【業務スーパー】バラ冷凍で使いやすくて高コスパ！ 冷凍黄桃ダイスカット活用レシピ

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

黄桃といえば、缶詰のものを食べる機会が多いのではないでしょうか？ 冷たく冷やした桃の缶詰はおいしいですし、鮮やかなオレンジ色は、さまざまなスイーツに彩りを添えてくれます。

そんな缶詰以外であまり食べる機会のなかった黄桃が、業務スーパーでは冷凍で登場。黄桃そのものの味が楽しめます。

次々と新商品が登場する業務スーパーの冷凍フルーツですが、黄桃ダイスカットも新顔。白桃に比べ黄桃は固さがあってつぶれにくく、加熱しても崩れにくい特徴があるので、冷凍にもぴったりなんです。

商品詳細
■原材料名：黄もも
■内容量：500g
■賞味期限：このときは購入時より1年9か月
■保存方法：－18℃以下で保存
■加熱調理の必要性：加熱の必要はありません。
■原産国名：中国
■購入時価格：315円

■栄養成分表示（100g当たり）
エネルギー 51kcal、たんぱく質 0.5g、脂質 0.2g、炭水化物 13.4g、食塩相当量 0g
※推定値

500gも入って300円ほどってすごくないですか？ 添加物等はなく、原材料は「黄もも」とだけ記載されています。

中には小さめのダイスカットされた黄桃がいっぱい！ 使いたい分だけ出せるバラ冷凍なのが◎。カット済みなのでそのまますぐに使えて、ちょっとトッピングやデコレーションにのせたいな～というときに、少量からでも使えるのは無駄がなくて助かります。

ふわっと桃のいい香りもしてきます。こちらは加熱不要となっているのでそのままパクっと食べてもOK。

解凍してもぐちゃっとしないのが黄桃の特長。黄桃缶の食感そのものの状態を、解凍後もキープしてくれます。

ただし黄桃缶の味をイメージして食べると、物足りなく感じてしまうかも。缶詰はシロップ漬けなので、当然元の状態より甘くなっています。見た目的には缶詰のものと似ているのであんまり甘くない？ と錯覚してしまいそう。

白桃のような強い甘味ではなく、控えめな甘酸っぱい味。さっぱり感のあるおいしさなので、黄桃の香りや甘酸っぱさを活かした使い方がオススメです。

冷凍のまま使う
冷凍のまま食べてみると、シャリシャリ食感と桃の香りがほのかに広がって、このままおやつに食べてもいい感じ。炭酸飲料に氷代わりに入れれば、桃のフレーバーが加えられます。

解凍して使う
もちろん、自然解凍も◎。見た目は本当に缶詰の黄桃そのもの。甘さが控えめなので、プレーンのヨーグルトに入れると黄桃の味が活かされます。これがおいしくてお気に入り♪

加熱して使う
黄桃は加熱調理がOK！ 実がしっかりしているのでつぶれず、存在感のある仕上がりに。缶詰のような甘みを加えることもできます。

ピューレにして使う
解凍しても固さが残る黄桃は、マッシャーでつぶしたくらいではなめらかにはなりません。ピューレにしたい場合はミキサーやブレンダーが必要ですが、キレイな黄色で味もしっかり感じられ、活用方法に幅が出ます。

混ぜ込んで使う
カット済みなのでパラパラ出して混ぜ込んでしまうのも楽ちん♪「解凍してくると崩れちゃう！」という心配がないので、慌てずに使うことができます。

ただし再冷凍すると品質劣化してしまうので、冷凍のまま使いたいときには冷凍庫から出してすぐに混ぜ込んで、不要な分まで解凍しないように気をつけて。

冷凍の黄桃は甘味が控えめな分、用途に合わせて甘みをプラスしやすく、使い勝手がよいのが魅力。使う量も調整しやすいので、お菓子作りに活躍します。

フルーツの加工といえば代表的なものはジャム。皮を剥いたりカットしたりする手間もなく、バラ冷凍なので作りたい分だけささっと出して作れるのがイイですよね。

手軽にいつでも作れるなら長期保存できなくても大丈夫。保存性を考えて糖度を上げる必要もないので、甘さ控えめのジャムを作ることもできますよ。

材料
・冷凍黄桃ダイスカット……200g
・砂糖……80g
・レモン汁……大さじ1

※砂糖の量は黄桃の重さの20～50％。今回は40％にしました。甘すぎず、ほどよい甘味です。

作り方
① 黄桃と砂糖を混ぜて30分放置する。
② 中火～弱火で15分くらい加熱。
③ とろみがついてきたら軽く潰しながら混ぜ、仕上げにレモン汁を加える。
④ 熱いうちに清潔な瓶に詰め、蓋をして逆さまにしてそのまま冷ます。

※長期保存したい場合は脱気消毒してください。食べ切りの量を作る場合は、上記の方法であれば冷蔵で1～2週間保存できます。糖度が高ければもっと保存可能です。

甘酸っぱくてキレイな黄色のジャムが完成。パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたり、アイスクリームにかけても◎。果肉の食感がしっかりあるので、フルーツを食べている！ というちょっとリッチな味わいのジャムになります。

ふわふわっとやわらかいムースに黄桃を加えて仕上げました。あえて黄桃はペースト状にせず、軽く潰して生地に混ぜたので、食べ進めていくと遭遇しますよ♪

材料（6個分）
・冷凍黄桃ダイスカット……200g
・砂糖A……50g
・生クリーム……200ml
・牛乳……300ml
・砂糖B……30g
・ゼラチン……10g
・水……60ml

作り方
① ゼラチンに水を加えてふやかしておく。
② 鍋に黄桃と砂糖Aを入れて中火で5分加熱する。
③ トッピング用に50g取り分け、残りはマッシャーで粗めに潰す。
⑤ 牛乳と砂糖Bを加えて沸騰しない程度に温めて溶かす。
⑥ 火を止め①を加えて、完全に溶かしてから冷ましておく。
⑦ 生クリームを七分立てにし、粗熱が取れた⑥を加えて混ぜる。

⑧ 冷めてとろみが軽くついてきたら容器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
⑨ 生クリーム（分量外）を絞り、取り置いた黄桃をのせる。

黄桃が重いので下の方に沈むことで、ムースは上のほうがふわふわ、下のほうがプルンとした質感になります。手間をかけずに食感の違いが生まれ、お得気分に。下から黄桃がザクザク出てくるので、食べ進めるとちょっと楽しくなりますよ♪

⑦で生地を混ぜるときに軽く混ぜる程度にして冷やすと、分離した層の違いがもっと出ます。反対にとろみがつくまでしっかり混ぜてから冷やすと、分離はしにくくなります。今回はその中間くらいに、軽く食感や味の違いが出る仕上がりのレシピとなっていますが、好みで変えてみてください。

黄桃入りのキャラメルクリームを作って、パウンドケーキに加えました。ちょっとりんごっぽい味わいです。

材料（パウンド型1本分）
・冷凍黄桃ダイスカット……100g
・砂糖A……20g
・水……大さじ1
・生クリーム……20ml
・ホットケーキミックス……150g
・卵……2個
・牛乳……40ml
・砂糖B……40g
・油……50g

黄桃のキャラメルソースの作り方
① 鍋に砂糖Aと水を入れて加熱する。
② 茶色くなったら、室温に戻した生クリームを少しずつ加えてよく混ぜる。
③ 解凍した黄桃を加えてよく混ぜる。水分が出てゆるくなったら、とろみがつくまで煮詰める。

※砂糖を加熱するときは、鍋を揺らして溶かします。いじると結晶化しやすくなるので、溶けて茶色くなるまでは触らないようにしましょう。
※ケーキの生地に加えるまでに冷ましておきましょう。

ケーキの作り方
① 型にオーブンペーパーを敷いておく。
② 卵と牛乳、砂糖B、油をボウルに入れてよく混ぜる。
③ ホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
④ 型に生地を流し入れる。
⑤ 黄桃キャラメルソースをところどころに入れ、スプーンや竹串を使って軽く混ぜる。

⑥ 180℃に予熱したオーブンで40～50分焼く。途中15分ほど焼いたときに1度出して中心線に切り込みを入れる。
⑦ 竹串を刺して生地がついてこなかったら型に入れたまま粗熱を取る。
⑧ 触れるくらいになったら取り出してラップで包んでひと晩置く。

※焦げるような場合は、アルミホイルを被せて焼いてください。
※焼き時間はオーブンによっても変わるので、中まで火が通るよう加熱時間を調整してください。

しっとりしたパウンドケーキに、黄桃の甘酸っぱさが加わったケーキ。黄桃は煮りんごのような食感になります。キャラメルの香ばしさと甘さをもっと入れたい場合は、増量してみてください。

桃のアイスっておいしいですよね。自分で作れば桃の割合も自由。贅沢な味にするのも、さっぱりした味にするのも好みのまま。お手ごろ価格の黄桃で、割安だけどリッチな味わいが楽しめます。

材料（800mlくらい）
・冷凍黄桃ダイスカット……300g
・生クリーム……150ml
・プレーンヨーグルト……300g
・砂糖……80g
・レモン汁……大さじ1

作り方
① 黄桃200gをブレンダーでピューレにする。
② ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる。
③ 別のボウルに生クリームと砂糖を入れて七分立てにする。
④ ②と③を混ぜる。
⑤ 残りの黄桃を加えて混ぜる。
⑥ 容器に流し入れ冷凍庫で冷やし固める。固まるまでに数回混ぜる。

※あとから加える黄桃はそのまま冷凍するため、加える直前まで冷凍庫で待機し、解凍しないようにしてください。

冷凍庫から出して直ぐは固いかもしれませんが、しばらく置くと取りやすくなります。口に広がる桃の香りと甘酸っぱさに、ヨーグルトの爽やかさも加わって後味スッキリ♪

業務スーパーの冷凍黄桃ダイスカットは、小さめにカットされた黄桃がバラ冷凍でたくさん入っていて、とってもお手ごろ価格です。

缶詰とは違い、黄桃だけを冷凍してあるため、そのまま食べると甘さは控え目に感じますが、甘酸っぱくてさっぱりした味わいが楽しめます。お菓子作りに使う際には、甘味や量を調整しやすく、使い勝手は◎

コスパがよいので、たっぷり使って贅沢に桃の香りや味わいを楽しめますよ♪

気になる方は、ぜひ使ってみてくださいね。