くわばたりえさん「ママ友は作ろうと思って作らない方がいい」やしろ優さんに送ったアドバイス
今年1月に第一子男児を出産したタレントのやしろ優さんと、三児のママであるクワバタオハラのくわばたりえさんがYouTubeでコラボ。お酒を楽しみながら、育児について語り合いました。
つわりひとつでも全然違う!
やしろ優さんとくわばたりえさんは、居酒屋でお酒を楽しみながら普段の生活や育児について語る動画をYouTubeでそれぞれ公開。
「子育てがめちゃめちゃ楽しい」と笑顔がはじけるやしろさん。短大時代に保育を学び、ベビーシッター、保育士、幼稚園教員の資格も持っているやしろさんは、長男を育てる毎日を「幼稚園をやってるみたいな状態」と表現。本当は子どもが5人くらい欲しいとも明かしていました。
一方のくわばたさんは「楽しいけどしんどいことばっかり」だったと振り返ります。くわばたさんがしんどさを感じた大きな理由は赤ちゃんのお世話で寝不足が続いたこと。独身時代は寝不足になっても休みの日にゆっくり寝ることができたものの、育児は休みがなく「心折れた」といいます。
また、やしろさんは「たまたまつわりがなかった」こともあって妊娠中も仕事を続け、産後2ヶ月で仕事復帰。くわばたさんは三度の出産ですべてつわりの出方が違ったといい、3人目の妊娠中には「歩けないほど」ひどいつわりを経験したとか。ただ、これから歩けない状態が1~2ヶ月続くのかと身構えていたところ、たったの「3日」で終わったといいます。つわりの症状や期間は人それぞれだとよくいわれますが、まさにその通りですね。
最近のやしろさんの悩みは目下、離乳食について。育児雑誌などでは、長男と同じ生後10~11ヶ月頃の赤ちゃんはスティック状の離乳食を手づかみで食べると書かれているものの、長男はやわらかい離乳食でも食べにくそうにしており、その先の段階に進めず少し心配しているといいます。
それを聞いたくわばたさんは、自分も子どもにはしっかりとすりつぶした離乳食を与えていたものの、ある日、実母が子ども(孫)にバナナをそのまま与え、子どももペロリとたいらげていたことから、離乳食は「段階踏まんでええ」と考えるようになったこと、子育ては「100人おったら100人違う」ものと実感したと語りました。
もうひとつ、ママ友にまつわる悩みも。やしろさんは、長男が保育園などに入っていないこともあり、なかなかママ友を作る機会がないと感じているそう。
するとくわばたさんは、第一子の出産で入院した4人部屋で早速ママ友を作っていたと明かします。くわばたさんは「(仕切りの)カーテンを開けよう」と他のママたちに呼びかけて交流。初産ママが上の子がいるママに育児についての質問をしたり、お互いの授乳方法を参考にしあったりして、楽しく過ごしたそうです。ママ友が欲しいというやしろさんには、「作ろうと思って作らない方がいい」「幼稚園に行くようになったら自然と仲良くなる人が出てくる」とアドバイスしていました。
離乳食の食べムラや好き嫌いも「あるある」
離乳食は一般的に、「初期」(5~6ヶ月ごろ)・「中期」(7~8ヶ月ごろ)・「後期」(9~11ヶ月ごろ)・「完了期」(12~18ヶ月ごろ)の4つの段階があり、後期くらいからは「手づかみ食べ」が見られるようになります。
赤ちゃんは「食べ物を見る→手で触る・掴む→口に食べ物を運ぶ→口の中で味わう」という一連の行動が、少しずつできるようになっていき、食べ物に手を伸ばしてしっかりと持てるようになるのが9ヶ月くらいから、うまく口に食べ物を運べるようになるのは1歳前後が目安になるかもしれません。
手づかみ食べを絶対にしなければならないというわけではなく、たとえば赤ちゃん自身が「手が汚れるのが嫌い」などの理由で手づかみ食べをしたがらないこともあります。あまり手づかみをしないでスプーンやフォークに移行する赤ちゃんもいます。
子どもが離乳食や幼児食を思ったように食べてくれず心配になるのは、どんな親でも共通ですよね。でも、子どもは自我が育つにつれて、食べムラが出たり、好き嫌いをして自己主張するようになってきます。「昨日は食べなくても今日は食べる」「昨日はたくさん食べたのに今日は全然食べない」といったこともあります。
1回ごとの食べる量は気にせずに、1週間単位でだいたい食べたかどうかチェックしたり、なかなか食べない時には20分前後で離乳食を引っ込めて食事を終わりにしたりと、柔軟に対応していきましょう。赤ちゃんだけが食べるのではなく、ママやパパ、きょうだいなど誰かと一緒に食べるようにすると、食欲を見せてくれることもあります。