働くママの苦労が、どれもわかりすぎて切ない! 「子どもに罪悪感」「100%の仕事ができない」「自分の時間ゼロ」
やりがいはもちろん、経済面も考えて続けている共働き。仕事を続けることでメリットはたくさんありますが、子育てをしつつ共働きをしている家庭ではそれが大変に感じることも。いったいどのようなことに苦労やデメリットを感じているのか、現役の働くママたちに聞いてみました。
子どもとの時間が少なくなる
共働き家庭では、平日のスケジュールは分刻みです。朝は早起きして、子どもの支度と自分の支度、朝食を食べさせて園や学校へ。帰宅後はすぐに食事やお風呂。小学生のお子さんがいる家庭では、宿題の丸付けや音読を聞いてあげたりと、あっという間に寝る時間になります。
子どもの成長を考えると、睡眠時間はしっかり確保してあげたいし……。平日に子どもと過ごす時間は4時間程度という場合も多いのではないでしょうか。休日も家事に追われて、思うように時間が取れないのはデメリットですが、時間の量より質を高めることを心がけたいですね。
100%の仕事ができない
子育てのために100%仕事の能力を発揮できないとなれば、共働きをデメリットと感じるかもしれません。しかし、共働きを選択したのは単に経済的な問題だけではないでしょう。仕事は人生の大きな部分を占めています。やりがいのある仕事は、生きる目的のひとつ。「共働きだから」「子育て中だから」こそ気づくことを業務内容や職場環境の改善に活かせるような視点を持ちたいですね。
子どもに負担をかけてしまう
共働きのデメリットは、平日に身動きが取れないところ。「子どもに平日の習い事をさせてあげられない」という声もありました。海外では、フレックス制度などを利用し、午前中はパパが家に、午後はママが家にいる、という働き方をしている家庭もあります。日本の職場もコロナ禍により働き方改革が進み、以前よりは自由な働き方ができるようになってきました。常に子どもと一緒にいることがベストな子育てとも限りませんし、罪悪感を持ちすぎないことも大事ですよ。
自分のための時間がない
共働き、夫婦ふたりで子育てをしているはずなのに、なぜかワンオペ育児状態という女性がたくさんいます。家事も育児も背負っていては、自分の時間がなくなるのは当たり前ですね。令和となった今でも、「家事・育児をするのは女性」という風潮もまだまだ根強く残っています。せめて半分をパートナーに背負ってもらいたい! 共働きをしながら働く女性の切実な願いです。
まとめ
共働きをしながら子育てをすることで、ママが感じる苦労やデメリットをご紹介しました。わかる、わかると思わずうなずいてしまう答えも多かったのではないでしょうか。一方で、苦労やデメリットがあるということは、改善できる余地があるとも言えます。夫婦の分担を見直したり、一定期間働き方を変えてみたり、便利な家電やサービスに頼ったり、今よりベターなスタイルを探してみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月5日~4月24日
調査人数:164人(22歳~40代までの働くママ)
(マイナビ子育て編集部)