二児の父・ダンディ坂野さん、長男は全国模試3位! 自身の人生哲学を子育てに
9日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)にお笑い芸人のダンディ坂野さんとコウメ太夫さんが出演。ともに勉学優秀だというお子さんの子育て術を明かしました。
「今が大変で、後で楽しんだほうがいい」
ダンディ坂野さんは2009年に長女、2014年に長男が誕生。現在14歳の長女は中学受験に挑んで大学付属の私立中学に合格し、小学5年生の長男は、ダンディさんが「僕の家庭ではおかしいなと思うくらい頑張っている子どもですね」と言うほど頑張り屋で、塾で受けた国語の模擬試験で全国3位の成績をとりました。
そんな成績優秀なお子さんたちを育てるダンディさんの育児方針の1つが、「宿題が終わるまでは何もしちゃだめ」ということ。「帰ってきたらまずやらなきゃいけないことをやる。塾の宿題や英語の習いごと、学校の宿題など、やらなきゃいけないことがすべて終わったら、なんでも好きなことをしていい」というルールを決めているそうです。
やるべきことを終えるまではテレビもゲームも全部禁止。破ったらゲームのアカウントを消すという厳しいルールも設けられています。この方針は育児のすべてに共通しており、私立中学の受験も「中学受験で入ってしまえば(一貫校なので)高校受験がない。中学受験だけ頑張れば後がめっちゃ楽じゃん」という考えから。
そこには、「後で大変になるよりは、今が大変で、後で楽しんだほうがいい」というダンディさんの人生哲学があります。ダンディさん自身、大ヒットした1発ギャグを当時がむしゃらに頑張ったおかげで今もいろんな仕事ができているといい、“先に頑張って後から楽になるほうがいい”と、自身の経験から学んだのだといいます。
また、テストや模試の成績では、「80点をとって、次に70点だったら、その次にまた80点をとったときに何かご褒美をあげる。80点より上がらなくてもキープできればいい」といい、「ゲッツ」のブレイクから21年間、芸をキープし続けたからこその妙な説得力があります。人に親切にしたときもご褒美をあげているといいます。
ダンディ坂野さんが子育てで大切にしていることのもうひとつは、「時間は必ず守らせる」こと。芸人として営業のステージに立つことが多いダンディさんは、「時間通りに起き、時間通り電車に乗って、持ち時間のなかでステージをやる」のが仕事だと自負しており、時間を守ることをシビアに考えています。お子さんが塾に遅れて行ったら、「先生は絶対困ってるはずだよ。直しなさい」ときっちり諭していると明かしました。