第一子出産の峯岸みなみさん、夫・東海オンエアてつやさんの良きパパぶり賞賛「すごく頼りにしている」
先月第一子を出産した元AKB48の峯岸みなみさんが、YouTubeで出産レポを公開。夫・てつやさんの“デキるパパ”ぶりも明かしました。
「結論からいうと、完全に無痛というわけでは…」
峯岸みなみさんは2022年8月にYouTuberグループ「東海オンエア」のてつやさんと結婚。今年7月に、第一子の女の子が誕生しました。
産院での撮影はNGだったといい、「出産は十人十色なのであくまでひとつの例として受け止めてほしい」として自身の経験を話した峯岸さん。出産はあらかじめ分娩する日を決めて出産する計画無痛分娩を選んだと明かしました。
というのも、てつやさんは愛知県岡崎市在住ですが、峯岸さんは東京の病院で出産。産気づいたときに突然、愛知から駆けつけるのは難しいものの、「でもできれば立ち会ってほしい、一緒にいてほしい」という希望から、ある程度スケジュールを定めておくことにしたといいます。
無痛分娩での出産となりましたが、「結論からいうと、完全に無痛というわけではありませんでした。痛かったタイミングありました普通に」と、峯岸さんは一部始終を説明。
予定日の前日に入院し、赤ちゃんの状態を確認してから医師の診察を受けると、まだ子宮口があまり開いておらず赤ちゃんも降りてきていなかったため「これはちょっとお産に時間がかかりそう。2日間かかるかもしれないよ」と言われ、覚悟を決めたそう。
その後、子宮口に水風船のような器具を入れて陣痛を誘発させるバルーン処置を行うと、峯岸さんは「想像以上に痛みを感じました」といい、「私はこれ陣痛じゃないの? って思うほど結構痛くて。次の日からお産というイメージだったのに、入れた瞬間、えっ痛いマジ?」と驚いたといいます。
ただ、数時間で痛みも和らぎ、明日に備えて寝ようとしたところ、ベッドで「タラタラタラと自分の中から水が出るような感覚」が。破水かと思ったら「結構な量の出血」をしていて驚いたそうです。
バルーンが抜けた刺激で出血していたことがわかり大したことではなかったものの、この時点で子宮口が少し開いていて、「だんだん子宮をゆっくりいたぶられて握りつぶされるような痛み」が訪れ、自然な陣痛がはじまったのだそう。
かなり痛みが強いので麻酔の処置をスタート。麻酔が効くと「マジで痛みが取れる」と感じたそうで、痛みが楽になったタイミングで2時間ほど睡眠をとり、朝6時に起きると子宮口は8㎝まで開いていました。
再び痛みが増し、寝ているあいだに破水もしていたため「出産が近いのではないか」と
朝7時に夫を電話で呼びます。いつも寝起きの悪いてつやさんが心配でしたが、「当日さすがに緊張感をもって入眠してくれたのかしっかり2コールくらいで起きて向かってくれた」そうです。
峯岸さんとしてはこの時点で「全然思ってたのと違う」と焦りもあったようですが、あれよあれよというまに分娩室に移動。ただ、そのときは麻酔が効いて痛みもなく、「超余裕だった」といい、てつやさんも無事に到着していざ、出産へ。ただ、途中で赤ちゃんの「苦しいサイン」が出てきたため、早く出してあげるべく最後は吸引分娩で「午前8時43分、赤ちゃんを産んで大きな産声を聞くことができました」。
深夜に陣痛を感じ、当日はスピード出産。看護師さんにも「良いお産でしたね」と声をかけてもらったそうで、峯岸さんは「すごくいい経験をしたな」と振り返りました。「お股の傷」も浅くて済み、「次の日からの生活が楽って言ったら悔しいんですけど比較的動けた方かな」というほど、体力的な余裕をもって出産を終えられたようです。
赤ちゃんは「言葉で言い表せないくらい可愛い」とメロメロ。退院してすぐから、産後ケアホテルにお世話になっているといい、ここで身体を休めつつ赤ちゃんのお世話に着いて学び、そのあと1ヶ月健診まで実家で過ごして、そのあといよいよ岡崎市での新生活が始まるといいます。
夫婦と赤ちゃんでの新生活が「今すごく楽しみ」だという峯岸さん。「てっちゃんも育児に前向きで、すごく上手なんですよ。おむつも完璧だし寝かしつけもバッチリなの。私よりも抱っこしたら泣き止ませられるの早いんじゃないかなってくらい、すごく頼りにしている」と、てつやさんの育児態勢もばっちりのようです。
無痛分娩のメリットとリスク
陣痛などによる痛みを和らげて、産後の回復が早まるとされる無痛分娩。そのニーズはますます高まっています。
無痛分娩のメリットとしては、痛みによる体への負担やストレスが軽減されるため、産後の回復が早いと感じる人が多いことがあげられます。また、妊娠高血圧症候群などの妊婦さんでは、出産による血圧の上昇を抑えることができることや、心臓や肺に病気を抱えている妊婦さんの出産では呼吸機能や体への負担が軽減されるなど、リスクを抱えた妊婦さんにとってもメリットがあるといえます。
また、これまで無痛分娩では自然分娩に比べて出産時間が長くなるといわれていましたが、最近の研究や報告によると、適切な無痛分娩であれば出産時間は長くならないとも言われ始めています。
一方で、麻酔薬を使うことによるリスクがあることは知っておきましょう。どんな出産であれ必ずリスクが伴うものですが、とくに無痛分娩では鎮痛のための薬を使うことから、一般的な出産とは別のリスクが生じます。たとえば、分娩中や産後に足腰の力が入りにくくなり、転倒のリスクが高まるため、産後も十分な安全管理が必要です。また排尿や排便の感覚が鈍くなり、排尿トラブルや便秘が生じやすくなったり、皮膚のかゆみが出たりすることもあります。
メリットとリスクの両方をしっかり確認、理解して無痛分娩に臨むことが大事です。