捨離ルールをつくってみませんか?
なぜ子供服の整理が大変なのか?
こんにちは! SPACE PLUS+ 東京の整理収納アドバイザーのNatsueです。
子供服って一つひとつは小さいのに、気が付けば収納スペースに入りきらないほどになっている……そんなお宅はたくさんあります。
子供服は、小さくてかわいい!だからついつい買ってしまう。
それ以外にも、ママ友や親戚からおさがりでもらったり、祖父母から買ってもらったり……。
そのため大人服以上に入ってくる入り口が広く、増えるスピードが速いのです。
また、子どもって汚して着替えることも多いし、洗い替えがたくさん必要なことも。さらに、下に小さな兄弟がいたり、将来二人目を希望していたり、親戚に子どもがいるからそっちに回せるかも?と思う気持ちから、「一応とっておこうかな?」と多くなりやすいのです。
その結果、子供服はどんどん増えていき、気づけば着ない子供服であふれているという状態になってしまいます。
子供服と大人服、整理の違いは?
子供服の見直しっていつすればいいんだろう?
日々成長していく子どもは「乳児から幼児へ」「背が10cmも伸びた」など、1年もたてば見た目も体形もどんどん変わっていきます。子供服と大人服との違いは、子どもはどんどん成長していくため、ずっと着れる服はないということです。
基本的に子供服の整理のタイミングは、年に2回の「衣替えのタイミング」!
これは大人服と一緒ですね。
これまで着ていた洋服を片付ける前に整理し、そしてこれから着る洋服を出すときに整理するようにしましょう。
子供服の断捨離5つのルール
毎シーズン見直しをしても、これだけの不要な服がでてきます。
子供服はあっという間に増えてしまうので、ため込みすぎると大変です。
子供服の整理をする前に、取っておくか、処分するかのルールを明確に決めましょう。
下記のルールに当てはまるものは、取り除いていきます。
1) サイズアウト
まずはサイズをチェック。
すでにパツパツで着れない、背が伸びたことにより丈が短くなっている、ウエストがきつい……。こういう服は、来年にはもう着られません。
冷静にみると、どんなにお気に入りの服がたくさんあっても、来シーズンも着れる服より、着れなくなってしまう服のほうが圧倒的に多いものです。
2) ヨレヨレ・汚れが取れない
何度も洗濯してヨレヨレになってしまった洋服、色あせてしまった洋服、穴が開いてしまったり、袖が擦り切れてしまったりした洋服も手放します。
シミ汚れは一度収納すると、後で汚れが浮き出てくることもあります。
お気に入りのものほどくたびれますよね。
「とっても役にたったよ。ありがとう」と感謝してさよならします。
3) 素材や色が合わない
子どもの肌は弱いもの。
メンテナンスや取り扱いしずらい素材のものや、肌触りが悪いものは見直す対象にしましょう。
4) 好みに合わない
いただきものやおさがりは、全てが気に入るというわけではありませんよね。
特におさがりは、まとめてもらうことが多いので、いただいたときに感謝して、着そうだなと思ったものだけ残すようにしてください。収納する前に、いただいた子供服を着たいかどうかを本人に聞くという手もあります。
おさがりをくれた相手も、きっと全部使ってもらえるとは思っていません。
家の収納スペースは限りがあります。
もしもらっていなかったら、もらっていなかったなりになんとかなるはずです。
いただきものは家に入ってきた時点で感謝して区別し、着たいものだけ残すようにしましょう。
5) 着る機会がなかった
・ブランドの洋服をもらったけど、実際は着る機会がなかった。
・保育園などの集団生活に不向きな洋服だった。
・自分の子はかわいい系よりカジュアル系が似合っていた。
・ハロウィーンなどのイベント用として一度しか着なかった。
実際に生活してみないとわからないことも多々あります。
今後も着る機会がないのであれば、潔く手放しましょう。
子供服、断捨離のその後は?
上記のルールに則って、取り除いた洋服類は処分しましょう!
処分するといっても、ゴミとして出すだけではなく、だれかにおさがりとして回してもいいですね。その際はサイズ分けして準備し、「もし、使わなかったら自由に処分してくれていいからね」の一言があると、もらったママも助かります!
また、リサイクルショップやフリマアプリに出品してみるのも手。
実は、子供服はすぐ着れなくなるから安く手に入れたいという需要も多いのです。
ブランド子供服だけではなく、ノーブランドの子供服でも「130サイズ女児 まとめ売り」などのカテゴリ・キーワードも人気です。
楽しみながらやれば、ちょっとしたおこずかい稼ぎにもなりますよ♪
残しておきたい服の保管方法
来シーズン用に、また下の兄弟用に残しておきたい子供服は、箱に入れて収納します。
こういう用途を問わない収納箱は、同じものをいくつか用意しておくと重ねることもでき、収納スペースにも無駄がありません。
使わなくなったらたたんでおくこともできますし、衣類だけでなく雑貨や本などの収納にも使えます。
まとめ
ちなみに、普段使いの子供服は、子どもが出し入れできる高さの引き出し収納がおすすめ!
あまり大きな引き出しではなく、子どもが自分で出し入れできるぐらいの大きさの引き出し1~2段で服を管理します。
その際、きれいにたたまなくても引き出しにいれればOKというルールにしましょう。
きれいに並べていれるようにしたり、毎回ハンガーにかけたりするのは見た目はきれいですが、子どもにとっては難しい場合もあります。
特別な洋服は、親が別に管理してもOK。
子どもが自分でやるという自立心を促す簡単収納が、親子の日々の暮らしを楽に過ごすコツです。
この記事が参考になれば幸いです。
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