便利だから常備しておきたい「冷凍うどん」パパっとできる時短レシピ7選
冷凍うどんはさっと解凍できて、短時間で調理が完成してしまう便利な食材。時間がないときにもおいしい食事が用意できるので、おうちの冷凍庫にストックしておくと安心です。今回は冷凍うどんを使った時短メニューを集めてみました。いざというときのお助けメニューとして活用してみてください。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
予定がいっぱいで時間がなかったり、外出から帰ってすぐにごはんの時間だったり、料理をするのが難しいと感じることってよくありますよね。
そんなときに重宝するのが冷凍うどん。我が家では冷凍庫に常備するようにしています。
モチモチ食感でおいしく、さっと使いたい分だけ短時間で解凍できて、食べ方もいろいろ。ご飯を炊くよりも、パスタをゆでるよりも簡単・短時間で食べられるので、困ったときのお助け食材として大活躍してくれます。
冷凍うどんの解凍方法
商品によって多少の違いはありますが、主に2つの解凍方法があります。加熱時間はパッケージに載っている方法に従ってください。自然解凍すると食感が悪くなるのでNG。
ゆでて解凍
お湯を沸かして冷凍のまま入れて解凍する方法だと、およそ1分程度でツルツルもちもちに。溶けてきたらやさしくほぐし、お湯を切って解凍完了。
つゆのあるうどんに仕上げる場合には、そのまま冷凍うどんを入れて煮込めばOK! これだと簡単で手間もかかりません。
電子レンジで解凍
電子レンジで解凍する方法であれば、鍋を出すこともお湯を沸かすことも不要。手間が格段に減って、暑い季節などは調理負担もかなり減りますよね。
加熱できる個包装のものは、そのまま耐熱皿にのせて600Wで4分程度加熱すれば解凍できます。お湯でゆでたときよりも、もっちり感強め。
加熱対応の個包装になっていない場合は、耐熱皿にのせてふんわりラップをかけて加熱してください。
ソースなどに絡めて仕上げるようなうどんのときは、一緒に加熱すればレンチンだけで解凍~仕上げまでできてしまいます。
冷やしうどんは水で締める
冷やしうどんにするときも、一度加熱して解凍してから、冷水で締めて使います。解凍方法はどちらの方法でも大丈夫です。
冷凍うどんを使ったレシピ
今回ご紹介する冷凍うどんのレシピは、ゆでる方法と電子レンジでの解凍するものがありますが、レシピによっては解凍方法を問わないものも。
時短で手軽さを求めるならレンチンで完了できるのは魅力的ですが、一度に作れる量は2~3人分が限度。たくさん作るときには、鍋でゆでるほうが早かったりもします。しっかり具材に焼き色をつけたいときも、レンチンで短時間に加熱するだけではつきません。
作るときの状況や、どんな仕上がりにしたいかによって、作りやすい方法を組み合わせてみると◎。レシピ通りでなくてもいいので、作るときの参考にしてみてください。
■カルボナーラうどん
しっかりめの濃厚ソースでも、太くもっちりしたうどんなら負けません。生クリームの代わりに牛乳や豆乳でも作れるので、冷蔵庫にあるもので作ってみてください。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・卵……1個
・ベーコン……40g
・生クリーム……大さじ1
・粉チーズ……大さじ2
・コンソメ……小さじ1/2
・にんにく(すりおろし)……1/2片
・バター……10g
・ブラックペッパー……お好みで
作り方
① 5mm幅に切ったベーコン、生クリーム、粉チーズ、コンソメ、にんにく、バターを耐熱ボウルに入れて軽く混ぜる。
② 水をくぐらせた冷凍うどんを上にのせ、ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで4分加熱。
③ よく混ぜてから、溶いた卵を加えてさらに全体をよく混ぜ合わせる。
※お好みでブラックペッパーをふってください。
加熱が終わってから卵を加えるので、火が通りすぎることはありません。失敗なく安心して作ることができます。カリカリベーコンにしたい場合は、ベーコンだけフライパンで焼くとイイですよ♪
■ナポリタン風うどん(ケチャマヨ味)
ケチャップとマヨネーズのこってり味ですが、クセになるほどおいしいのがナポリタン風うどん。こちらもレンチンで作ることもできますが、たまねぎとウインナーにしっかり焼き色がつくよう炒めたほうが甘みとうまみが出るので、フライパンで作るのがオススメ。うどんだけレンチンで解凍して加えます。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・ウインナー……2本
・たまねぎ……1/4個
・にんにく……1/2片
・オリーブ油……小さじ1
・ケチャップ……大さじ2
・マヨネーズ……大さじ2
・塩こしょう……適量
・パセリ……お好みで
作り方
① にんにくをみじん切りにして、オリーブ油で炒める。
② ウインナーは斜め切り、たまねぎは薄切りにして加え、焼き色がつくまで炒める。
③ 電子レンジで解凍したうどん、ケチャップ、マヨネーズ、塩こしょうを加えて、全体が混ざるように軽く炒めて完成。
※お好みでパセリをかけてください。
もっちり感のあるうどんにソースがしっかり絡んでくれます。
■肉味噌うどん
肉味噌と半熟卵、刻んだきゅうりをのせた肉味噌うどん。肉味噌と卵はお鍋やフライパンでも作れますが、電子レンジでも作れてしまいます。火を使いたくないときには電子レンジをフル回転させて、労力も時間も短縮!
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・卵……1個
・きゅうり……1/2本
(肉味噌)
・豚ひき肉……50g
・たまねぎ……1/8個
・にんにく……1/4片
・しょうが……1/4片
・砂糖……大さじ1/2
・しょう油……大さじ1/2
・片栗粉……小さじ1/2
・ごま油……小さじ1/2
・中華だし……小さじ1/4
肉味噌の作り方
① たまねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにし、耐熱ボウルにほかの肉味噌の材料と一緒に加えてよく混ぜる。
② 耐熱ボウルの側面に添うように広げてふんわりラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱。
③ いったん出してよく混ぜ、再度ラップをかけて30秒追加加熱し、よく混ぜる。
肉味噌をボウルの側面に広げるのは、火の通りを早くするためと、あとで崩しやすくするためです。様子を見て、火の通りが足りないようなら10秒ずつ再加熱して、しっかり火を通してください。
温泉卵の作り方
① 耐熱容器に卵を割り入れ、爆発防止のため爪楊枝で3~4ヶ所刺す。
② 水大さじ2(分量外)を入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ600Wで30~40秒加熱。
余熱で火が通るので、白身が白っぽくなる程度で加熱を止めるよう時間調整してください。固めが好きな場合は、あと10秒追加するなどしてください。
仕上げ
① 冷凍うどんを電子レンジで解凍してから冷水で締め、水を切る。
② どんぶりにうどんを入れ、千切りにしたきゅうり、肉味噌、卵をのせる。
※お好みでラー油、ネギ、海苔、大葉などをかけてください。キムチもおいしいです。味がもう少しほしい場合は、めんつゆをかけてもOK。
いろいろな野菜のナムルものせてビビンバ風にしてもイイですよ♪
■豚キムチ焼うどん
鉄板コンビの豚×キムチ。焼うどんにしたら、キムチのうまみで食べすぎ注意のおいしさです。辛いものが苦手な方や小さなお子さんに作る場合は、キムチ抜きの肉野菜焼うどんにしてください。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・キムチ……60g
・豚肉……80g
・ニラ……20g
・ねぎ……1本
・もやし……50g
・かつお節……2g
・顆粒だし……小さじ1/2
・しょう油……小さじ1
・油……小さじ1
※野菜たっぷりめです。お好みで増減し、それに合わせて調味料も調整してください。
作り方
① フライパンに油を引き、豚肉を炒める。
② キムチを加えて炒める。
③ 斜め切りにしたねぎ、4cm幅に切ったニラ、もやしも加えて炒める。
④ 電子レンジで解凍したうどん、顆粒だし、しょう油を加えて炒める。
※盛りつけの仕上げにかつお節をふりかけてください。
マヨネーズをかけると、辛さがマイルドに。かつお節はたっぷりかけるとおいしいので、増量してもイイですよ♪
■冷しゃぶサラダうどん
夏の定番の冷しゃぶサラダうどん。栄養バランスもよく、食欲がないときにも食べたくなる味です。冷しゃぶをタレにつけるので、味がなじんでおいしい♪ 豚肉をゆでるのも面倒! というときには、ツナ缶で代用しても◎。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・豚肉……100g
・きゅうり……1/4本
・トマト……1/4個
・レタス……1枚
・わかめ(乾燥)…1g
・ねぎ……5cm
・大葉……2枚
・しょうが(すりおろし)……小さじ1/2
・ごま……小さじ1
・ごま油……小さじ2
・酢……大さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
・マヨネーズ……お好みで
作り方
① お湯を沸かし、豚肉をさっとゆでてから冷水にとる。
② ねぎはみじん切り、大葉は千切りにして、しょうが、ごま、ごま油、酢、めんつゆと一緒に混ぜ、水を切った豚肉を漬ける。
③ きゅうりは斜め切り、トマトは半月切り、レタスは手でちぎり、わかめは水で戻す。
④ 冷凍うどんを電子レンジで解凍してから水で締め、器に入れて具材をのせる。
■焼きねぎとベーコンのとき玉うどん
溶き卵のうどんに、ねぎとベーコンを具材として入れました。焼きねぎとカリカリベーコンは手軽にうまみや甘み、香ばしさを出してくれます。片栗粉でとろみをつけたり、しょうがを加えれば、体がぽっかぽかになるあったかうどんになるので、お好みでアレンジしてみてください。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・卵……1個
・ベーコン……40g
・ねぎ……1本
・白だし(8倍濃縮)……大さじ2
・水……250ml
・しょう油……大さじ1
・塩……少々
作り方
① ベーコンは2cm幅、ねぎは4cm幅に切り、鍋で焼き色がつくまで焼く。
② 白だし、水、しょう油、塩を加えて、ねぎがやわらかくなるまで煮る。
③ 冷凍うどんをそのまま加え、ほぐれるまで煮る。
④ 卵を溶いて流し入れて火を通す。
ベーコンは洋食材ですが、白だしと合うんですよね。シンプルな具材もおいしいですが、いろいろ入れて栄養バランスを整えたい場合は、おうちにある食材を加えてみてください。
豆乳担々うどん
豆乳で作るクリーミーなスープに、甘辛の肉味噌をのせた坦々うどん。難しそうに見えて、実は意外なほど簡単にできます。
材料(1人分)
・冷凍うどん……1玉
・ねぎ……5cm
・青菜(ゆでたもの)……お好みで
・ラー油……お好みで
(肉味噌)
・豚ひき肉……80g
・にんにく……1/2片
・しょうが……1/2片
・ごま油……小さじ1
・しょう油……小さじ1
・味噌……小さじ1
・コチュジャン……小さじ1/2
(スープ)
・豆乳……200ml
・水……50ml
・鶏がらスープの素……小さじ1
・しょう油……小さじ1
・味噌…小さじ1
・すりごま……大さじ1
作り方
① 肉味噌はみじん切りにしたにんにくとしょうがをごま油で炒め、ひき肉も加えて火が通ったら、しょう油、味噌、コチュジャンで味つけする。
② 鍋にスープの材料をすべて入れ、温まったら冷凍うどんを入れてゆでる。
③ 器にスープごと入れ、肉味噌をのせ、小口切りにしたねぎを散らす。
※お好みでラー油、青菜を加えてください。
※豆乳は煮立たせると分離するため、沸騰する直前にうどんを加え、うどんがほぐれて温まったら火を止めるようにします。
パンチのある辛さが欲しい場合は、コチュジャンより豆板醤のほうがオススメ。コチュジャンでも辛味はありますが、豆乳効果でマイルドな味になります。子ども用に作る場合は甜面醤を使ったり、ラー油の代わりにごま油をかけてみてください。
まとめ
冷凍うどんは解凍方法も簡単で、お米を炊いたり、パスタをゆでるよりも早くできるため、時間がないときでも短時間で完成するメニューがたくさんあります。冷凍庫に常備しておけば、いざというときのお助け食材として大活躍! 5~10分もあれば、満足感のある料理ができちゃいますよ。
今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ冷凍うどんメニューを広げていってくださいね♪
(写真・文 よんぴよまま)