宮沢りえさん、思春期の娘について「ほんとに悩んだりして、かわいい」 娘が自身の初主演映画を見た感想も
俳優の宮沢りえさんが9日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演し、中学生の一人娘や家族への思いについて語りました。
娘が初主演映画を鑑賞「すごく面白い!」
宮沢さんは2009年5月に第1子となる長女を出産し、2018年に俳優の森田剛さんと再婚。モデルとしてはもちろん役者としても活躍し、最優秀主演女優賞に3度も選ばれた実力派俳優です。
今でこそ演技力が評判の宮沢さんですが、14歳で俳優デビューした初主演映画『ぼくらの七日間戦争』については「よく言えば初々しいですけど、悪くいえば大根ですね」とバッサリ。ただ、同作を今月で15歳になる長女に見せたところ「『すごく面白い』と言ってくれて嬉しかったです」とにこやかに語りました。
長女が14歳を迎えたときは、宮沢さんは「あの(役者デビューした)時の自分の年齢(と同じ)なんだな」と感慨深かったよう。現在は思春期真っただ中で、宮沢さんは「ほんとに悩んだりして、かわいいです」と娘を思う親心を語ります。
親友・水川あさみさんが語る宮沢さん「魂が抜けた状態になる」
番組には、そんな宮沢さんと13年前に大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で共演して以来大の仲良しという、同じく俳優の水川あさみさんがVTRで登場しました。
宮沢さんは「唯一無二の存在」だと語る水川さん。「すばらしい人間・役者、宮沢りえみたいな人が、ちゃんと自分の前を歩いてくれているっていうことだけで、自分を見失わずに生きていられる」と宮沢さんへの尊敬の気持ちを語ります。
親友からも一目置かれている宮沢さんですが、水川さんいわく意外な一面もあるそう。稽古中やほかの俳優、スタッフなどと話しているとき、宮沢さんが急に「魂が抜けた」ように真顔でぼーっとなる瞬間があるといい、そんな姿を水川さんは「かわいいなあと思って」と愛おしそうに語ります。
水川さんに言われて、初めて自身の「魂が抜けた」状態に気づいた宮沢さん。話している最中でも、つい演技のことなど「考えることをやめることができない」ため、「魂が抜けた」状態になると自己分析。MCで俳優の井桁弘恵さんも「わかります。見えているんだけど、(話が)入ってきてないみたいな時があります」と共感します。
仕事に全力な自分を支えてくれるのは家族「一番ほっとする場所」
常に全力でお芝居と向き合う宮沢さんを支えてくれるのは家族の存在。「犬もいて家族もいて、一番ほっとする場所」といい、「悩んだりしたときにパートナーがいるっていうのは、すごく心強い」と夫に対する気持ちも告白。
そして「娘が成長していく中で、私たちも気づくことがある。鏡みたいに自分たちに返ってくる」「家族だけどそれぞれ個人じゃないですか。個人が幸せでいるって自然にやっていたらダメだと思う。クリエイティブで、考え育むもの」と自身の考えを述べます。「できるだけリラックスしてもらえるように、思っていることをお互い言い合える環境を作れるようにしています」と、「幸せ」を保つために心がけていることを明かしました。