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2023年09月02日 07:07 更新

東京とは思えない自然体験の宝庫! 【夕やけ小やけふれあいの里】に遊びに行こう

お⼦さまの遊びに、“⾃然体験”を取り⼊れていますか? 幼少期にたくさん⾃然体験をすると、さまざま⼒が磨かれると⾔われ、積極的に取り⼊れたい遊びの⼀つです。そこでおすすめしたいスポットが、都内から気軽に⾏ける⾃然体験施設【⼣やけ⼩やけふれあいの⾥】。我が家も何度も訪れている同園の魅⼒を余すところなくご紹介します。

童謡「夕焼け小焼け」の舞台! 八王子市上恩方町にある【夕やけ小やけふれあいの里】

かつて周辺を運行していたボンネットバス「夕やけ小やけ号」は、園のシンボル的存在

圏央道の⼋王⼦⻄ICから約10分と、都内各所から⾞でのアクセスも良好。誰もが⼝ずさんだことがあるあの童謡「⼣焼け⼩焼け」の舞台としても知られる上恩⽅町にある、⾃然体験型レクリエーション施設が【⼣やけ⼩やけふれあいの⾥】です。⾼尾⼭に隣接した陣⾺⼭の麓にあり、美しい⾥⼭の⾵景が広がる園内は、⼦どもとの⾃然散策にぴったり。動物とのふれあいが楽しめる「ふれあい牧場」や親⼦でのんびりできる「芝⽣広場」のほか、「バーベキュー場」「キャンプ場」(夏季のみ開設)などもあり、1 ⽇たっぷりと⾃然遊びを楽しめます。夏になると川遊びを楽しむ⼈で賑わいます。
⼊場料は格安で、駐⾞代は無料。お財布にもやさしく、⼦連れファミリーの強い味⽅です。

⼣やけ⼩やけふれあいの⾥ 基本DATA

■所在地:東京都⼋王⼦市上恩⽅町2030
■TEL:042-652-3072
■開園時間
3⽉〜10⽉ 9:00〜16:30
11⽉〜2⽉ 9:00〜16:00
ただし以下の⽇は、9:00〜18:00となります。
(1)4⽉29⽇〜5⽉5⽇
(2)7⽉・8⽉の⼟曜、⽇曜及び祝⽇
(3)8⽉13⽇〜8⽉15⽇
※イベント開催時は変更になることがあります。
■休園⽇:年中無休
■料⾦:⼤⼈ 200円、65歳以上 100円、中学⽣以下 100円(⼟曜⽇は無料)、4歳未満 無料
■アクセス
[電⾞・バスの場合]
京王線「⾼尾駅」・JR「⾼尾駅」北⼝から、⻄東京バス「陣⾺⾼原下⾏き」で約30分、「⼣焼⼩焼」下⾞
[⾞の場合]
圏央道「⼋王⼦⻄IC」から川原宿交差点を経て、陣⾺街道を約10分
■駐⾞場:あり(無料)
■トイレ:あり
■⾷事:⼊⼝付近の「オンガタVIEW」にカフェメニューあり。芝⽣広場そばにお⾷事処「いろりばた」あり。
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※変更がある場合がありますので、詳しくはHP等でご確認ください。
【公式HP】▶︎⼣やけ⼩やけふれあいの⾥

モフモフ触って癒される動物たちとのふれあいからどうぞ!

場内に⼊ると、すぐ⽬の前にそびえ⽴つ⼭に緑の⽊々。

まさかここが東京だなんて信じられないような豊かな⾃然が広がっています。
広い園内のどこから回ろうか迷ってしまいますが、まず⼀番に訪れてほしいのが⼊園してすぐ右⼿にある「ふれあい牧場」です。

ウサギやモルモット、ヤギとのふれあいを楽しめるこちらの牧場では、エサやり体験を実施。
開園してすぐの時間だと、お腹を空かせた動物たちがエサをよく⾷べてくれるからです。

エサは1カップ100円

⼩さなモルモットやウサギは、膝の上にのせてふれあいを楽しめます。
モルモットがエサを⾷べてる間に、背中を撫で撫で。

「モフモフしていて可愛い〜」と、普段はあまり動物に興味のない息⼦も愛おしそうに眺めています。

⼤きなヤギとは、柵越しにふれあうことができます。

無限に⾷べる⾷いしん坊のヤギ。エサやりが楽しいようで、息⼦もふれあいを満喫していました。

牧場内には、穏やかで愛らしいポニーもいます。

⼟⽇祝は乗⾺体験も⾏っているので、ポニーとたっぷりふれあいたいお⼦さまはぜひ。

※12 ⽉〜2⽉の期間は、⾺場状態が凍結し危険なのでお休みです。
※天候によっては営業⽇でもお休みの場合があります。

動物を観察したり、ふれあって匂いや温もりを感じることも⾃然体験のひとつ。ぜひ「ふれあい牧場」で楽しみましょう!

夏は川遊びが最高! 園内を流れる北浅川は透明度バツグンの清流

園内で我が家のいちばんお気に⼊りのスポットが、こちらの「北浅川」です。

驚くほどに澄み切った⽔は、真夏でもとびきり冷たく、⼦どもの絶好の遊び場。

木陰が多いので直射日光を避けて水遊びOK

⽊々に囲まれて緑に染まりそうな清流での⽔遊びは、⼼が洗われるような清々しさがあり、また格別なんです!
透き通った清流につかったり、⽔中の⽣き物を観察したり、いろいろな遊び⽅がありますが、おすすめは浮き輪に乗ってプカプカ流れる「川流れ」。

ビッグサイズの浮き輪の有料レンタルあり!

急に加速したり、減速したり、ときには浅瀬に乗り上げたりと、⾃然ならではの変化に富んだ動きが楽しさ満点! 基本的には⼦どもの膝までもいかない浅瀬で、流れも穏やかなので、万が⼀浮き輪がひっくり返っても流される⼼配が少なく安⼼です。

川下の遊泳エリアのギリギリのところまで川流れを楽しむと…

すぐに川上に戻って流れに乗ろうとする息⼦。

そして、またプカプカ浮かんで川流れ! これを何度繰り返したことでしょう(笑)

川流れを満喫したら、河原に転がった⽯を積み上げて楽しむ息⼦。

普段は気にも⽌めない⽯で、こんなに夢中で遊べるのは⾃然の魔⼒ですよね。絶妙なバランス感覚で積み上げられた⽯は、もしや⽯積みアート “ロックバランシング”!?(笑) ⾃然遊びは、⼦どものいろんな感覚を磨いてくれそうです。
我が家が訪れたのは35度に迫る酷暑の⽇でしたが、⾜元を冷やす冷たい⽔と⽊陰を通り抜ける⾵が、まさに天然のクーラー。うだるような暑さを忘れ、快適に過ごすことができました。

河原が狭いのでレジャーシートを広げる場所が少ないのがやや難点ですが、貴重品以外は、河原に下りる前の場所に置いたり、近くの芝⽣広場にテントをはって置いて⾏ったりする⼈が多いようでした。

山の絶景を望む芝生広場で、思い思いに自然と戯れよう

季節を問わず訪れてほしいのは、園の中⼼にあるこちらの芝⽣広場。

目の前に山の絶景が広がり、広場からの眺めがバツグンなんです。明るく開放的な広場では、走り回るもよし、お散歩しながら花や生き物を見つけるのもよし、スケッチを楽しむのもよし、豊かな自然をたっぷり感じながら思い思いに遊びましょう。

天気のよい日には、レジャーシートを広げてお弁当を食べたり、持ち込みの簡易テントをはって休憩をはさみながらゆったり遊んだりするのもおすすめです。

親子で参加したい! 遊んで学べる自然体験イベントが充実

⼦どもに⾃然体験をさせいたけれど、何をさせてたらいいのかわからないという⽅は、同園の開催する⾃然体験イベントに参加してみはいかが。春は「⽥植え体験」、初夏は「ホタルの⼣べ」、夏は「ニジマスのつかみと焼き体験」、秋は「稲刈り体験」、冬は「流星群の観察」「みそ作り体験」など、年間を通してさまざまな体験ができます(体験には⼀部有料のものあり)。イベントは事前に申し込みが必要なものが多いので、公式HP で確認してみてください。
我が家が参加した「ニジマスのつかみと焼き体験」の様⼦をちょこっとご紹介しましょう!

イベントの会場は、芝⽣広場そばのじゃぶじゃぶ池。

⼦どもたちは、こちらで泳ぐニジマスを素⼿でつかみどりします。体がヌルヌルしているニジマスは、捕まえてもホールドするのが⼤変。息⼦もバケツに⼊れる前にツルッと滑らせて、何度も逃がしてしました。
悪戦苦闘しながらもつかみどりを楽しんでいるうちに…

ようやく1匹ゲットし、息⼦も⼤喜び!

続く2匹⽬、3匹⽬もつかみどりに成功し、

家族3⼈分のニジマスを調達することができました〜。
つかみどりしたニジマスを⾷べるのかと思ったら、そうではなく、スタッフがあらかじめ下処理したものを⾃分で焼くとのこと。ちょっぴり残念だけど、「待った」の通⽤しない⼦どもがいると、時間のロスがないのは嬉しい限りです。
串にさしてもらったニジマスを受け取ると、さっそく炭⽕焼スタート!

⽚⾯をじっくり7分焼いたら、裏に返して3分焼きます。

焼き上がったニジマスを串からはずしてもらうと…

待ちに待った実⾷のとき!

⼀⼝⾷べた息⼦は、すぐさま「う、うまい!」と⼤絶賛。

続いて⾷べた私も感動。⽪はパリッと⾹ばしいのに、⾝はふっくらとしていて絶品なんです。もうほとんど⾷べるところがなくなったニジマスを、ちまちまと⾷べ続ける息⼦。よほど美味しかったんでしょうね。

こちらの体験料は、つかみどりしたニジマスの代⾦のみ。1匹につき500円というリーズナブルな価格も魅⼒です。ニジマスをたくさん⾷べたい⽅は、多めに申し込んでおきましょう

まとめ

⼦どもに⾃然体験をさせたいと思っても、「何をさせていいかわからない」「準備が⼤変そう…」という⼈も多いのではないでしょうか。かくいう私もその⼀⼈でした。【⼣やけ⼩やけふれあいの⾥】なら、園内をぐるっと回り、⼿ぶらでイベントに参加するだけで、気軽に⾃然体験を楽しめます。しかも⼀年を通じてさまざまなイベントが開催されているので、毎回新鮮な体験ができるのも嬉しいところです。
園内には⽇帰り⼊浴もできる宿泊施設もあり、格安で利⽤できるキャンプ場やバーベキュー場もあるので、⼀度泊まりで利⽤してみたいと思っています。そして、童謡にも歌われた⾚く染まった⼣焼け空を⾒るのが私の夢です!

(⽂・撮影:あゆーや/アソンデミエータ

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