ホットサンドの簡単おいしいレシピ♪　サクッ・あつあつ・トロ～リで極うま

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

サンドイッチもおいしいけれど、焼き立てのホットサンドの味はまた違ったおいしさです。サクッとしたパンの食感と香ばしさ、あつあつトロ～リとした具の味わいが何とも言えません！

いろいろな具を揃えて、焼きながら食べるホットサンドパーティーもいいですよね。子どもと一緒に作って味わえるのも魅力。挟む具材によっては、しっかりした食事にもなり、またおやつとしても大活躍します。

ホットサンドはフライパンでも作ることができます。焼き加減も調整しやすく、サクサクにもふんわりにも焼き上げることができます。

【焼き方】
①食パンにバター、またはマヨネーズを塗る（マスタードも塗る場合はこの時に）。
②フライパンにバターを溶かし、食パンを1枚乗せ、その上にスライスチーズを敷き、ほかの具材を乗せる。
③最後にもう1枚食パンを乗せて挟む。
④焼き色がきれいにつくようにフライ返しなどで上から押して焼く。
⑤焼き色がついたらひっくり返し、バターを加え、再度溶かしながら焼く。
⑥両面ともに焼き色がついたら完成。

温まることでチーズが溶けて、食パンと具がくっつき、外れにくくなります。全体に均一に押すと、焼き色も全体につきます。

具の並べ方によって断面がきれいになる方向があります。切る方向を確認してナイフは小刻みに動かしてパンや具材をつぶさないようにするときれいに切ることができます。

厚みのない具材を挟むとかなりぺったんこ。バターで焼いたパンは、こんがりと香ばしく、さっくり！ 蓋をして焼いているわけではないので、余分な蒸気が抜けてサクサク感が増しているようです。

■焼き加減を好みで調整できる。
■さっくり食感がとにかくおいしい。
■パンのサイズ（大きさ、厚み）を調整しなくてもいい（フライパンに入ればOK）。
■普段使っているフライパンで焼ける。

■パンの端が接着しにくい。
■具材が多いと外れやすくて食べにくい。
■ずっと火加減を見る必要があるため、つきっきりになる。

具だくさんの厚みのあるタイプは、上手に焼くことが難しい面もあります。そんなときは、具とパンをくっつけてくれるチーズを2枚使って、上下ともに接着してみてください。

全体を均一に押して焼くと、厚みのある具はつぶれ、はみ出てしまいます。そんなときは、端を重点的に押して接着。鍋の蓋を使って重しにして焼くこともできます。

それでも厚みがあれば崩れやすく食べにくさを感じてしまうことも。その場合は、焼き上がりをワックスペーパーで包んでからカット。見た目も食べやすさもUPします。

ホットサンドを作るホットサンドメーカーはたくさんの製品があり、それぞれ特徴がありますが、大きく分けると直火式と電気式の２つになります。

直火式は、ガスコンロや炭火などで焼くタイプ。IH調理器具は使えるものと使えないものがあるので、購入前に必ずチェックしましょう。ほとんどの製品はプレートが2枚対で合わさり、パンと具を挟んで焼き、途中でひっくり返して両面を焼く仕様となっています。

ちゃんと閉じれば、崩れたり、こぼれたりすることもないので焼きやすいです。厚みに限界がありますが、ぎゅっとつぶすようにして閉まれば大丈夫。しっかりとパンの端がくっついたホットサンドが焼けます。

プレートは食パンのサイズになっていますが、パンの耳がついたままでも焼けるものと、耳をカットしないと入らないものとあります。また、半分に分けやすいように凹凸がついているハーフカットタイプは、食べやすいですが、閉じる部分が増えるので、具を入れすぎるとはみ出てしまうことも。食パンの厚みは多くの製品で6枚切りか8枚切りが推奨されています。

オーブントースターやグリル用の金属製の網タイプもあり、両面加熱するトースターやグリルならひっくり返す手間も要りません。

■焼きやすい。
■パンの端がしっかり閉じる。
■食べやすい。
■屋内外で使いやすい。
■厚みのあるホットサンドが焼ける（ハーフカット用のプレートよりも凹凸なしのタイプが具たくさんのホットサンドには向いています）。

■炭火などで焼く場合は火加減が難しい。
■パンのサイズが限定される（大きさ、厚み、耳ありなしか）。
■価格の幅がかなりあって、高値なものもある。
■重さ、洗いやすさ、使いやすさは製品によってバラつきがある。
■ずっと火加減を見ていないといけない。

電気式のホットサンドメーカーは直火と同じく、2枚のプレートでパンを挟んで焼きます。このプレートは製品によって本当に種類が多く、取り外し可能で、ほかのプレートと交換して多種類のものが焼けるものと、ホットサンドに特化したものとがあります。

プレートの大きさや形によって、食パンの耳つきでも焼けるものと、耳をカットしなくてはならないものとあります。焼き方は直火式と同じで、プレートにパンを置き、具を乗せて、パンを被せて蓋を閉めて焼きます。電気式のいいところは閉じて焼くと、両面同時に焼けるところ。タイマー機能がついていれば、焼いている間いなくてもOK！

電気式のホットサンドメーカーの焼き上がりは製品によってばらつきがあるようですが、蓋をして蒸し焼き状態になるので、フライパンで焼いた場合と比較するとふっくら柔らか。中の火の通りもいい気がします。しっかり端が閉じるので、パンがずれることもなく、安定した仕上がりに。子どもでも扱いやすいので、一緒に作るなら電気式がオススメ。

■仕上がりがキレイ。
■子どもでも使いやすい。
■食卓で使うこともでき、焼きながらアツアツを食べることも可。
■種類が豊富。多機能な製品も多い。
■ふっくら柔らかな仕上がりで食べやすい。
■厚みのあるホットサンドが作れる（製品の形状によって）。
■焼いている間、ずっとつきっ切りでなくても大丈夫。

■パンのサイズが限定される（大きさ、厚み、耳ありなしか）。
■多機能な製品は高値。
■プレートの取り外しができないと洗いにくい。
■本体は電化製品のため、丸洗いできないので、汚れがついたときに手入れしにくい。

ホットサンドメーカーの種類によって焼き上がりや、向いている具材がありますが、焼き立てのおいしさはどれも格別です。定番の具の組み合わせや、残り物おかずを使ってリメイクするのも◎。スイーツ系もオススメです。

BLTはベーコン・レタス・トマトの略。日本でも今や定番中の定番サンドイッチですよね。基本はベーコンとレタス、トマトが挟んであるものを指しますが、今回はさらに卵をプラス。半熟の目玉焼きがよく絡んで間違いなしのおいしさです。

食パンにバターまたはマヨネーズを塗り、スライスチーズ・焼いたベーコン・輪切りのトマト・半熟目玉焼き・レタスの順にパンの上に重ねて焼きます。パンがふやけないように、トマトとレタスの水分はキッチンペーパーで取っておきましょう。

ホットサンドの代表「ツナメルト」はツナマヨを挟んだチーズホットサンド。スクランブルエッグも挟んで厚みのある食べ応え満点のホットサンドにしてみました。

食パンにマスタードを塗り、スライスチーズ・スライスオニオン・ツナマヨ・スクランブルエッグ・ちぎったパセリの順に重ね、最後に再びスライスチーズを乗せて挟みます。厚みがあるので、スライスチーズは2枚使って食パンと具がくっつくようにすると食べやすくなります。

ハンバーガーとはまた違った味わいのハンバーグホットサンド。カリッとしたパンの食感が新鮮です。千切りキャベツのシャキシャキ感と一緒に味わってください。

食パンにバターまたはマヨネーズを塗り、スライスチーズ、ハンバーグ、千切りキャベツの順に重ねて挟みます。

カレーは中途半端な量が残りやすいもの。ホットサンドでは使う量は少ないので、最後に作ってみてはどうでしょうか。ゆで卵も重ねて、卵チーズカレー味にしてみました。

食パンにバターまたはマヨネーズを塗り、スライスチーズ・カレー・スライスしたゆで卵・スライスチーズを重ねて挟み焼きます。焼き立てはカレーが流れ出て食べにくいのですが、あら熱が取れてくると落ち着き、食べやすくなります。

おやつや小腹が空いたときにおすすめのスイーツ系ホットサンド。バターやクリームは焼くときに溶けてしまうので餡にクリームチーズを合わせてみました。

食パンにクリームチーズを厚めに塗り、あんこを重ねて挟みます。餡は、つぶ餡でもこし餡でもお好みで。

なんちゃってアップルパイもホットサンドで手軽に楽しめます。しっかりめにこんがり焼いてサクッとした食感に仕上げてください。

煮りんご、カスタードクリーム、ナッツを準備します。りんご1個に砂糖大さじ2、バター5gを加えて加熱すれば煮りんごができます。

食パンにバターを塗り、カスタードクリーム・煮りんご・刻んだナッツを重ねて挟み、こんがり焼いてください。

ホットサンドはフライパンでも専用器具でも作れます。それぞれに焼き上がりや使い勝手は違うので、使いやすい方法で作りましょう。ほかにもおいしい具の組み合わせはたくさんあるので、火傷に気をつけながら、いろいろなホットサンドを親子で作って味わってくださいね♪