江口病院江口ゆういちろう先生｜佐賀の人々と共に歩む病院

#クリニック探検隊

佐賀県小城市JR久保田駅から車で3分の場所にあるのが、江口ゆういちろう先生が副理事長を務める江口病院です。今回は、江口ゆういちろう先生に病院の特徴や、日々の診療で心がけていることなどについて伺いました。

お話をお聞きした先生
江口病院副理事長

江口ゆういちろう先生

福岡県久留米市生まれ、佐賀医科大学卒業。
【経歴】
平成6年　佐賀医科大学内科講座に入局
平成10年4月　埼玉医科大学消化器・肝臓内科助手へ国内留学
平成13年10月　佐賀医科大学内科学講座助手
平成22年1月　同総合診療部講師として勤務
平成24年1月　佐賀県の肝がん死亡率全国1位という汚名を返上するための一大プロジェクトの総責任者として、佐賀大学医学部肝疾患医療支援学教授に就任し、附属病院肝疾患センター長を併任
平成28年　同附属病院肝疾患センター特任教授に就任
平成30年　国立感染症研究所客員研究員も併任
令和2年　特任教授を退任
令和2年　医療法人ロコメディカル副理事長およびロコメディカル総合研究所所長に就任
趣味は馬術、アウトドア全般、旅行（航空機パイロットを目指していました）、自然と親しむこと、今しかできないことをやること
「医師としての社会貢献としては、地域医療における疾病対策やモンゴル国における肝炎対策（モンゴル国、保健省、ウランバートルロータリークラブと共同）を行っており、現在も継続して取り組んでいます。
これからは“地域医療”を全力で担っていく所存です。みなさま、よろしくお願い申し上げます。」（江口ゆういちろう先生）

田園風景と調和する伸びやかな病院

法人名の「ロコメディカル」は、ハワイの言葉で「土着の」「その地方の」を意味する「ロコ」に由来しており、地域と共に歩む病院でありたいという当院の想いが込められています。
ところで「佐賀を探そう！」と、思われていませんか？佐賀を代表する文化遺産といえば、「吉野ヶ里遺跡」です。そんな文化遺産に続く、地域の新たな風景として自然豊かな田園風景と一体になっているのが「江口病院」です。広大な佐賀平野にマッチした外観に、この地域を象徴する風景の一つである「棚田」をイメージした造りになっております。「佐賀だけんこそ、探さんでよか。」そんな魅力溢れた場所にある病院です。

佐賀県の肝がん死亡率19年連続全国ワースト1汚名返上のために

「創立100年」これがどれだけ地域の皆様に支えられてきたかを証明する、わかりやすい事実かと思います。江口病院では肝臓病や呼吸器疾患を専門医療としておりますが、その理由の1つとして、1999年から「佐賀県の肝がん死亡率19年連続全国ワースト1位」だったのです。2018年にワースト1位を脱却し、2019年にワースト12位まで回復したのですが、2020年には再びワースト２位という不名誉なことに……佐賀県は車社会で慢性的な運動不足であり、美味しい食べ物やお酒が多いのは佐賀県の魅力ではありますが、そんなことは言っていられません。私たちの使命は、「肝がん死亡率をゼロにする」そのために、地域医療を全力で担っていきたいと思います。

医療現場のデジタルシフトを推進

江口病院の医療現場では、患者様、利用者様へのサービスの質を高めるために、電子カルテを導入し、最新の医療機器や設備を導入しています。今までアナログで管理していた業務をデジタル化することで、安全・安心の医療と介護の提供を目指しています。佐賀県発のデジタルを駆使した「日本一目くばり・気くばり・心くばりをご提供できる病院」を目指していきたいと思っております。

「人に優しい病院」づくり　　

患者様にとっては、住み慣れた地域で、人生の最期まで自分らしい暮らしを続けていただくために、真心込めたサービスを提供し続けております。一方で、全従業員が物心両面の幸福（しあわせ）の追求を目指しております。

お子さんから親御さんまで

お子さんから親御さんまで、安心して預けていただけるよう、地域密着で、様々な年代の方々にサービスを提供できるように、関連サービスを提供しております。
「患者様良し」「職員良し」「地域社会良し」の三方良しの病院であり続けたいと思っております。地域の方々をはじめ、関係諸機関の皆様の温かいご支援とご協力を賜わり、ここに改めて心より感謝の意を表します。職員一同、地域医療の益々の発展に貢献して参りたいと願っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。

※随時、見学等も受け付けております。以下からお問合せください。
https://eguchi-hospital.com/contact/