【心身の発達を促す】ひとり歩きの時期におすすめの遊び2選『0~2歳 あそびかた事典』Vol.6
おうち時間が増え、「子どもと遊ぶネタが尽きてきた……」と、頭を悩まされているママも多いのでは? この連載では、幼児教育者で2児の母でもある竹内エリカさんの著書『0~2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より、子どもと簡単にできる遊びのアイデアをご紹介します!
【1歳・ひとり歩き/やる気が育つ】はいはいでお布団山登り
布団やマットなどを使って段差のあるコースを作り、その上をはいはいさせます。「お山登れるかなー?」「こっちだよー」など声かけをして、楽しく段差を乗り越えられるよう応援しましょう。
あそび方のコツは?
目を覚ましたらそのまま布団でお山作り→はいはいあそびをすることで早起きの習慣づけにも。
ここを伸ばそう!
登ることに興味を持つ時期。手足の力を鍛え、運動能力を伸ばします。高い所を乗り越えようとすると自然に高ばいの姿勢に。
【1歳・ひとり歩き/やる気が育つ】ダンボールでかんたん手押し車
ダンボール箱を押して歩くあそび。子どもの胸の高さで手を置けるような大きさの箱を選ぶと押しやすいでしょう。最初は大人が前から少し引っ張り、歩き出しのサポートを。
あそび方のコツは?
フローリングのような滑りのよい場所で行いましょう。ななめ方向から呼んでカーブさせたりすると難易度アップ。
ここを伸ばそう!
楽しく歩行練習ができます。「こっちまでおいで」「歩けたね。もっと歩いてみようか」などの声かけで意欲を刺激して。
あそぶときの注意
●オモチャや物を使うあそびでは、誤飲、刺さる・ぶつかるなどのケガにとくに注意してください。
●運動系のあそびは、周囲にぶつかりそうな物がないか・人がいないかを確認し、平らなところで実施してください。落下に注意してください。
●どの動きも勢いをつけすぎず、子どもの様子を見ながらゆっくり・やさしく行ってください。
●無理はせず、子どもが自らやることをアシストするような姿勢でサポートしましょう。
●興味を示さないあそびは、無理やりやらせず、時間をおいて試してください。
書籍『0~2歳 あそびかた事典』について
特に0~3歳の乳幼児期に育まれると、将来的な成功や健全な生活につながると言われている「非認知能力」。本書では、非認知能力を伸ばす遊びを7つに分けて紹介しています。
<非認知能力を伸ばす遊び>
●自信が育つ ●意欲が育つ ●自律性が育つ
●協調性が育つ ●好奇心が育つ ●やる気が育つ ●思考力が育つ
楽しみながら、子どもの心身の発達を促すことができ、おうち遊びに悩んでいるパパ・ママに、ぜひおすすめです!
(著:竹内エリカ、イラスト:ヒビユウ『0〜2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)