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2023年08月19日 11:41 更新

パパたちが義父から言われた驚愕のひと言が時代錯誤すぎ! 「男が台所でうろちょろするな」「酒が飲めないと男じゃない」

舅(しゅうと)と婿の関係は、距離感が微妙です。妻の実家では、お義父さんに遠慮しつつ控えめに過ごしている男性が多いのではないでしょうか。今回は、そんな婿の気持ちを知ってか知らずか、お義父さんが発した驚愕発言をまとめました。いい意味でも悪い意味でもショックを受けた発言の数々をご紹介します。

結婚のあいさつをしに行ったら……

●こんな娘でもよかったらもらってほしいと言われた。とんでもない、こちらこそ土下座して娘さんをくださいとお願いした。(41歳/運輸・倉庫/営業職)

●デキちゃった結婚だったので初めて挨拶にいったときは怒られるものかと思ったらむしろ喜んでいたこと。(36歳/医療・福祉/専門職)

●結婚の挨拶のときに「こいつは金使いが荒いから今すぐ別れたほうが幸せになるよ」と言われてびっくりしました。(37歳/建設・土木/技術職)

結婚前、厳密にはまだお義父さんとは言えない段階で言われたひと言。娘の前で照れ隠しをしているのか、単にデリカシーがないのかわかりませんが、予想外のことを言われて驚いたという男性が多く見受けられました。

「娘を幸せにできるのか?」などと厳しいことを言われると覚悟していた男性にとっては、思いもよらない言葉だったのではないでしょうか。言葉の裏には、お義父さんのうれしい気持ちが隠されている……はずです。

頼りにならない?

●義父に、今の仕事なんてどうせ出世できないんだから、辞めて義父の経営する会社で働けと言われました。やりたい仕事にベクトルを置くことも大切なのにと感じ、ギャップを感じました。(40歳/電機/技術職)

●今の仕事を辞めて、義父の家に近い会社に就職しろと言われた。(41歳/自動車関連/技術職)

●生まれてくる子ども(義父から見れば孫)のために、所有していた不動産の一部を売却したり、定年退職する予定だったのを取り止めて仕事を続けたり、必死にお金を用意しようとしていた。うれしい反面「自分は頼りにされていない」「自身の経済力を心配されているのか」とショックだった。(41歳/機械・精密機器/技術職)

娘の生活を心配するあまりの発言だとは思いますが、仕事について口出しされるとプライドが傷つきますね。お金のためだけではなく、仕事にやりがいを見出している人にとっては、ショックな言葉です。

お義父さんから見ればまだまだひよっこかもしれませんが、こちらも家庭を持つ立派な大人。転職をすすめられても簡単に受け入れられるものではありません。一人前の男として認められていないのかと思うと、残念です。

男らしさとは……

●お酒が飲めないと男じゃないと言われた。(32歳/金属・鉄鋼・化学/製造)

●「男なら30歳になったら家を持つものだ」と言われた。転勤をしたことがない人は、転勤族の気持ちを理解することはないのだろうと、あきらめにも似た感情が芽生えた。(45歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

●みんなで出かけているときに妻が「卵買いたいからコンビニ寄って」と言うので、自分が「スーパーのほうが安く買える」と言ったら、義父が「ケチくさいこと言うなよ」と言ったこと。(36歳/医療・福祉/調理師)

お義父さん世代は、男は男らしく、女は女らしく、と育てられたせいでしょうか。一般的な「男らしさ」に縛られた発言に驚かされます。若い世代とは、大きく価値観が異なっているようです。

マイホームを建てたり、自家用車を持ったり、お義父さん世代にとっては当たり前だった生活スタイルは過去のもの。現代は、「男らしさ」より「自分らしさ」を大切にする生き方が主流です。お義父さんの当たり前を押しつけるような発言は控えてもらえるといいのですが……。

家事育児は当たり前の時代なんですが……

●男が台所でうろちょろするもんじゃないと言われたとき。(40歳/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)

●自分が家事も育児も手伝っていることを伝えたら「男らしくない」と言われたが、気にはしていない。(46歳/医療・福祉/専門職)

●男は仕事だけをしていればいいんだと言われた。(43歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

お義父さん世代と現役世代では、家事や育児についての考え方も違います。

高度成長期にバリバリ働いていたお義父さんとは違い、現代の男性は家事や育児にも積極的に参加することが求められています。実際に、家事や育児のなかで得られる発見や喜びは人生を豊かにしてくれるものです。

お義父さんには理解されにくいかもしれませんが、お義母さんは応援してくれているはず。なにより、当事者の妻が喜んでいるはずですので、気にせず家事育児に参画していきましょう。

家族計画に口出しはやめてくれ!

●2人目の子どもができたとき「3人目はいつになるのか」と矢継ぎ早に聞かれたこと。(47歳/食品・飲料/事務系専門職)

●子どもが3人いるのですが、「あと何人作る気?」と言われてイヤだった。(43歳/小売店/販売職・サービス系)

●子どもの性別を聞かれ女の子と答えたら、なんか浮かない感じだった。自分が男の子が欲しくてできなかったからってこっちに期待しないでもらいたい。(31歳/自動車関連/技術職)

家族計画は、とてもプライベートなこと。実の親にも口出しされたくない話題です。お義父さんの遠慮のない発言にはとまどってしまいます。

子どもができなければ「孫はまだか?」と聞かれ、子どもができれば「何人作る気?」と言われ、気が休まりません。そもそも、子どもは「子宝」と言われる通り、授かりものです。自分たちの思うようにはいきません。孫が男でも女でも、何人いたとしても黙って見守ってほしいですね。

決定権が夫側にあると思われているのも、モヤモヤする一因です。

まとめ

舅と婿は、男同士だからわかりあえる……というわけにはいかないようです。

お義父さんから娘婿へ、ジェネレーションギャップを感じさせる発言が目立ちました。娘や孫のことを心配するあまりの発言だとしても、失礼な言葉には心が傷つきます。

ただ、お義父さんの発言について妻に愚痴をこぼすのはほどほどに。ちょっと面倒な会社の上司だと思って、うまく聞き流していきましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年2月6日~11日
調査人数:118人(22歳~40代までのパパ)

(マイナビ子育て編集部)

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