【漫画】どうしても薬を飲んでくれない子ども…かかりつけ医に相談したら思いがけない返答が!『ふうふう子育て #139』
青鹿家の娘・ふーみんは薬が大の苦手。甘いものに混ぜてもダメ、しょっぱいものに混ぜてもダメ。なんとか飲ませても吐いてしまう。そこで青鹿さんは、かかりつけ医に相談してみることに。
風邪を治す薬は存在しない
「必要最低限の薬しか処方しない」という選択肢
薬を甘いものに混ぜたり、しょっぱいものに混ぜたりと工夫をしても飲まず、たとえ飲んだとしても吐いてしまう娘。そのことに疲れ果ててしまった私。
親子ともに投薬が苦痛になったので、かかりつけのお医者さんに「何がなんでも薬を飲まなくて、どうすればいいのか」ということを相談してみたところ、意外な提案が返ってきました。
それはなんと「必要最低限の薬しか処方しない」というもの。
「どうにかして薬を飲ませる方法」ばかり考えていた私は、まさか「できる限り薬を飲まなくていいようにする」という選択肢があるとは思ってもみなかったので、とてもビックリしました。
できるだけ飲ませないですむなら助かるのですが、「薬を飲まなくても治るだろうか?」という不安もあります。医師は、そんな私の疑問に丁寧に答えてくれました。「子どもの病気のほとんどは風邪。風邪薬は症状を抑える対症療法の薬であり、風邪そのものを治す特効薬ではないから大丈夫」ということでした。
多少の時間はかかるものの、風邪は安静にしていれば自然治癒力で治ることがほとんど。しかし、まれに悪化することもあるから、こまめに通院して症状がどう変化しているかを診せてほしいといわれました。
薬を飲ませるたびに、親子の信頼関係が崩れていっているのではないかと不安に思っていたので、私たち親子にとってはこまめな通院のほうが好都合です。
医師は「どうしても必要な薬、一定の期間きちんと飲みきらなくてはならない薬は頑張って飲んでもらわなければならないけど、対症療法の薬はできるだけ出しません」と約束してくれました。そして、ふーみんに「今日は薬は出しません。だから、しっかり水分をとって寝てね」と伝えてくれたんです。
こうして投薬の回数が減ったことにより、親子ともにすごくラクになりました! ふーみんも納得しているので、ふだん出されない薬が出されたとしても「これだけは頑張る!」と前向きになりました。
「小児科で出された薬は何が何でも飲ませなきゃ!」と思っていた私でしたが、病気の種類やその子の苦しさに応じて、頻度や量を調節してもらうことができるとわかり、とても勉強になりました。
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#子どものかかりつけ医
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(編集協力:大西まお)