
家中どこでも使えて便利! 専門家が教えるマグネットの活用法6選
100均などで手軽に購入できるマグネット。最近は、家の中でマグネットを上手に活用している人も多いですね。今回は片づけや暮らしを楽にしてくれるマグネットの活用法をお伝えします。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
冷蔵庫に学校のプリントを貼ったり、マグネットつきのキッチンタイマーを使用したりなど、家の中でマグネットを活用している人は多いですよね。特にキッチンでの出番が多い印象のマグネットですが、キッチン以外でも活用すると、家事や育児がグンと楽になりますよ!
今回はそんなマグネットの活用法を紹介します。
マグネットの種類は?

家の中で活用できるマグネット。その形状や大きさ、厚みなど以下のタイプによって形状も使い道も幅広くあります。
・シート状マグネット
・通常の丸型マグネット
・強力マグネット(丸型が多い)
・フックつきマグネット
・マグネットつきの生活雑貨
などなど……
それぞれを活用してできる暮らしのアイデアを紹介します。
シート状マグネットの活用事例

シート状マグネットの利点は、使う用途に応じて大きいままで使用したり、小さく切って利用できたりと、アレンジの幅がきくところです。
我が家ではシート状のマグネットにラベルを貼り、買い物チェックシートとして活用しています。
強力マグネット活用事例(キッチン編)
100均やホームセンターなどで購入できます。粒状のものが多く、大きさも小さいものから大きいものまであります。小粒でも磁力が強いのが特徴です。


我が家では、置き場所に悩むボックスティッシュの収納に使っています。
やり方は簡単、ボックスティッシュの裏側に強力マグネットを貼るだけでOK! キッチンの磁石がつく壁にならどこでも、ピタッと貼りつきます。
磁石がつかない壁の場合は、壁側・ティッシュ側両方に貼ることで、キッチンでティッシュを浮かせて収納することができますよ。この場合、壁紙がテープを貼っても問題がない素材かどうか、確認してからにしましょう。
箱にきちんとマグネットを貼りつけないと壁から落下してしまいますので、しっかりとつけましょう。ティッシュを浮かせることで、キッチンの作業台が広く使えて便利です。
強力マグネット活用事例(玄関編)

玄関も磁石つきのドアを使用しているご家庭が増えています。その磁力を利用して、玄関で使用する雑貨をつけています。
たとえば、印鑑。宅配受け取りの際に便利です。我が家では、個人情報を消してくれるスタンプに、小粒の強力磁石をつけて玄関ドアにペタリ。いらないDM(ダイレクトメール)などは玄関にゴミ箱を置いておき、このスタンプで宛名を消してから捨てています。
玄関にスタンプがあるおかげで、不要なDMを部屋の中に持ち込まずに済むのです。
フックつきマグネットの活用方法
さまざまなものを引っ掛けて使用できるフックつきのマグネットも便利ですね。磁石とフックの大きさによってかけられるものの大きさも変わりますので、掛けたいものに応じてフックの大きさも選びましょう。
我が家では、玄関や書斎、洗面所で活用しています。
玄関の鍵収納に

玄関ドアに鍵などを引っ掛けて使用しています。帰宅後はこのフックに鍵を掛けておけば、出かけるときに「鍵が見当たらない!」と焦ることはありません。
革靴などを履く際に使う靴べらもフックにかけておきます。
また、洋服ブラシをかけておけば、帰宅後に埃や花粉をさっとブラッシングすることもできます。
イヤホンを掛けて

テレワークで増えたオンライン会議。その際に使用するイヤホン収納のためにフックを活用しています。
我が家の場合は、たまたま机の脚が磁石がつく素材だったため、マグネットつきフックを活躍しています。
洗濯ネットを掛けて

洗濯機に洗濯ネットを掛けるのに使用しています。洗濯ネットを引っ掛けておけば、家族が自分でマスクなどの小物を入れてくれます。
マグネット収納の注意点
マグネットを使用する際の注意点は、重さに注意すること。特にマグネット同士をくっつけて使用する場合は、つけるものの重量が重すぎると落下の原因になってしまいますので注意しましょう。
また、マグネットに近づけないほうがいいものもあります。例えばクレジットカードや時計、ペースメーカーなどです。そういったものの近くには、マグネットを置かないようにしましょう。
まとめ
家の中で幅広く活用できるマグネット。形状や磁力の強さ、付属するフックなどを上手に活用することで、便利な道具へと変化してくれます。
暮らしが便利になる仕組みづくりに、マグネットをぜひ上手に取り入れてみてくださいね。