
ため込む前に一度整理を! 100均アイテムでスッキリ見せる食器収納
知らない間にどんどん増えてしまいがちな食器。収納にお困りではないでしょうか? 今回は、100均アイテムを使ってスッキリ見せる食器収納と、収納に関するいくつかのポイントをご紹介したいと思います。


こんにちは。先日久しぶりに100均へ行ったのですが、可愛い食器を見つけて迷うこと30分……後ろ髪を引かれる思いで陳列棚に戻しましたankoです。
季節ものの食器類だったり、SNSなどで人気のかわいい食器などを見つけたりすると、ついついカゴに入れてしまいそうになります。
ですが、一度思い返してみてください。
かわいいと思って買ったものの、あまり出番がないまま使わずじまいの小鉢。
「絶対もらえる系」のキャンペーンに応募して、必死で点数を集めてもらったお皿。
せっかくペアで買ったうちのひとつが欠けてしまい、捨てるに捨てられず取ってあるもう片方のマグカップ……。
みなさんのなかにも、こうした食器事情に心当たりがあるという方がいらっしゃるのではないでしょうか。(何を隠そう、すべて我が家の実例です)
収納の見直しは「見極め」から
食器がたくさんありすぎると、それだけ収納場所もたくさん確保しなければならなくなります。
溢れかえった食器をスッキリさせるにはまず、本当に必要なものかどうかの見極めが大切です。
私自身もずっとその見極めができておらず、溢れかえった食器に頭を抱えていたのですが、そんなときはまず、普段の食事の風景を思い出してみてください。
もしかしたらもうここ数年、食卓に出したことのない食器や、食器棚から出したことすらない食器もあるかもしれません。
収納のスタートは、それが本当に残しておきたいものなのかを選別することなのです。
家事動線に合わせた収納場所

食器の選別ができたら、今度は使う頻度によってグループわけしてみましょう。
我が家の場合、IHコンロの引き出し収納に、普段よく使う食器類を収納しています。
この場所にお鍋などを収納されている方も多いと思いますが、コンロで調理したものを引き出しにしまったお皿にすぐに盛り付けることができ、意外と便利。
ご家庭によって家事導線もいろいろあると思うので、そうした背景を考えながら収納場所を決めるのもひとつのポイントです。
使う頻度によっての場所決め

我が家の食器は、引き出しのものとプラスして、背面にある食器棚にもいくつかしまってあります。
先ほどの引き出しに入っている食器が一軍だったとするのならば、こちらの食器棚の食器は二軍になります。
たとえば、大人数で食事をする際の大皿や、たまにしか使わないグラタン皿、丼の器など、毎日は使わないけれどたまに使うような食器がここに入っています。
今はいろんな収納アイテムが出ていますが、我が家が長年愛用している食器収納アイテムはこちら。

ダイソーの食器収納ラックです。
シンプルな作りですが、食器を何枚も重ねて置いてもたわんだりすることがなく、足の部分に滑り止めが付いているので、食器を取り出す際にグラつく心配がありません。

またこちらのラックはコの字型になっているので、食器も出し入れしやすく、お皿のサイズもある程度融通がききます。

地震の対策も兼ねた収納と食器選び

食器というと陶器などの割れやすいものが多いように思いますが、最近では割れにくい素材のものもたくさん見かけますよね。
昔は、「割れにくい=プラスチック」のイメージが強かったですが、アカシア素材の木の食器や、竹(バンブー)素材のものなども、最近のオシャレ食器の中ではよく聞く素材です。
我が家もアカシア素材の食器をたくさん持っているのですが、この食器棚にはそうした食器をしまうようにして、もし万が一落ちたとしても、ガラスの破片が飛び散ったりするような被害が最小限になるようにしています。
とはいえ、全部が全部割れにくい食器にはできないので、たとえば重さのあるものは下の段に置くようにし、さらに滑り止めシートを敷いておくなどの対応をしています。

丼鉢なども、昔は陶器のものしかないと思っていましたが、最近では電子レンジや食洗機でも使えて、軽い素材のものなどがあり、ご家庭での使い勝手のよさなども考えながら食器を選ぶというのもひとつのポイントかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか? 食器はおいしいお料理を引き立ててくれる重要なもの。
お気に入りのものであれば使わずにしまっているなんてもったいないですし、使わない食器で収納スペースが占領されてしまっている状況はさらにもったいないです。
今一度食器棚の中を見直して、収納から日常にもゆとりを持って過ごしてみませんか?