ママたちが義父に言われた耳を疑うひと言!「孫を風邪ひかすな!」「男を産め」「保育園に入れる意味がわからない」
家事や子育てに口出ししがちなお義母さんに比べ、お義父さんは控えめだと思っているあなたは、とても運がいいのかもしれません。世の中には、びっくりするような言葉を気軽に言ってしまうお義父さんが存在します。今回は、お義父さんに言われた驚愕のひと言について、ママの体験談をまとめてみました。
産み分けなんてできません!
●2人目妊娠中、その子の性別が上の子と同じ女の子だとわかると「またかぁ〜」と残念そうにしていたのを今でも覚えています。(34歳/医療・福祉/専門職)
●2人目は男の子だといいねと言われた。(38歳/金融・証券/事務系専門職)
●男の子を産め。(44歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
まったく悪気なく赤ちゃんの性別について発言するお義父さん。男の子でも女の子でも、無事に産まれてくれればそれでいい、と思えないものでしょうか?
出産は、一歩間違えば命の危険もある大仕事だということを理解していただきたいものです。今どきこんな発言をしているようでは、「マタニティハラスメント」という言葉自体をご存じないのでは……。職場の部下にも同じような発言をしているのではないか、と心配になります。ましてや、「男の子を産め」と命令するなんて信じられません!
家計に口出しはやめて!
●「お金を使いすぎているから、きちんと家計の管理をしないさい」となんの援助もしてもらったことがないのに偉そうに言われてびっくりしました。(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
●主人が転職することになった際に、新しい会社での処遇や転職前の年収を細かく聞いてきて「それしか稼いでないのか。情けない」と言ってきた。昭和のお父さんのように給与が上がるわけでもないから、ダブルインカムでなんとか生活しているのに、何の気遣いもなく言いたいことを言うので腹立たしい気持ちだった。何もしなくても年功序列で昇給したり、ボーナスが3ヶ月分の月収だとか古い時代の話をされ、うんざりでした。(34歳/印刷・紙パルプ/技術職)
一家の大黒柱として働いてきたお義父さんの気持ちもわからなくはないですが、時代は変わりました。家計の問題に口出しをされるとモヤモヤします。借金の申し込みをしたわけでもないのに、お説教じみたことを言われたくはないですね。でも、家計に口出しをするお義父さんに限って、実際のやりくりはお義母さんに丸投げしている、なんて可能性も……。
女性が働くことを否定
●育休から復帰するときに「子どもを保育園入れて自分は仕事して、それで子育てと仕事両立してちゃんとできるのか? 帰ってご飯できるの?」と言われましたが無視しました。(28歳/医療・福祉/専門職)
●「子どもは母親がつきっきりで面倒をみるのが当たり前なのに、保育園に入れてまで働く意味がわからない」と言われた。(48歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
●「仕事は息子に任せたら?」心の中は、息子さんのお給与でやってけるならね! 知ってますか? 月給!! と。(38歳/インストラクター/事務系専門職)
「男は外で働き、女は家を守る」という古い固定観念を捨てられないお義父さんがいます。特に「子育ては母親がするもの」「3歳までは母親がみる」という子育てに関する思い込みは根深く、時代錯誤な発言があとを絶ちません。
現代では、女性も仕事を持って外で働くのは普通のこと。もちろん、育休をとって子育てに専念する人、仕事を辞めて家庭に入る人もいますが、大事なのは個人の選択を尊重することです。
お義父さんの価値観を押しつけてくるような発言は遠慮してほしいですね。子育ては母親ひとりでするものではありません。お義父さんもぜひ協力してください!
子育てのアドバイス?
●「赤ちゃんに風邪をひかすな!」「鼻水が出てるじゃないか」と。じゃあ、どうやって一度も風邪をひかさせずに免疫をつけたりしていくんだよ! やってみろと思いました。(41歳/医療・福祉/事務系専門職)
●息子が2歳くらいのころ、少し離れた夫の実家に帰省したときのことです。息子がまだ授乳をしているという話を義母としていたのを聞いていた義父が「まだ〜は飲んでるんか!!」という一言が飛んできた。義父にはまったく関係のないことだし、モヤモヤとした気持ちが続きました。(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
●まだ1歳にもならない子どもに「まだおむつは外れないのか」と言われました。(41歳/食品・飲料/事務系専門職)
授乳やトイレトレーニングなどに関する義父の発言も目立ちました。正直、お義父さんには直接関係のないことばかり……。ご自分の子育てはどうしていたのか、逆に聞いてみたいです。世代的には、お義母さんに任せっぱなしだった人が多いのではないでしょうか。
子どもたちはしっかり育てますので心配はご無用です! 大人になるまでおむつをしている人はいませんし、授乳もそのうち終わります。
離れて暮らしているお義父さんほど、たまに会ったときはなにか言いたくなるのかもしれませんね。適当に聞き流しておきましょう。
家事分担は当たり前の時代なのに……
●家庭は女がいろいろやるもんだから! 男は何もしなくていいよ。(39歳/商社・卸/販売職・サービス系)
●主人がおむつ替えをしているのを見て「そんなのできるのか」と言ったこと。子育てをしている息子を微笑ましいと思ったのかもしれませんが、やるのが意外という感じで、じゃあ全部私がするものだと思っていたのかと思うとジェネレーションギャップというか、ちょっと脱力感に襲われました。(46歳/不動産/事務系専門職)
●親戚の葬儀に出席したあと、「ちゃんと喪服クリーニングに出しといてやれよ」と言われたこと。え、クリーニングくらい夫自分で出せるでしょ。なんで私も仕事してるのに私が出すわけ? とイラつきました。(47歳/小売店/クリエイティブ)
家事負担についての発言も、聞き捨てなりません。家事はすべて女性がやるもの、と考えているお義父さんはまだまだ健在です。嫁にまでひとこと言ってくるお義父さんを見ていると「お義母さんも大変だったんじゃないかな」と同情してしまいます。
同じ家で生活する大人として、家事を分担するのは当然のこと。定年後を考えて、お義父さんも今から練習しておいたほうがいいですよ。
まとめ
家事や育児、お金の使い方など、お義父さんの驚愕発言はあらゆるジャンルに渡ります。なかには子どもの名前や容姿についての発言もあり、あまりの無礼さにびっくりです。
無神経なお義父さんたちの多くは、相手がどう感じるかを深く考えず、とにかく思ったことをそのまま口にしている様子。まともに受け取っていては疲れるだけです。困ったお義父さんの発言は、にこにこ笑って聞き流し、ストレスを溜めないようにしましょう。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年2月6日~9日
調査人数:117人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)