パパママ編集者も使った! 小学校入学準備におすすめのドリル&まなび本 #推し本教えてください!
出版社で働く本のプロが毎月テーマに沿ったおすすめの本を紹介! 季節やイベントを楽しめる本、子どもと読みたい本、育児に悩むママ・パパの心を軽くする本などなど、「今、読みたい本」が見つかるかも?
【12月のテーマ】子どもが楽しく取り組める! 小学校入学前の勉強におすすめのドリル&まなび本
子どもが3~4歳になったころから気になってくるのが小学校入学前の勉強。けれど、いざドリルを買ってもなかなか子どもが取り組んでくれない……なんて話も先輩パパママからよく聞きます。せっかく勉強の習慣をつけるなら、無理強いをせずに、子どもが楽しく取り組めるようにしたいもの。
今回は、小学館クリエイティブ、日本文芸社、世界文化社、ワニブックスの編集者4名にご協力いただき、"子どもが楽しく取り組める"小学校の入学準備におすすめのドリルやまなび本、知育本をご紹介。年末年始の時間のあるタイミングなどを使って取り組めば、入学時にいいスタートダッシュが切れますよ♪
『動画でおぼえちゃうドリル 笑えるひらがな』(立石美津子・著/小学館・発売、小学館クリエイティブ・発行)
このドリルは、その名の通り動画でひらがなの書き方をおぼえられるドリルです。
動画はひらがな全46文字分あります。
お家の方はドリルにあるQRコードを読みこんで、動画をみせてあげるだけ。
教える必要はありません。
ひらがな指導歴約30年間の著者がユニークな先生として登場し、パペット人形やたくさんの小道具を使って楽しく解説します。
ひらがなに興味がないというお子さんも、見入ってしまうこと間違いなし。
「入学までにひらがなをマスターさせたいけど、どうやって教えたらいいの?」という親御さんにおすすめです。
書く順番と字の形が自然に身につく「まほうのことば」も紹介。
書いておぼえるのではなく、動画をみてイメージでおぼえることができるので、たくさん書かずに正しい書き方が身につきます。
お家の方はちょっとラクをしながら、お子さまは楽しくひらがなの書き方をおぼえられちゃうドリルです!
この本をおすすめしてくれたのは…
小学館クリエイティブ 書籍企画部
板垣千春さん
子どもにドリルをやらせるのって結構大変ですよね? 私も長男(5歳)にドリルをやらせてみていますが、教えても思うようにやってくれなくてイライラしっぱなしです。このドリルは、親が教えなくていいというのがうれしいポイントです。
どんな内容か知りたいという方は、YouTubeチャンネル「小学館クリエイティブック」で12文字分の動画を公開していますので、ご覧ください!
『まほうのひらがなれんしゅうちょう』(山下 静雨 、武田 静風 ・監修/日本文芸社)
子どもに正しく美しい「ひらがな」を覚えさせるには、文字をなぞるのではなく、子どもが自ら積極的に取り組めるような、楽しいしかけが必要です。
本書では、「正しい書き順と形」、「バランスがよくクセのない美しい字」をイラストをふんだんに用いて楽しく解説します。
「1・みておぼえる」「2・ゆびでふれる」「3・じゆうにかく」の3ステップで、どんな子でも見違えるようなきれいな字になります!お子さんとのコミュニケーションを楽しみながら、上達ぶりをほめてあげましょう。
この本をおすすめしてくれたのは…
日本文芸社 書籍編集部 編集長
坂 将志さん
私自身、きれいな文字にずっと憧れていましたので、「わかりやすい」「楽しい」、そして「美しい」ひらがなを、子どもの誰もが書けるようにとの願いからスタートしました。スタッフのお子さん、お孫さんにも協力を得て、また監修の先生方の熱心なご指導により、読者から「美しく理想的な文字」との評価もいただき、期待通りの本ができたと思います。当時、小6だった次女も、親に似ずきれいなひらがなが書けるようになりました!
『〈3~6歳〉親子で読みたい にっぽん まるごと!ちず・行事ずかん』(由井薗 健・監修/世界文化社)
かわいいイラストで楽しく「にっぽん」を学べる、はじめての絵ずかんです。
この1冊に、ちず、行事、文化まで、「にっぽん」がまるごとぎゅぎゅっと詰め込まれています。
名門・筑波大附属小学校の由井薗健先生の監修で、小学校でも習う内容を3~6歳の子どもの興味を引き立てるように解説しました。
お正月や節分などの行事があれば「どんな意味があるのかな?」、旅行の際は「今度ここに行こう」など、つど本書を開いてみてください。
3~6歳の「なぜなぜ期」に湧き出る好奇心をのばし、親子で楽しく「にっぽん」を学べます。
入学準備におすすめ! プレゼントにも必ず喜ばれる1冊です。
この本をおすすめしてくれたのは…
世界文化ブックス 児童書編集部
大友 恵さん
子どもが3歳を過ぎたころから、行事の由来など「なんで?」と聞かれることが増えてきました。 そうした「?」に答えながら、楽しく学べる絵本があればと刊行したのが本書です。
5歳になった最近では、福井県の地図上に恐竜のイラストを見つけて「今度ココに行きたい」というリクエストも。本書が子どもの関心の幅を広げることに役立っていると感じます。 ぜひ、親子でお楽しみいただければ嬉しいです!
『いちばんたのしい! ピアノえほん【おうた付き】』(ワニブックス)
「こんな商品がほしかった! 」――の声からうまれたあたらしい「ピアノえほん」です。
いままでの「ピアノえほん」にはないこの商品だけの新機能を2つも搭載しました。
★① 「メロディーのみ/歌声入り」どちらも選べる!
・歌声入りだから初めての曲でも安心。お子さんひとりでも弾けます◎
・歌声に合わせてピアノを弾くのもおすすめです(伴奏者みたい♪)
★②「おしゃべりピアノ機能」で録音した声がピアノの音になる!
・録音した声や音が「ド」「レ」「ミ」の音階になります♪
・使い方は無限大!プログラミング的思考にも◎
まよったらコレの声、続々!
年齢に合わせてなが~くあそべる「ピアノ絵本」のまさに【決定版】。
人気のアニメ曲やクラシックはもちろん、学校で習う童謡も多数収録。
「音楽の知育・まなび」として、小学校入学の準備にも最適です!
おすすめの年齢:0歳~6歳(年齢に応じた遊び方[弾き方]ができます)
この本をおすすめしてくれたのは…
ワニブックス 新書編集部(児童書も担当) 編集者
内田克弥さん
お子さんが歌声に合わせてピアノを弾いているのを見たときの感動(かわいさ)たるやたまりませんよ!
また、「おしゃべりピアノ」機能では、子どもの発想力に驚かされることうけあいです。
ちなみに私の息子(4歳)の録音第一声は「トトロ!」でしたが、「トトロ!」がドレミの音階になって「となりのトトロ」を弾いていたときはシュールでした(笑)。
音楽(幼児)教育として人気が高いピアノを楽しく手軽にはじめるのに最適な商品です!
「楽しい」と思えることが勉強の習慣づけのカギ! 楽しく学べる新一年生になろう
勉強を習慣づけるには、子どもが「勉強が楽しい」と思えることが大切。今回は、子どもが自ら進んで取り組めるドリルやまなび本、知育本を紹介しました。
「できる」「できない」にこだわりすぎず、まずは子どもが楽しく取り組めているかどうかを大切にしてあげてくださいね。
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(協力:小学館クリエイティブ、日本文芸社、世界文化社、ワニブックス/マイナビ子育て編集部)