辻希美さんと結婚16年の杉浦太陽さん、「今が一番仲いいかもしれない」
4児のパパでタレントの杉浦太陽さんが、結婚生活と子育て、そして第五子の予定まで語りました。
「奥さまがもう一人欲しいなんて言っている?」
杉浦太陽さんは2月16日放送のテレビ番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。子育てで大切にしていることや夫婦円満の秘訣を明かしました。
タレントの辻希美さんと結婚して、もう16年。第一子となる長女・希空(のあ)さんが15歳、第二子の長男・青空(せいあ)さんが12歳、第三子の次男・昊空(そら)さんが3月で10歳、第四子の三男・幸空(こあ)さんは昨年12月で4歳になりました。
希空さんの反抗期が終わり、今度は青空さんが反抗期に突入している杉浦家。幼い頃は「俺はパパがいないと生きていけないんだ」とパパべったりだったのに、最近は「は?」と冷たい態度をとられることもあるそうで、「反抗期って難しいですね」「親のメンタルが追い付くのが精いっぱい」と苦笑する杉浦さん。これもひとつの成長として見守っていきたいと話します。
妻の辻さんは6歳年下ですが、杉浦さんは「6歳下とはもう感じない」そうで、結婚したばかりの頃は年上の自分が引っ張っていたけれど、「子どもを4人産んで妻も母として強くなって、今は逆に僕が背中を追いかけている」といいます。イクメンや理想の夫婦と呼ばれるようになったのも、「妻のおかげ」。
でも杉浦さん自身、今では家族で過ごす時間が何よりも楽しいといい、「仕事か子育てか(の毎日)、一生それでいいやってくらい」夢中なのだそう。
家族の優先度が第一で、「仕事で子どもの行事が見られなかったら、なんのために働いているんだろう?」という気持ちになるため、スケジュールにはまず年間の子どもたちの誕生日や学校・幼稚園の行事日程を書き込み、予定を押さえておくのだそうです。仕事のスケジュールが合えば習い事の送迎も行い、送迎車中でのお子さんとの会話も大切な時間です。
結婚して16年、「今が一番仲いいかもしれない」と言う杉浦さんに、黒柳徹子さんが夫婦円満の秘訣を尋ねると、「家庭のなかでのルールを決めすぎない」ことだと返ってきました。
家事の分担を決めるとそれができなかったときにケンカのもとになってしまうので、杉浦さんも辻さんも何でもできるよう家事育児スキルを身につけたうえで、「やれることをやる」というのがルール。杉浦さんがお子さんとお風呂に入るついでにお風呂を洗ったり、食後は夫婦で片付けながらどちらかが配膳して一方が食器洗いをするといったように、やれることをやるのが今では自然な流れとなっているようです。
以前「お風呂洗っといたよ」と声をかけたら「私は毎日洗ってるよ!」と返されて「それもそうだな」と思い、料理や洗い物をしてもいちいち「やってやった感」をアピールしないと決めているとも明かしました。
最近では、希空さんが手作りのお菓子を紹介するInstagramも話題になり、なんとフォロワー数はパパを超えたのだとか。希空さんは小さい頃からお菓子作りが大好きでよく作っていたので、人に見られることでさらにモチベーションが上がるのではと思い、アカウント開設を後押ししたのだそう。するとどんどんクオリティも上がり、いきいきとお菓子を作っているといいます。
また、公園で珍しいキノコを見つけて図鑑で調べたことをきっかけに、キノコにハマっている青空さんとは、長野県まで父子でキノコ狩りにも出かけました。「興味を持ったことはなんでも、親が否定するんじゃなくて応援することで自己肯定感を育めるんじゃないか」と言い、キノコを発見した瞬間「パパぁ見てー!」とキラキラ輝く息子の目に、「あの瞬間のために僕はやっている。ああよかったなと思う」と感慨深そうに語りました。
黒柳さんから「三男が4歳になって、奥さまがもう一人欲しいなんて言っている?」と水を向けられると、「そうですね。だんだん成長していくと余裕が出てくるので、5人めというのは僕らの人生のビジョンの中に入ってはいるんですけど。それもやはり授かりものなので焦らず妻と相談しながら」と杉浦さん。
「実際に生まれてきたらそれはそれで大変ではあるでしょう」ときかれると頷きつつ、「でもそれが待ち遠しかったりもするので。4人子育てしてきていろんな糧を得たからこその5人めというのは楽しみでもありますよね」と、夫婦で第五子も考え中だと明かしました。