老後資金対策、1位「貯金」2位「資産運用」3位「ポイ活」、対策しても不安が解消しない人が8割に上る
WonderSpaceが運営する「不動産投資の教科書」はこのほど、老後資金に関するWebアンケートを実施しました。
誰しもが経験する老後資金問題、対策や情報収集の方法は?
「不動産投資の教科書」が老後資金に対する不安や対策、行っている資産運用や情報収集の仕方について100名を対象にアンケートを実施しました。その結果を、回答理由もあわせて紹介しています。
ほぼすべての人が「老後資金が不安」と回答
老後資金に対する不安について、96%の人が「ある」と回答。大多数の人が老後資金に不安を感じていることがわかります。
今もなお続く出生数の減少、高齢者の増加、年金・介護問題、インフレ、円安など日本の問題点を挙げると、老後資金に不安を感じるのは当然のことかもしれませんね。
老後資金対策、トップは「貯金」
老後資金の対策については、最も多かった回答は「貯金」で、75%の人が貯金で対策している結果になりました。続いて「資産運用」と回答した人が57%で、過半数が「預金」「定期預金」を含む資産運用をしていることがわかります。
さまざまな方法でポイントを貯める活動や、貯めたポイントを活用する「ポイ活」をしていると回答した人が38%と、3番目に多い結果になっています。
8割以上が、対策しても老後資金への不安は「解消されない」
老後資金への対策をしても、81%の人が不安が解消されていないことがわかりました。
対策をしても、すぐには不安は解消されないことや、有効な対策が見つかっていないことが考えられます。
資産運用の種類、トップは「定期預金を含む預金」
資産運用の種類では、最も多い回答は「定期預金を含む預金」で、76%の人がさまざまな資産運用方法の中から預金を選んでいることがわかりました。
投資信託や株式投資は、預金よりも高い利回りを期待できる投資として政府が推奨していますが、投資信託や株式投資をしている人は、預金をしている人の半分以下という結果になっています。
情報収集の方法は「インターネット検索」が最多に
資産運用に関する情報収集では、最も多い回答は「インターネット検索」で、74%の人がネットから情報収集をしていることがわかりました。インターネット検索はスマホでもできるため、時間や場所を選ばず気軽に情報収集できる点が選ばれていると考えられます。
次に、「本」「YouTube」という回答が続く結果となりました。また、人数は少ないものの、TwitterやInstagramなど、SNSを利用して情報収集する人もいることがわかります。
調査概要
回答期間:2023/3/3~3/7
対象者:10~50代以上の男女
有効回答数:100
アンケート方法:インターネット
WonderSpace
https://wonderspace.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)