童話を科学で読み解くとどうなる?小学校低学年からの科学読み物『かがくでなぞとき どうわのふしぎ50』が発売
世界文化社は3月16日、書籍『かがくでなぞとき どうわのふしぎ50』(川村康文・小林尚美・北川チハル 著) を発売します。
「3びきのこぶたが、もしもみんなで1つの家をつくったら?」
わら、木、レンガ。それぞれの長所をいかした家をつくるには、どうしたらいいだろう。
有名童話を科学の目で読み解くと、ちがったおもしろさが見えてくる! 同書は、東京理科大の先生が教える、小学校低学年からの科学読み物です。
有名童話15話を、科学視点で読み解く!
・「ジャックと豆の木」のつるは、富士山より高かった? 低かった?
・「ヘンゼルとグレーテル」のおかしの家を、じっさいに作るとしたら?
・「大きなかぶ」は、どれくらい重かったの?
・「うさぎとカメ」のはやさは、どれくらい差があったの?
想像するだけでも楽しいふしぎから、ちょっとむずかしい算数のなぞまで。科学の疑問を解き明かします。豊富な写真とイラストで視覚的にも理解しやすいのが特長です。
東京理科大の先生が教える! 子どもの探究心の育て方
童話の世界から科学のおもしろさを伝えるのは、東京理科大学の川村康文先生と小林尚美先生。
川村先生はNHK Eテレ『チコちゃんにしかられる』でもおなじみ、小林先生は幼稚園から大学まで幅広く、科学実験の授業を実践しています。
ふたりのSTEAM教育専門家が教える50問のQ&Aで、これからの時代に必要な探究心――「問いを見つける力」「自分なりに考える力」が身につきます。
読み聞かせや親子のコミュニケーションにも
童話は絵本形式で、幼児・児童向けの読み物を多数手がける北川チハル先生が執筆。文字を覚えたての子も楽しめるように、ひらがなだけで、読みやすい長さです。5人の個性豊かなイラストレーターが描き出す物語の世界も魅力です。
童話を入り口に科学の世界に親しめる同書。読み聞かせや、親子のコミュニケーションを深めるのにもぴったりの1冊です。
著者プロフィール
川村康文●かわむら・やすふみ
1959年、京都府生まれ。東京理科大学理学部第一部物理学科教授。北九州市科学館スペースLABO館長。専門はSTEAM教育、科学教育、サイエンス・コミュニケーション。『科学のなぜ?新図鑑』『同・新事典』(受験研究社)、『名探偵コナン 実験・観察ファイル サイエンスコナン』シリーズ監修(小学館)など著書・監修書多数。NHKEテレ「ベーシックサイエンス」や「チコちゃんに叱られる!」にも出演。
小林尚美●こばやし・なおみ
STEAM教育専門家。4歳からスズキ・メソードでピアノを習い、幼稚園教諭として音楽に親しむこころの教育を実践。園長経験を経て、東京理科大学総合研究院「未来の教室・サイバーメディアキャンパス懇談会」未来の教室プロジェクトに参加。幼児から学生に向けて、科学実験の出前授業や研究を行っている。共著に『はじめてみようSTEAM教育』(オーム社)、『親子で楽しむ! おもしろ科学実験12か月 』(メイツ出版)。
北川チハル●きたがわ・ちはる (童話)
愛知県岡崎市出身。保育士を経て作家となる。絵本、童話、読み物など幅広く手がけている。『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で児童文芸新人賞、『ふでばこから空』(文研出版)でひろすけ童話賞、児童ペン賞「童話賞」を受賞。執筆の傍ら、おはなしライブ、子育て・学校読書支援など、精力的な活動も行っている。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会所属。朝日放送テレビ番組審議会委員。
書誌概要
小学生からよみたい かがくずかん『かがくでなぞとき どうわのふしぎ50』
■発売日:2024年3月16日 (土)
■定価:2,200円
■著者:川村康文・小林尚美・北川チハル
■仕様:A5判/224ページ
■発行:世界文化ブックス
■発行・発売:世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/24801.html
世界文化ホールディングス
http://www.sekaibunka.com/
(マイナビ子育て編集部)