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2024年01月31日 16:01 更新

耳が疲れない! 周囲の音も聞こえる! ママ家電ライターが復職前に「耳をふさがないイヤホン」をおすすめしたいワケ

復職前に、オンライン会議で使用するイヤホンの準備を忘れていませんか? 今回は、博報堂生活総合研究所の「2024年 ヒット予想ランキング」で25位にランクインした「耳をふさがないイヤホン」のカテゴリーから、NTTソノリティの「nwm(ヌーム)」をご紹介。子育て中のママ家電ライターが、使用感をレビューします。

テレワークや通勤中の動画・音楽視聴、そしてオンライン会議に欠かせないイヤホン。今回編集部からの依頼で、新体験の耳スピーカー「耳スピ」nwm(ヌーム)のネックバンドモデルnwm MBN001をお借りして試しました。筆者は普段は耳栓のような完全ワイヤレスイヤホンを愛用しているのですが、nwm MBN001は耳をふさがないオープンイヤー型のネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンです。

NTTソノリティ nwm(ヌーム)のネックバンドモデルnwm MBN001
NTTソノリティ nwm(ヌーム)のネックバンドモデルnwm MBN001

実際に使ってみたおすすめポイントは、「軽くて装着のストレス軽減。コード付きでなくしにくい」「マイク付き、2台同時接続」「耳元で音が聞こえて快適。それでいて子どもに話しかけられても聞こえる」の3点。詳しくまとめます。

イヤーピースがコードで繋がっているネックバンドタイプ

nwm(ヌーム)はNTTグループでもあるNTTソノリティのブランドです。独自のPSZ(Personalized Sound Zone)技術を搭載し、音漏れを最小限に抑えつつ周囲の音も聞こえるというのが本製品の特徴です。骨伝導ではなく、空気振動により音を伝えるタイプで、nwm(ヌーム)のサイトによると「音の出口から一定距離のところで、音波同士を打ち消し合い、周囲への音漏れを抑える」とのことで、オープンイヤー型ながら、音漏れしにくいというイヤホンです。

本体。ネックバンドタイプなので、使わないときは首にかけておけます。サイズはイヤホン部が55×35×15mm、ボックス部が60×15×8mm、ケーブル長が960mmです
本体。ネックバンドタイプなので、使わないときは首にかけておけます。サイズはイヤホン部が55×35×15mm、ボックス部が60×15×8mm、ケーブル長が960mmです
音漏れを抑えながら周囲の音が聞こえる点が特徴です
音漏れを抑えながら周囲の音が聞こえる点が特徴です

最大再生時間は20時間。充電時間は約2時間。IPX5相当の防水性能を備えているので濡れた手で触っても、雨の日でも安心です。

操作部分はシンプル
操作部分はシンプル
コードはナイロン製。しなやかで絡まりにくいのでストレスを感じませんでした
コードはナイロン製。しなやかで絡まりにくいのでストレスを感じませんでした
パッケージは温かみのあるデザイン。充電用USBケーブル(USB Type-A USB Type-C、コードクリップ)が付属します
パッケージは温かみのあるデザイン。充電用USBケーブル(USB Type-A USB Type-C、コードクリップ)が付属します
USB Type-Cポート。充電時間は2時間で大体20時間稼働します
USB Type-Cポート。充電時間は2時間で大体20時間稼働します

軽くて装着のストレス軽減。コード付きでなくしにくい

着け方は、アクセサリーのイヤーフックのように耳にひっかけて使います。メガネを付けているときでも、特に着脱に問題はありませんでした。マスクをしているときは、nwm MBN001を外すときにマスクが外れてしまうことがあるので、少し気を遣います。マスクを付けてからnwm MBN001を装着する順番にするとうまくいきました。

耳にひっかけて装着します
耳にひっかけて装着します
メガネと一緒につけたところ。筆者のメガネがつるが細身なのこともありますが、nwm MBN001をつけたままメガネを外してもひっかることなく、もたつきません
メガネと一緒につけたところ。筆者のメガネがつるが細身なのこともありますが、nwm MBN001をつけたままメガネを外してもひっかることなく、もたつきません

自宅で仕事をする際は、ほぼ一日つけたままにしていたのですが、軽量で疲れを感じにくい装着感。何より、コードでつながっているので、ワイヤレスタイプのようにイヤホンを落としたりなくしたりしないほか、いちいちケースに戻さなくてよいところがうれしいです。

ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどをしながら使っても、外れる心配がありません。マグネットスライドでコードをまとめておけばコードのひっかかりなども気にならないので、運動に集中できます。

付属のクリップで簡易的にまとめておけます
付属のクリップで簡易的にまとめておけます
マグネットスライド(囲った部分)があるので絡まりにくいです
マグネットスライド(囲った部分)があるので絡まりにくいです

ひとつ気になるのが、イヤークッションは取り外し・交換できないところです。こまめなお手入れを心がけた方がよさそうです。

マイク搭載、同時に2台の端末に接続できてリモート会議が捗る

nwm MBN001はマイク付きなので、リモート会議もスムーズ。音声が耳元ではっきり聞こえるので、大切な会議でも聞き漏らしにくいと思いました。筆者の場合、多いときは一日4つのリモート会議が入ることもありますが、耳が痛くならないので、長時間の使用でも快適でした。

また、nwm MBN001はマルチポイント対応で2台同時に接続できるのですが、これが結構便利。nwm MBN001を使用してタブレットで動画視聴などをしているときに、スマホに着信があれば簡単に切り替えてnwm MBN001で電話に出ることができます。通話が終わると、またタブレットの動画視聴に戻れます。イヤホンをその都度外したり、Bluetoothの接続を切断・再接続する手間がないところは、ポイントです。

耳元で音が聞こえて快適。それでいて子どもの声も聞こえる

子育て中にうれしいのは、耳を完全にふさがないオープンイヤー型なので、イヤホンを使っているときにも周囲の音が聞こえるところです。

子どもから話しかけられたり、宅配便や子どもが帰宅したときに鳴らしたインターホンの音も聞き逃しません。また、オンラインの発表会の視聴をしているときでも、自宅にいる子どもの気配を感じられるので安心感がありました。

nwm(ヌーム)公式サイトでは、料理をしながら本機を使用しているママが子どもに話しかけられているシーンも紹介されています(写真提供:NTTソノリティ)
nwm(ヌーム)公式サイトでは、料理をしながら本機を使用しているママが子どもに話しかけられているシーンも紹介されています(写真提供:NTTソノリティ)

音漏れを心配していたのですが、隣にいても聞こえないので、電車などの移動中でも気兼ねなく使えます。

音楽などの聞こえ方について、あくまで個人的な感想にはなりますが、よく聴くクラシック音楽の場合、マーラーなどの重厚な音楽は低音がちょっと物足りなく感じました。またノイズキャンセリング非搭載かつ周囲の音も聞こえる設計なので仕方がないですが、全体的な音量も小さめに感じます。

逆に、トーク系のYouTubeや語学学習用のコンテンツの音ははっきり聞こえるので、ラジオ、ポッドキャスト、語学学習などに向いている気がしました。そのほか、女性ボーカルの曲や、男性の高音がキレイな曲は、クリアに聞こえるので家事をしながら楽しく聴いていました。

耳元で音楽と周囲の音も感じられるので、とっても自然。使い始めのころは、ついついイヤホンを使っていることを忘れて家族も一緒に聴いているつもりになって、「今の部分、おもしろいね」など家族に話しかけてしまったこともあります。

1万円ちょっとでQOLが上がる1台

家事をしながら音楽やポッドキャストを楽しめますし、その際に子どもに話しかけられてもイヤホンをしたまま対応できる点はかなり快適。家事を片付けるのが面倒に感じるときでも、音楽を聴きながらならちょっとがんばれた気がします。

筆者の場合、子どもが保育園に通っていた期間は、仕事が終わったら保育園にお迎えに行って、ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、明日の準備をして、寝かしつけをして……とあっという間に1日が過ぎ去る毎日。子どもが寝た後、ドラマを1話観るのがちょっとしたリラックスタイムでした。nwm MBN001なら周囲の音が聞こえるので、夜に子どもが起きたときにもすぐ対応できますし、気兼ねなく使えます。

また、人の話がクリアに聞こえるので、語学学習や資格の勉強など、スキルアップしたい人のサポートにもなりそうです。

復職の準備というと、調理家電など家族全体の家事のことにフォーカスしがちですが、自分のためのアイテムとしてQOLが上がるイヤホンを用意しても良いのではないでしょうか。

製品概要

nwm オープンイヤー型ワイヤレスパーソナルイヤースピーカー nwm MBN001
実勢価格:12,100円前後
https://www.nwm.global/mbn001

今回お試しさせていただいたカラーはダークブラウンですが、ホワイトベージュもあります ※nwm(ヌーム)公式サイトより
今回お試しさせていただいたカラーはダークブラウンですが、ホワイトベージュもあります
※nwm(ヌーム)公式サイトより

(文:伊森ちづる、編集:マイナビ子育て編集部、編集協力:NTTソノリティ)

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