コロナ禍で妊娠希望の女性10.5%が妊活を延期ーー再開はいつごろを予定している?
ROLLCAKEは3月14日、現在妊活を延期または休止した現在子どもがいない既婚女性315人を対象に実施した「コロナ禍の妊娠・出産」に関する意識調査の結果を発表しました。
妊活を延長した理由は「子どもへの感染リスクを考慮」が最多
事前調査で、新型コロナウイルス感染症の「オミクロン株」感染拡大を受けて妊活に変化があったかを質問したところ、10.5%が「妊活を延期または一時休止」したと回答しました。
妊活を延期(一旦、休止した)した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「子どもへの感染リスクを考慮」(53.0%)でした。次いで「通院などによる感染リスク」(48.6%)、「立ち会いなど希望の出産ができない」(32.7%)となっています。「通院などによる感染リスク」は、昨年調査時より、13.4%減少しました。
妊活を延期している平均期間は、約12.2カ月でした。21.0%は「すでに再開している」と答えています。
現在も妊活を延期している女性に、妊活の再開時期はいつ頃を予定しているか尋ねると、20.9%が「コロナウイルス感染症拡大が落ち着いてから」と回答しました。次いで「2022年4月以降」(17.7%)が多くなっています。
コロナ禍での妊娠・出産で心配だと感じていることを聞くと、1位は「コロナによる胎児への影響」(74.9%)、2位は「コロナ禍での通院」(64.4%)、3位は「立ち会いや面会が制限されてしまう」(62.9%)でした。
調査概要
調査時期:2月21日~28日
調査方法:インターネット調査
調査対象:将来の妊娠・出産を希望している/現在子どもがいない既婚女性3,246人(事前調査)
「妊活を延期した(一旦、休止した)」と回答した315人(本調査)
ROLLCAKE
http://rollcake.co/
(マイナビ子育て編集部)