「もうママとHはしてないの?」娘にいきなり聞かれてびっくり。どう答えるのが正解だったのか
ついこのあいだまで赤ちゃんだと思っていたのに、いつのまにか心も体も成長している子どもたち。我が子の「性教育」を、いつ、どんな話から、どこまで伝えていったらいいのかーー悩める親たちがぶつかった「子どもの性の悩み」を明かしてくれました。
子どもからストレートに「パパとママはHしてるの?」などと聞かれて、困惑しない親はいないのではないでしょうか。今回は思春期の娘への性教育の悩みを抱える、30代男性のエピソードです。
「パパは男の子が欲しかったんでしょ?」
<投稿主:33歳男性 / 子:11歳女子>
2人姉妹の父親です。
先日、私が家で晩酌をしていると11歳の長女が急に尋ねてきました。
「パパは本当は男の子が欲しかったんでしょ? パパは野球好きだし、キャッチボールしたかったんじゃないの」と。
さらに畳みかけるように、なんで3人目は作らなかったのかと聞かれ、極めつきはこの質問でした。
「もうママとHはしてないの?」
それまで気持ちよく飲んでいたのが、酔いが一気にさめるほどの衝撃でした。
なんと答えてよいかわからず、酔っていることにかこつけて聞こえないふりをし、何とかその場をごまかすのが精いっぱいで……。
友人にこの話をしたらドン引きされた
思春期の娘が、どれだけちゃんと意味を理解したうえで言ってきたのかはわかりません。正直、「女性同士なんだから、ママに話してくれればいいのに」と思ったりもしました。
その翌日に、たまたま同じ年頃の娘さんを持つ友人(男性)と会う機会があったので、この話をしたところ、彼は「なんて言ったらいいかわからない」「娘にそんな話をされるなんて想像できない」と、かなり引き気味の対応でした。
親しい友人にまで気色悪そうな態度を取られたことは、さらにショックでした。
前夜は妻に言うのも気まずいと思って言いませんでしたが、帰宅後に妻に「こんなことがあった」と打ち明けると、妻も「え、あの子がそんなことを?」と驚いていました。
2人の娘の性教育、いったいどうするのが正解なのか
この出来事があってから、娘たちの性教育について真剣に思い悩むようになりました。
長女は「どうして子どもができるのか」はすでに理解しているようですが、果たしてそれが正しい知識なのかはわかりません。
将来、彼氏の家に泊まりに行くという日も来るでしょう。そうなる前に、どういうアドバイスをするべきか、避妊についてどこまで確認するのか、……親子でそういう話をすると考えただけで気が遠くなりそうです。
子育てとはただ育てるだけでなく、色々なことを教えてあげてこそなのだと、それが大人の責任なのだと改めて気付かされました。
(※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています)
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上記の体験談に関連して、産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生の解説をお届けします。
(日本文芸社刊『12歳までに知っておきたい 男の子のための おうちでできる性教育』より一部抜粋・再編集)
「パパとママもセックスしたの?」と聞かれたら....
子どもに性行為についての話をしたら「じゃあ、パパとママもセックスしたの?」と聞かれたという話もあります。ちゃんと理解をしているということですね。
その上で、自分が生まれたってことは、パパとママも性行為をしたんだなと思ったということでしょう。
しかし、性行為についてはプライベートなことなので、子どもには、
そうだね。したから、あなたが生まれたんだよ。生まれてきてくれてありがとう
と生まれてきてくれたことを感謝して伝えてもよいですね。
もし回数を聞かれたりしたら、
あなたが生まれているので、1回はしているけれど、あとはプライベートなことだから話さないよ
と伝えましょう。
性教育をするから、性的なことの説明をするからといって、必ずしも自分自身の経験を伝えなければいけないわけではありません。科学的に説明しましょう。絵本などを使って、一緒に読んでもよいでしょう。