仕事復帰のため生後2か月で保育園に預けることを、批判する医師。それを知った先生が…… #「ありがとう」を伝えたい
子どもへの愛情の注ぎ方は人それぞれ。医師などの専門職でも、時には間違ったことを言う場合もあります。今回は、30代女性が子どもの1歳半健診でドキッとしたというエピソードを紹介します。
4番目の子を出産したあとも、仕事への早期復帰を目指していたが……
私は毎日4人の子どもの育児に追われているママです。
3番目の娘がまだ1歳半の頃の話ですが、元気に動き回る子で、当時4人目を妊娠していた私は、大きなお腹で追いかけ回るのがきつくなり始めていました。
もう妊娠後期だったこともあり、動きづらいと知っている1番目の姉と2番目の姉が妹をずっと見てくれていたので、すごく助かっていたのです。
生活のため・子どもたちのためにもしっかり稼いでいきたいと思っていたので、これまでは、子どもたちが生後2か月になると保育園に預けて仕事に専念してきました。
なので、4番目の子も同じように2か月で保育園に預ける予定だったのですが、三女の1歳半健診で医師に言われたことにとても動揺しました。
その言葉は……
「それ、育児放棄じゃない?」と言われて動揺
医師に色々質問され、挙句の果てに「上のお姉ちゃんが見てくれている? お母さん、それ育児放棄してません? それに、生後2か月から保育園に預けるなんてかわいそう! 子ども嫌いなの?」なんて言われて、ショックを受けてしまいました……。
まさか健診で、見知らぬ医師から「保育園に預けるのは悪いこと」なんて言われてるとは思っていませんでした。
保育園の先生はすごくしっかり見てくれていて、子どもたちはすくすく成長していっています。仕事をしなければいけない理由だってあるのに……と悲しくなりました。
保育園の先生の言葉に救われた。これからも感謝の気持ちを忘れない
一応、最後に保健師さんから医師の態度についてお詫びを言われたのですが、気になって保育園の先生にも相談しました。
すると、先生は「気にしなくていいです! 私たちは子どもさんたちを見て、元気をもらっていますから! これからも、私たちを頼りにしてくださいね。お母さんが頑張っているの、子どもさん達も分かってくれてますから!」と……。
人それぞれ違うんだ、私はこれでいいんだとそう思えました。
医師の意見に少し不安になってしまった私でしたが、保育園の先生のあの言葉ですごく助けられ、「私は私なりに子どもたちを愛していこう」と今も心から思えるようになりました。
あの時は本当にありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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