初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝　#「ありがとう」を伝えたい

娘が1歳半くらいの頃、初めて子連れで飛行機に乗りました。

飛行機の離着陸時、気圧の変化で耳が痛くなり、泣き出す赤ちゃんもいるとのこと。
娘も例にもれず、飛行機が離陸し始めたくらいからグズりだし、ついには大声で泣き始めました。

せまい機内に娘の泣き声が響きわたります。離陸時なので、席を立つわけにもいきません。
娘の声がますます大きくなる中、私も周りに申し訳ない気持ちで泣きそうになっていました。

そのとき、後ろから、「元気な声だねー」と女性の声が。
振り向くと、斜め後ろに座っていた年配の女性がにこにこ笑顔で娘に笑いかけていました。

女性は手遊びしたり、いないいないばあをしたりと娘をあやしてくれ、そのおかげで娘も笑顔に。機内にも落ち着いた空気が戻り、私も本当に救われた気持ちになりました。

娘をあやし、私を助けてくれた女性のやさしさが記憶に強いですが、今思えば、まわりに座っていた人たちも嫌な顔を一切せず、文句の言葉もありませんでした。あの飛行機の機内全体が、やさしい空間だったように感じます。

あのときの女性、そして乗客のみなさん、私たち親子をやさしく見守ってくれて本当にありがとうございました。あらためて、感謝の気持ちを伝えます。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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