ゼラニウムの花言葉｜ゼラニウムの名前の由来も解説

ゼラニウムの全般的な花言葉は「信頼」「真の友情」「尊敬」「決心」。

ゼラニウムの花が真ん中に集まり、寄り添うように咲いている形状から、自然と集まってくる様子が「真の友情」を表していると言われているようです。

外国では少し違う意味の花言葉が付けられていて、「愚かさ」「良い育ち」「上流階級」。ゼラニウムという花が上流階級の人たちに好んで育てられたことから、この花言葉が生まれたようです。

ゼラニウムは、その見た目からは想像がつかない香りをしています。なんと虫にも嫌われる香りだとか…。その香りから、「愚かさ」という花言葉が生まれたという説があります。品種によっては、虫よけ効果も期待できるそうなので、庭先に置いておくのもよさそうですね。

赤いゼラニウムの花言葉は、「君ありて幸福」「あなたがいて幸せ」という花言葉があります。花を贈るときには、その花言葉を気にされる方が多いですが、赤いゼラニウムは大切な人に贈るのにピッタリですね。

ピンクのゼラニウムの花言葉は、「決心」「決意」。
何かを決める時にぴったりなの贈り物になるのでは？ 結婚のプロポーズなどにいかがでしょうか？

白いゼラニウムの花言葉には、「私はあなたの愛を信じない」という花言葉があるそうです。あまりいい意味の花言葉ではないですね。間違って花束に入れないよう、細心の注意を払わないといけません。外国では、「嫌いな方に贈る花」いうイメージがあるそうです。

黄色のゼラニウムの花言葉は、「偶然の出会い」「予期せぬ出会い」などです。
出会ってすぐに意気投合したり、好意を持ったという方に贈ってみてはいかがでしょう？

ゼラニウム全般の花言葉には怖い意味はありません。

しかし、ゼラニウムは色別に違う花言葉を持っているため、少し怖いと思われるようなネガティブな意味を持つ花言葉も存在します。

特に白いゼラニウムには、「私はあなたの愛を信じない」という花言葉があるそうです。英語の花言葉も「indecision（優柔不断）」と、あまり良い意味ではありません。純潔や純粋さをイメージさせる花言葉が多く付けられる中、白いゼラニウムには少し違った花言葉があります。

ゼラニウムは、世界に約280種類あり、大きく4つに分けられています。1年草の「ペラルゴニウム」、イギリスで作られた四季咲きの「ゼラニウム」、原種で葉に香りがある「ハーブゼラニウム」、茎が這うように伸びる「アイビーゼラニウム」の4つです。

赤、白、黄色、ピンクなど色とりどりの花を咲かせ、葉は丸く香りがよく、ハーブとして分類されているゼラニウムもあります。‐5℃以下にならなければ室外で育つことができ、初心者でも育てやすい植物です。挿し木で増えることができますので気軽に楽しむことができます。ヨーロッパの街並みで窓辺に飾られている花の代表的な花はゼラニウムです。

ハーブゼラニウムは古くからヨーロッパで栽培され、多くの種類と色があり、品種によってその香りは異なります。なかでも「ローズゼラニウム」や「レモンゼラニウム」は、アロマオイルの原料として使われています。他にも虫よけとしての効果もある種もあり、昔から親しまれています。

・分類…フウロソウ科ペラルゴニウム属・フウロソウ科フウロソウ属
・原産地…南アフリカ
・別名…天竺葵（テンジクアオイ）
・開花期… 4月～6月、9月～11月頃
・出回り期…周年（最盛期は5～9月）

属名の学名「Pelargonium（ペラルゴニウム）」は、ギリシア語の「pelargo（コウノトリ）」を語源とし、花後の種子に突起があり、 その形がコウノトリのくちばしに似ていると考えられて名付けられました。 さらに和名では「テンジクアオイ（天竺葵）」という名前になっており、天竺は異国産のという意味があります。 ゼラニウムの葉がアオイの葉にそっくりであることから、つけられています。

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ゼラニウムが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

ゼラニウムを人に贈るときには花言葉の意味に気を付けましょう。
花言葉の説明でも触れましたが、ゼラニウムは花の色によって花言葉が変わり、贈る相手によってはやめておいた方が良い意味合いものがあります。かわいらしい見た目に騙されず、花言葉をしっかり確認してから、贈る相手を決めることが大切ですね。

ゼラニウムは品種により葉に独特な香りがあり、一般的な園芸品種の多くは青臭いにおいを放ちます。
ゼラニウムの香りは虫よけやアロマとしても利用されています。

ヨーロッパでは、ゼラニウムのにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置く花の定番になっています。
また、魔よけや厄よけの効果もあるとされているそうです。

とくに香りがいいのは、ゼラニウムのなかで芳香を放つ品種をセンテッドゼラニウムといいます。
その他にも、バラのような香りのするローズゼラニウムやレモンのようなすっきりとした香りがするレモンゼラニウムなどがあります。

ゼラニウムは、カラーバリエーションも豊富で贈り物にぴったりな印象ですね。ハーブオイルとして、香りを知っている方もいらっしゃったかもしれません。身近なお花なので、自分好みのゼラニウムを見つけてみてくださいね。