
100均の「くつした整理カップ」は小物整理の定番に最適! 使える4つの収納実例
靴下用として100均で販売されている「くつした整理カップ」。実は靴下以外にも、さまざまなアイテムが収納しやすいと人気のケースです。家の中、至るところで活躍する可能性を秘めたこのケースの使い方収実例をご紹介いたします。
こんにちは。名古屋在住のライフオーガナイザー®中矢くみこです。
引き出しの中に細かいものを収納するときに重宝するのが小さめの入れ物。この使い勝手にぴったりなのが、100円ショップでも人気の高い「くつした整理カップ」です。クローゼットのみならず、リビング、洗面所で大活躍してくれているんです。
「くつした整理カップ」は3サイズ展開
ダイソー、セリア、キャンドゥで購入できる「くつした整理カップ」には、3つのサイズがあります。

価格は全て110円。3タイプは「S・M・L」で以下の大きさです。
S(4個):約6.2cm × 8cm × 6.2cm
M(3個):約7.4cm × 8cm × 7.4cm
L(2個):約8.7cm × 8cm × 8.7cm
ケース側面には連結用の穴が2面、突起(約3mm)が2面についています。いくつかを並べて使うときには、突起の部分を穴にカチッとはめ込めば連結完了です。連結すると引き出しの中でバラバラと動いてしまうことも防げて、収まりよく収納することができるのも嬉しいポイント。

素材はポリプロピレンでできています。半透明なので、シンプルな見た目の収納にも馴染みやすいです。
我が家で収納しているものは「子ども用の靴下」「リビングの文房具」「薬類」「洗面台鏡裏のブラシ」の4ヶ所。物に合わせて、S・M・Lを使い分けています。
① 子どもの靴下にはMサイズ
我が家では、小2の双子の息子たちの靴下入れに使っています。それぞれのサイズに入れて出し入れしたときに、使いやすいと感じたのはMサイズ(写真真ん中)です。

Sサイズの場合、子ども用の靴下なら入りますが、厚みがあったり、長めのものだと、すこし窮屈に感じます。ただ、コンパクトなスペースにギュギュっと収納したいときや、ひとつひとつギュッとしまうことが面倒でない方は、Sサイズでも問題なく使えます。

私はポイっと放り込む感覚で楽に片づけたいタイプなので、収納スペースに余裕があるならLサイズにゆったりと収納したいところです。
② 文房具にはSサイズ
文房具の中でもクリップなどの細かいアイテムは、購入時のパッケージのままより、出して収納すると、さっと取り出すことができるようになります。クリップなど細かいものを収納するのはSサイズがピッタリ。

収納のポイントは、ひとつのカップの中にはひとつのアイテムだけ! 混ぜないことです。お目当てのものが探しやすいですし、在庫量も一目瞭然です。
ただ、ケースの深さが8cmあるので、小さなクリップなどは底のほうに沈み込んで取りにくく感じます。

メラミンスポンジなどで底上げをすると、取り出しやすさがアップしますよ。
③ 子どもが使う絆創膏収納にもぴったり
薬箱の中でも、小さめのSサイズが大活躍です。
我が家では子どもが絆創膏をよく使うので、購入したタイミングで箱から出して、ひとつひとつバラバラにしてボックスに入れています。Sサイズなら、絆創膏の数が減ってきてもケースの中で倒れません。

皮膚科で処方されている開封した塗り薬も、ケースにひとまとめにしています。キャップの蓋やラベルを上にしておけば、どの薬かパッと見て判断できますし、取り出しやすくなります。

④ ヘアブラシ用にはゆとりのあるサイズ選びを
洗面所の鏡裏に収納しているブラシにはLサイズを使っています。くつした整理ケースの高さが8cmと高めなので、ヘアブラシを立てて収納しても倒れにくく安定感があります。

ブラシよりひとまわり大きいLサイズなら、サッと引っかかることなく出し入れできます。
鏡裏収納は奥行きが浅く、うまく収納するのが難しい場所のひとつです。メイク用品やフロス・歯間ブラシなどの細かいものも「くつした整理カップ」のSサイズに収納するとよさそうです。
まとめ

靴下収納として100円ショップで販売されている「くつした整理カップ」。今回、紹介した使い方以外にも、まだまだいろんなものを収納できそうです。
「小物用のトレーがカップでは高さが少し足りない……」そう感じたときには、細かく仕切る収納アイテムとして使ってみてはいかがでしょうか?