慣れない土地でのワンオペ育児。情緒不安になっていると、隣の部屋のママさんが…… #「ありがとう」を伝えたい
知り合いがいない土地で誰のサポートもないまま育児をするのは、想像するだけでも大変です。今回は、ワンオペ育児中に、隣人のママさんに救われたという30代女性のエピソードを紹介します。
夫の転勤で、知り合いが誰もいない土地で子育てをすることに
今から3年前の話になります。
夫の転勤で新しい土地に引っ越したあと、すぐに妊娠をし、周りに知り合いもいないままに子育てをすることになりました。
実家からもかなり遠いところだったので両親はなかなか来れず、夫も仕事が忙しかったため、ほぼワンオペで育児をする毎日が続いていました。
ワンオペで疲れきっていた私に、隣人のママさんが声をかけてくれて……
不安と孤独で気が滅入ってしまい、子どもが思うようにご飯を食べてくれなかったり、寝てくれなかったりするだけでイライラが爆発してしまうように……。
子どもと一緒に自分も泣いてしまうような日々が続き、「怒ってばかりの母親でごめん」と毎日子どもに対して罪悪感を感じていました。
そんな時、同じマンションの隣の部屋に住んでいるママさんが「大丈夫?」と声をかけてくれました。
子どもが同じ年齢ということもあり、家に呼んでくれて一緒に遊ばせてもらいました。
一緒に泣いてくれた隣のママさんに感謝を伝えたい
話をしてみると、そのママさんも同じく地元から離れ、ずっと1人で子育てをしていたらしく、私の話を聞きながら一緒に泣いてくれました。
まさか泣いてくれるとは思っていなかったので、こんな気持ちを分かってくれたのが嬉しく、「自分だけじゃないんだ」とホッとしたのを覚えています。
ただ話を聞いてくれるだけでもありがたいのに、そのママさんは子どもの食事や睡眠についてなど私が悩んでいることを一つ一つ覚えていてくれて……。次の日には、その悩みに関する資料や本をたくさん持ってきてくれました。
その優しさに心が救われ、1人じゃない、頑張ろうと思えました。あの時は本当に助かりました。ありがとう。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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