妊娠中、1人で買い物へ。両手に荷物を抱えながら歩いていると、ある女性が……#「ありがとう」を伝えたい
安定期に入ったとはいえ、妊娠中の買い物はハードな試練ですよね。大きなお腹で荷物を抱えて帰るのも一苦労……。今回は、30代ママがスーパーからの帰り道に体験したエピソードをご紹介します。
妊娠中スーパーで買い物をしていると、1人の女性が話しかけてきて……
私がまだ妊娠中の時の話です。
夫が出張で不在だったのと安定期に入っていたのもあり、1人で近所のスーパーまで散歩がてら買い物に行っていました。
買い物を済ませスーパーを出て家に帰ろうとしていた時、両手に買い物袋を持っていると後ろから声をかけられ……。
誰だろうと思って振り返ると、50代半ばくらいの見知らぬ女性が笑顔で「大変そうだから手伝ってあげるわ」と言ってくれました。
全然知らない人だったので私は驚きましたが、ありがたくお願いしました。
逆方向にも関わらず、その女性は近所まで荷物を運んでくれて……
その女性は、私が両手に持った買い物袋の重い方を持ってくれて、うちの近所まで一緒に歩いてくれることに。
帰りの途中、「私も若いころは妊娠中に1人で大変だったから、同じ境遇の人を見ると気になるのよ」と話してくれて、私はその優しさに感動しました。
家の近くに着き、持ってもらっていた買い物袋を受け取った後、おばさんは「元気な赤ちゃんが生まれるといいね」とまた笑顔で言ってくれて、手を振ってスーパーの方へと戻っていきました。
おそらく私の家とは帰り道の方向が逆だったのだと思います。私はその方のお名前も聞けなかったのですが、心が温かくなりました。
声をかけてくれた女性は、今では”初めてのママ友”に
その日からしばらく、その女性とお会いする機会はなかったのですが、出産を無事に終え、主人と赤ちゃんを連れてスーパーへ買い物に行った時、偶然再会することができました。
今度は私のほうから声をかけ、「私のこと覚えていますか?」と言うと「もちろん覚えてますよ。元気そうな赤ちゃんね。頑張ったわね!」と言ってくれたのでした。
それ以降、スーパーで出会った時は子育てのコツを教えてもらったり、世間話をしたりの仲に。今思うと、私の初めてのママ友です。
当時は助けてもらい、本当にありがとうございました。これからも仲良くしていきたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
