
子供用トランポリン | 選び方のポイントと注意点
子供たちが大好きな遊び、トランポリン。実は今、スポーツ界のさまざまなアスリートたちがトランポリンを取り入れた練習を行なっています。この記事では、そんなトランポリンの注目の効果や、使用時の注意点をまとめてみました。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
子供用トランポリンについて


子供用トランポリンの効果
楽しく運動できる
トランポリンの最大の魅力は、楽しみながら全身運動ができる点です。ソファやベッドで飛び跳ねることが大好きな子供なら、遊びの延長で楽しく体を動かすことができます。
足の筋肉や体幹のトレーニングになる
一見ただジャンプしているだけのように見えるトランポリンですが、実は体のすべてを使った全身運動。足の筋肉を鍛えるだけでなく、プロアスリートがこぞって取り入れている「体幹」を鍛えるトレーニングにもなるのです。
体の使い方を覚えることができる
足元が不安定なトランポリン。始めのうちは数分飛ぶだけで息が上がったり、上手に飛べずに転んだりすることもあることでしょう。しかし回数を重ねるごとに、不安定な場所でのバランスの取り方や、ジャンプをしている間の体の使い方を体が覚えていきます。
姿勢がよくなる
体幹が弱いと体の軸がブレ、姿勢が悪くなったり、体の歪みが生じたりしてしまいます。トランポリンは体幹を鍛える運動なので、筋肉のバランスを自然と整え、意識せずとも姿勢をよくしてくれると言われています。
便秘解消につながる
トランポリンでジャンプをすると、大腸にマッサージのような適度な刺激が与えられ、腸の動きも活発になります。また、腹筋を始めとするお腹周りの筋肉が鍛えられることで血行もよくなり、便秘改善の効果が期待できます。子供だけではなく、便秘に悩むママにもおすすめですよ。
何歳から始めればよい?
子供の運動神経は、10歳くらいまでに完成すると言われています。この時期までに運動神経に適切な刺激を与え、体幹やバランス感覚を鍛えておくことで、のちのちほかのスポーツでもそれを役立てることができます。では、具体的に何歳からトランポリンを始めればよいのでしょうか? タイミングとしては、一人でも遊べるようになる3歳ころを目安に始めるのがよいでしょう。
揺さぶられ症候群の心配は?
小さい子供が勢いよく連続してジャンプをするとなると、「揺さぶられ症候群」を心配するママもいることでしょう。「揺さぶられ症候群」とは、生後6ヶ月までの赤ちゃんを激しく揺さぶったときに起こる脳の損傷を指します。すでに首もすわって、頭蓋骨の隙間もなくなっている3歳くらいのでトランポリンを開始する場合、「揺さぶられ症候群」の心配は少なくなっていると考えてよいでしょう。
頭をぶつける心配は?
トランポリンというと、体操選手がポーンとものすごい高さで飛んでいるのを想像する人もいると思いますが、あれは競技用のトランポリンを使用しています。一般的な住宅の天井の高さ(2035〜2040mm)で家庭用のトランポリンを使って子供が飛び跳ねるなら、天井に頭をぶつける心配はないので、安心してくださいね。
トランポリンをできる場所


子供向けのスポーツ教室
子供向けのスポーツクラブや体操教室で、トランポリンを導入しているところもあります。カリキュラムの一環としている教室もあれば、競技トランポリン専門のコースを設けている教室など、その形態はさまざまです。スポーツ教室に通う何よりのメリットは、専門的な知識を持った先生から指導が受けられ、設備の整った環境で子供がのびのびと全身を動かせること。近くにスポーツ教室があれば、気になるママは一度見学に行ってみるのもいいでしょう。
自宅
何より手軽なのが、自宅で行うこと。トランポリンを置いておけるスペースさえあれば、市販の家庭用トランポリンを購入していつでも始められます。フローリングへの傷や騒音が気になる場合は、トランポリン専用のフロアマットや消音マットなどを併用するとよいでしょう。
家庭でトランポリンを用意する際のポイント


大きさを確認
トランポリンを購入する前に、トランポリンの大きさと、購入後のトランポリンの置き場を確認しておきましょう。家庭用トランポリンには折りたたみ式のものもありますが、「毎回出し入れするのがネック」という場合は、トランポリンを置いておく場所が必要になります。またトランポリンの大きさは、コンパクトサイズが売りのもので直径約70センチ、子供用のキャラクターが描いてあるもので直径約90センチです。一畳が約182センチ×91センチなので、およそ半畳分のスペースを使うことになります。「購入したものの、置き場所がない」ということがないよう、気をつけてくださいね。
耐荷重を確認
キャラクターが書いてあるような子供用のトランポリンは、耐荷重が70キロ程度、その他は100キロ程度の対荷重になります。子供ひとりで、兄弟と、ママやパパとなど、誰が使うのかによって購入するトランポリンの種類が変わってくるので、事前に想定しておきましょう。
フロアマットがあると衝撃を吸収してくれやすいため便利
トランポリンを使用するときに気になるのが、騒音です。耐久性のある金属製のスプリングがついたトランポリンを使用際には、ギシギシと音がすることがあります。それほど大きな音ではありませんが、特に集合住宅にお住まいの場合は、騒音問題に発展しかねないためにも十分な対策が必要です。そんなときに役立つのが、専用のフロアマット。ジャンプをしたときの衝撃も軽減してくれるので、床に傷や跡をつけたくない人も用意しておくといいでしょう。
折りたたみ式だと収納に便利
トランポリンの収納場所に悩んでいるママにおすすめなのが、折りたたみ式や脚の取り外しが可能なトランポリン。コンパクトにまとまるので、収納に困りませんが、組み立てる際には大人2人で行うことを推奨しているケースがあるので、購入前に仕様を確認しておきましょう。
手すり付きのトランポリンはバランスを崩しにくい
トランポリンに興味があるものの、「トランポリンの中心部からはみ出してしまいそうで怖い」、と不安に思っているママも多いのでは? 家庭用トランポリンでは、バランスを保つために手すり付きのものも販売しています。子供の身長に合わせて高さも調整できる商品もあるので、気になる場合は検討してみてもいいでしょう。
トランポリンの飛び方(やり方)と注意点
飛ぶ前・飛んだあとは必ずストレッチをしよう


トランポリンをする前は、ケガや捻挫を回避するために体をほぐしておく必要があります。足首や膝の関節、アキレス腱を伸ばすといったストレッチを行いましょう。トランポリンが終わったあとも同様に、筋肉のクールダウンをしてくださいね。
事故防止のために必ず見守ってあげること
子供のトランポリンで一番重要なのが、飛んでいる最中は親が見守ってあげることです。同時に、トランポリンの周囲にぶつかってケガをするような物は置かない、弟妹に赤ちゃんがいる場合はトランポリンの下に入らないようにするなど、細心の注意を払ってください。
飛び方① 普通にジャンプ
十分なストレッチを行ったら、いよいよトランポリンに挑戦です。まずは小さく垂直にジャンプすることから始めて、トランポリンの不安定さに慣れてみましょう。トランポリンに慣れていない小さな子供は怖がることもありますが、ママが両手を持ってあげたり、耐荷重が十分な場合は抱っこをして一緒にトランポリンに乗ってあげたりしてもいいでしょう。
飛び方② 両手を挙げてジャンプ
ピョンピョンと普通のジャンプができるようになったら、手を使ってみましょう。飛び上がる際に両手を上げ下げすると体に負荷がかかり、より体幹を鍛えられます。慣れてきたら、腕をぐるぐる回転させてみるのも楽しそうです。ただし、手を使うジャンプは普段のジャンプ以上にバランス感覚が必要になるので、大人が注意を払いながら段階を踏んで挑戦させてくださいね。
飛び方③ 回転しながらジャンプ
両手を使えるようになったら、今度は少し回転してみましょう。普通のジャンプをしながら小刻みに回り始め、ゆっくりと360度回転します。体を回転させるときに、空中や着地でバランスを崩さないように、大人がしっかりサポートしてあげてください。慣れてきたら、45度くらいずつ少し大きめに回転できるようになってきます。このとき、同じ方向に回転し続けるのではなく、右回りと左回り、どちらにも回転するのがポイントです。子供がお気に入りの音楽をかけながら、リズミカルに回るのも楽しいですよ。
おすすめの家庭用トランポリン


アンパンマンNEWぴょんぴょんジャンプ(3歳~)

アンパンマンの大きな顔が描かれた、子供に人気のトランポリン。工具不要で脚を取り付けるだけなので、ママひとりでも簡単に組み立てられます。折りたたみ式ではないので、そのまま置いておくか、立て掛けて置けるスペースが必要になります。立て掛ける際は、子供が触って倒れないようにしておきましょう。
RIORES (リオレス) トランポリン

110キロまで耐えられる丈夫なトランポリンなので、大柄なパパも一緒に楽しむことができます。ギシギシとした音が気になってしまいがちなスプリングのバネですが、静音設計になっているのもうれしいポイント。組み立ての際に力が必要になるので、大人2人で組み立てるのがおすすめです。
PURE RISE(ピュアライズ) トランポリン

110㎏まで対応で大人も安心のトランポリン。カラーバリエーションが豊富なのも魅力的で、好みやインテリアに合わせてチョイスできます。使わないときには、脚を取り外して折りたたむことも可能です。
eSPORTSオリジナル 室内用 トランポリン

「ラムネ」「マカロンピンク」「ミント」「モカ」の4色展開で、「原色やキャラクターもののトランポリンは、子供っぽくハデすぎてインテリアに合わない」とお悩みのママも納得のカラーバリエーションです。
まとめ
飛び跳ねるだけで運動能力をアップしてくれるトランポリン。楽しく遊びたい子供にも、子供に効率よく運動させたいママにも、ぴったりなアイテムではないでしょうか? 遊ぶ際には、大人がそばについてあげて、子供がケガをしないようにくれぐれも注意してくださいね。
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