【漫画】「子どもに虫よけ塗っていいの?」蚊に刺されにくいタイプの夫の素朴な疑問に、刺されがちな妻は…『ふうふう子育て #137』
子どもは蚊に刺されると腫れやすく、かき壊してトビヒになることもあります。青鹿家の愛娘・ふーみんも蚊に刺されやすく、気が抜けないそう。
夏は子どもの虫刺され対策が必須!
刺されにくいタイプの夫は「知らなかった」
夏が来るたびに困っているのが、虫刺され。私と娘・ふーみんは蚊に刺されやすく、刺された場所がとてもかゆくなり、赤く腫れてしまいます。一方、夫は蚊に刺されづらく、刺されたとしてもあまりかゆみを感じず、腫れません。
外出時、ふーみんも私もイカリジン配合の虫よけ剤を丹念に塗っています。ただ、イカリジンは独特の匂いがするため、ふーみんが嫌がることも多く、夫は「アロマリングやシール、もっと自然素材で肌にやさしいものじゃなくていいの?」と聞いてきました。
天然成分の効果を全否定するわけではありませんが、虫よけの効果としては持続時間が短いものが多く、あまりこまめに塗り直すのは現実的ではないし、効果のある害虫の種類も少ないので、私は高い効果を期待できないと思っています。独特な匂いがする医薬品が怖いという気持ちもわかりますが、蚊に刺されやすく腫れやすい人にとって、刺されることのほうがリスクとしてはずっと大きいのです。
日本で市販されている虫よけ剤は、用法容量を守って使う分には恐れることはありません。主に虫よけとして効果の高い成分にはディートとイカリジンの2種類があります。ディートは生後6ヶ月未満の子には使えず、濃度12%未満でも12歳未満の子には使用回数の制限があります(濃度30%以上のものは子どもには使用できません)。一方、イカリジン(ピカリジン)は使用する年齢や回数に制限がないので小さい子にも向いています。
蚊に刺されやすい私は他にも、以下のような工夫をしています。
・色の薄い服を着る(蚊は黒い色を好む)
・蚊が多い場所に行くときは肌の露出をさける(道中は暑いので半袖だけど、藪に入る時はゆったりしたラッシュガード等を着させる)
・皮膚は保湿してから日焼け止めを塗って、その上に虫よけ剤を塗る
夫には、子どもが蚊に刺されること、蚊に刺されてかき壊してしまうこと、トビヒになってしまうことのほうが困るので、そちらのリスクを心配してほしいことを伝えました。夫は、むやみに医薬品を使っているわけではないと知って安心したそうです。さらに、夫自身は蚊には刺されづらいものの、マダニなど他の虫に刺されるのも怖いので、油断せずに虫よけを塗ってほしいと伝えました。
もちろん気をつけていても、刺されてしまうときはあります。普段は市販の虫刺されの薬をすぐ塗ればそのうちよくなりますが、かゆみや腫れがひどいときは皮膚科を受診して薬を出してもらおうと話しました。
ちなみに、私は足裏をアルコールスプレーでこまめに拭く予防策もしています。アルコールでかぶれないかどうか要確認ですが、個人的には蚊に刺されにくくなったのでおすすめですよ!
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#子どもと虫刺され
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(編集協力:大西まお)