
0歳育児で余裕ゼロに。見かねたご近所さんがしてくれたことは #「ありがとう」を伝えたい
育児で料理をする余裕が無くなってしまったという40代のパパさん。そんなある日、ご近所さんが手料理のお裾分けを持ってきてくれたそうで、優しさとありがたみを感じたそう。その方は手料理をお裾分けしてくれただけではなくて……?
息子が生まれて料理が作れなくなった

息子が0歳児の頃の話です。
妻は産後ずっと体調が悪く、私自身も通常通りの仕事に家事や育児で忙しく、疲れがたまっていました。
ある日の夕方、近所の人が手料理のおかずを持って訪ねてきてくれました。
当時は忙しくて自分で料理をする時間がなくなり、ほとんどレトルト食品に頼っていた時でした。
久しぶりに食べた家庭の味は疲れた体にやさしく染みわたり、本当にありがたく感じたのを覚えています。
ご近所さんがくれたおかずは、地元の野菜や魚を使ったもので、とても美味しかったです。

ご近所さんがくれたのは手料理のおかずだけではなく、自家製のお味噌と漬物も一緒に持ってきてくれたのです。
お味噌はそのまま使えるようにしてくれていたので、簡単に扱えるのも嬉しかったです。
ご近所付き合いもなかなか難しい今の時代。
「赤ちゃんがいて大変そうだから」とおすそわけしてくれた優しさに、本当に感動しました。
お隣さんとは言え、普段は道でばったり会ったときに少しおしゃべりする程度の関係なのに、何気ない会話の中でふとしんどさを漏らしたことがきっかけで、心配してくれたようです。
こんなに親切にしてくださるなんて思ってもいませんでした。

はじめての育児と仕事の両立で、周りに気づく余裕を失っていましたが、この出来事をきっかけに、いかに私たち夫婦が周囲に支えられているかを実感しました。
その後は私も同じように近所の人におすそわけをしたり、手伝いをしたりするように。
周りの人たちの優しさや支えによって、子育て中の大変さも変わってきます。
大切なことを教えてくださり、ありがとうございました。
====================
※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。