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2025年05月12日 07:32 更新

毎日忙しいワーママこそ知っておいて!「時間軸」で考えることの重要性|ワーママが無理ゲーすぎて #3

大変な子育てと仕事の両立。時間軸で計画を立てることで、乗り切れることもあります。

\元自衛隊の心理カウンセラーによるワーママの心構え&対策/

仕事と子育ての両立は並大抵のことではありません。
ワーママは疲れ果ててしまい、メンタルの不調も抱えがちに。
この書籍では、元自衛隊の心理カウンセラー下園壮太さんが心をラクにするための〈心構え〉と〈対策〉を40のポイントにまとめています。

今回は、時間軸で見積もってみることについて、書籍『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』(時事通信社)から一部抜粋してお届けします。

時間軸で見積もってみる

※画像はイメージです

「緊急プラン」を立てるための2つ目のポイントとして、今後の子育てや仕事などを「時間軸で見積もる」、という作業をしてください。

「毎日大変!」かもしれませんが、その中でも、なんとなくでもいいので「大変な時期」や「ラクな時期」を、長期的な視点で見積もってみてほしいんです。

人は、どんなにつらくても
「これがあと3日で終わる」
「月末までとにかく乗り切れば、来月は余裕が出る」
などと見通しが立っていれば、案外ストレス耐性が上がってくるもの。

「いつ終わるかわからない」、あるいは「延々と続く」と思うと負担感が増し、つらくなってしまうんですね。

多くのお母さんたちが経験したことと思いますが、赤ちゃんが新生児のころは昼夜の別なく寝ていて、夜中であってもお腹が空けば泣きます。この時期、お母さんたちは睡眠不足で疲労困憊。でも数カ月たてば赤ちゃんも成長してきて、やがて夜泣きは減っていきます。出産で疲れ切っている時期に夜中の授乳やミルクが続くと絶望的になりますが、「数カ月すれば落ち着いてくる」とわかっていれば、少しは希望も湧きます。

予想される「大変な時期」の対策を考えてみる

イメージ画像
※画像はイメージです

もし、子どもや家族、仕事の今後のスケジュールを見積もってみて、すでに予想される「大変な時期」があるのでしたら、心がまえをしつつ、具体的にできることの対策を考えておきましょう。

たとえば、年度末に子どもの行事と仕事の繁忙期が重なることがわかれば、
「今年は卒園式があって、3月の第2週は仕事の締め切りも重なっている。週末だけでも、子どもを祖父母宅に連れて行こうかな」
などと対策できます。

天気予報で台風が来るとわかれば、多くの人は備えます。中には状況を見極めず、会社にいつもどおりに出勤しようとして大騒ぎになる人もいるようですが……。

「時期を見積もる」「計画を立てる」は、ワーママの人生を戦略的に考える「緊急プラン」のひとつ。

もしも大変な時期に突入したら、
「これか。ついに来た来た」
と思って、事前に考えておいた体制にすかさず移行できたら、あなたはすばらしい「指揮官」です。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。
(2025/05/12時点)

※本記事は、『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』著:下園 壮太、イラスト:ひえじまゆりこ/時事通信社 より抜粋・再編集して作成しました。

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