コストコの巨大サーモンを美味しく食べきる冷凍保存テク
何かと大容量なコストコ。美味しい食材も多くて大好きですが、使い切れずに無駄にしてしまう心配も……。特に消費期限の短い生鮮食品は、買うのを躊躇してしまいますよね。そこで今回は、生鮮食品の中でも特に人気の高い、大きなサーモンの冷凍や解凍方法、活用についてご紹介いたします。
こんにちは。ライフオーガナイザー®/冷凍生活アドバイザーの佐藤美香です。
大好きなコストコ! けれども、大容量の食材が多く、食べきれずに食材を傷める心配も……。そこで購入したときに、確実に食べきれる量だけを残して、後は早めに冷凍しています。小分けにして冷凍しておくのは、少し手間がかかりますが、後日のお楽しみにもなっています。
今回は、コストコの中でも特に人気が高いサーモンを購入したときの保存や活用方法について、ご紹介いたします。
巨大サーモンを買ったらすぐにカッティング
コストコのサーモンは、肉厚で柔らかくて、家族にも人気です。先日購入した時は、100gで378円(税込)。スーパーで柵売りされているものよりお得ですが、小さめのものでも1kg近くあります。
ご家族の人数や食べる量にもよりますが、すぐに食べきれない場合は、冷凍しておくのがおすすめです。私は購入したときに、四角く切り取れる部分と、それ以外の部分に分けて切っています。
食品トレーのサイズに合わせて、サーモンが内側に折り込まれて入っているので、形の揃わない端の部分と真ん中の厚みのある部分に分けます。
真ん中の部分はまず10cm前後に切り分け、さらに細長く切っていきます。
切り終わったら、保存容器にラップを敷いて、冷凍します。
端の部分はそぎ切りにして、下味をつけて冷凍していきます。それぞれの活用方法をご説明していきます。
形を生かして、手巻き寿司やポキに
細長く切って冷凍したサーモンは、事前に冷蔵庫に移しておくだけで解凍できます。
手巻き寿司の具として使うのに便利です。すでに切ってから冷凍しているので、解凍後は包丁要らず。きゅうりやしそなど、他の具材と一緒に巻いて食べています。
また、解凍したサーモンを1.5~2cm程度に切っても使いやすいです。
わが家では、アボカドも同じくらいのサイズに切って、たれと一緒に混ぜて、ポキを作ることが多いです。サーモンとアボカドの組み合わせは最強! 彩りもよいので、サラダに使ったりもしています。
つけ汁・マリネ液につけて、漬け丼やマリネに
そぎ切りしたサーモンは、味付けして、保存袋に入れて冷凍しています。
写真は、漬け丼用にサーモンを冷凍したときのもの。
削ぎ切りしたサーモンと、その量に合わせて醤油・酒・みりんを保存袋に入れます。袋の空気を抜いたら、アルミトレーの上にのせて、薄く平たくして冷凍します。こうしておくことで、早く冷凍することができます。冷凍後は、冷凍庫に立てて収納できるので、在庫管理もラクですよ。
解凍は、あらかじめ冷蔵庫に移しておくか、流水をかけて解凍していきます。
ボールやどんぶりなどに、サーモンの入った保存袋を入れ、水を流していきます。家族が仕事の都合などで、急に「ご飯いる」なんていうときにも、すぐに解凍ができるので便利です。(普段は水がもったいないので、あまり流水解凍しませんが……苦笑)
チンした冷凍ご飯に、サッと並べるだけで、サーモン丼の完成です。お好みで、刻んだしそや海苔をのせたり、ゴマをふりかけてもいいですね。
家でおひとり様ランチ、なんていうときにも登場しています。仕事を頑張った日や、家族にイラッとしたときに、1人で好物を食べる……。これが密かな楽しみになっています(笑)。
サーモン丼の他にも、マリネを作って冷凍することもあります。保存袋に、薄切りにした玉ねぎと、みじん切りしたパセリ、マリネ液を一緒に入れて、サーモン丼と同じように薄く平たくして冷凍します。
こちらも、あらかじめ冷蔵庫に移しておくか、流水解凍しておきます。後は、お皿に移すだけ。
帰りが遅くなる日に、家にすぐに食べられる1品があるのは心強いです。疲れていると、お店に寄ってお惣菜を買って帰るのも面倒に感じることがあるので……(汗)。
まとめ
コストコのサーモンは大容量ですが、我が家は5人家族なので、外食の代わりに「サーモン祭り!」なんて、一度で食べきってしまうこともあります。
手間をかけて、小分けに冷凍するのが「面倒」と感じることも、時には……。それでも、冷凍しておくと、後々の楽しみになったり、助けになったりもします。無理なく、続けやすい方法で、これからも楽しんでいきたいです。