【我が子に伝えたい10のこと】パパから息子に宛てた言葉に号泣する人続々「他人が読んでも泣く」「本当の愛」
Twitterで話題の投稿を編集部がピックアップ! 今回は、パパが1歳半の息子さんに宛てた、「涙なしでは読めない」ある言葉をご紹介します。
パパが我が子に伝えたい10のこと
外科医として働きながら小説家としても活動する中山 祐次郎 Yujiro Nakayama, MD(@NakayamaYujiro)さん(以下、中山さん)が、1歳6カ月の息子さんである"なっちゃん"に宛てた言葉がTwitterで話題です。
ある日「息子に絵本を作りたい」と思い立ち、その前段階として「息子に伝えたいことがある」と気づいて言葉にしてみた中山さん。5分でまとめたそれらを読み返してみると、中山さんは思わず涙してしまったそうです。
中山さんが「読み返して泣いて」しまった「なっちゃんに伝えたい10のこと」がこちら。
なっちゃんに伝えたい10のこと
作 パパ・ママ
p.1 なっちゃんに伝えたいことが10こ、あります。
p.2 なっちゃんおふろをでたあとは、からだがとってもひえやすい。はやめにパジャマをきましょうね。
p.3 なっちゃんおもちゃはたのしいね。ひとりでやるのもいいけれど、ともだちいっしょにあそぼうね。
p.4 なっちゃんけがしていたいとき、ほかのみんなもいたいかも。みんなのかおを、みてみよう。
p.5 なっちゃんしっぱいしたときは、うんがいいとおもおうね。せいこうのひけつ、てにいれた。
p.6 なっちゃんいつかともだちが、とってもこまってないてたら、まずは「よしよし」してあげよう。
p.7 なっちゃんいつかじぶんだけ、えらいようなきがしたら、それはおおきなまちがいです。みんなにいおう、ありがとう。
p.8 なっちゃんきみのふとまゆを、わらうひとがもしいたら、「これはパパのいでんだよ」といえばいい。
p.9 なっちゃんきみのおおきなめ、すてきというひとがいたら、「これはママににたんだよ」といいましょう。
p.10 なっちゃんいつかさみしさに、うめつくされてしまったら、いつでもおうちにかえってね。パパとママと、ギューしよう。
p.11 なっちゃんいつかいつの日か、パパとママがいなくても、きっとしあわせになりなさい。きっとしあわせになりなさい。
"なっちゃん"を思う気持ちにあふれた言葉に、Twitterでは「いいな、先生のお子さん幸せですね」「成長の節目、節目で何度も見返し、語りかけてくれる絵本になりそうですね」とたくさんのあたたかいリプライが。
また、親心を代弁した文章に「なっちゃんの部分をお子さんの名前に読み替えて号泣しちゃうママパパ多いと思いますよ」とのコメントも寄せられていました。
そこで、今回は中山さんに絵本を作ろうと思ったきっかけや、「なっちゃんに伝えたい10のこと」に込めた思いなどをお聞きしました。
中山さん 息子は最近、絵本が好きで、よく妻や私が読み聞かせをしているのですが、もっと直接息子に伝えたいことがあるなあ、とふとあるとき思ったのです。まだ言葉もほとんどわからず、それでも伝えたい。だから絵本を作りたいと思いました。
――伝えたいことをきちんと形にしようとする行動、とても素敵です。「なっちゃんに伝えたい10のこと」を書くにあたって、こだわった点はどこですか?
中山さん 語りかける口調になるよう意識し、そしてリズムよく読めるようになるべく七五調(しちごちょう)にしました。
――たしかに、実際に口にしてみるととてもリズミカルな文章で、何度も口ずさみたくなりますね。息子さんには、どのようなときにこの絵本を読んでほしいですか?
中山さん 息子には、こういうものを押しつけるのもあんまり好きではないので、もし気に入ってくれたら読んでもらいたいと思います。パパもママも、今は健康ですが100年後には100%死んでいますし、いつ死ぬかわかりませんから。
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きっとこの言葉は、大きくなった"なっちゃん"の大切な宝物になると思います。中山さん、素敵なお話をありがとうごさいました。
投稿主 中山 祐次郎 Yujiro Nakayama, MDさん
Twitter @NakayamaYujiro
(マイナビ子育て編集部)
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