
パパ芸人たちが育児の心得を熱弁「リアルにガチに、家で家事育児だけをしてる人の方が絶対的につらい」
13日深夜放送の『上田ちゃんネル』(テレビ朝日系)では、本気で育児に取り組んでいるパパ芸人たちが出演。子育てを頑張るパパとママを応援する企画「我が家の子育て討論会」を展開しました。
「ママと同じくらい育児をしてたら子どもは絶対平等になる」
子育てをしっかり頑張るパパ芸人として紹介されたのは、12歳の娘のパパで保育士の資格も持つタケトさん、2歳の双子と9歳長男を育てる三児のパパ・「わらふぢなるお」ふぢわらさん。
そして育児についてメディアで語る機会も多い、4歳・6歳の娘を育てる古坂大魔王さん、三姉妹の母で芸人の夫を持つ近藤千尋さん、まもなく妻の出産を控えている「エイトブリッジ」別府ともひこさんがスタジオに揃いました。MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也さんも、18歳長女と14歳長男の父です。
番組では育児の心得として、まず大事なことは「奥さんが妻からママに変わると理解すること」だと紹介。
タケトさんは「普段していた自分の発言が(子どもが生まれると)怒られるようになる。たとえば家に帰ってきて『疲れた~』とか言うと、『あなたの仕事はそれで終わりかもしれないけど私は家の中で24時間働いてるのよ』とか」とリアルなエピソードを明かします。
すると古坂さんが「(これを男性は)小言に感じて、男女で揉めがち。でもリアルにガチに、家で家事育児だけをしてる人の方が絶対的につらいんですよ。どう見ても重さが違うのに、現状がなかなかわかりづらくて」と解説。
これにふぢわらさんが「本当に仕事は楽だと思う」と追随。「(自分は)育児をめちゃくちゃやってたんです、夜泣き対応も全部した、仕事なんて全然楽」というと、古坂さんも「夜泣き、あの夜の時間帯の長さね」と共感します。ふぢわらさんのところの双子はまだ夜泣きが続いてるといい、「(双子が)同時に泣き出したらもうどうしようもない」と育児の大変さを話しました。
プレパパの別府さんが「わからないんですけど、あんまりパパが触らないほうがいいとかあるんですか?」と聞くと、先輩パパ芸人たちは「いやいやいや」「楽しようとしてるじゃん」と一斉にツッコミ!
ママの立場から、「ママじゃないと泣き止まないとか、ママに抱っこされたいみたいとか、パパは言いがちだと思うんですけど。いや、それはパパの意見であって。ママと同じくらい育児をしてたら子どもは絶対平等になる」と説明したのは近藤さん。
「うちも結構パパが一生懸命育児するので、上の子(7歳長女と5歳次女)がグズッたときは、ちゃんとパパとママで分かれるんですよ」「下の子はパパの方が相性が良くて、上の子はママの方が相性良い。やっぱり人間なので相性がある。だけどパパがあまり育児できていない方は、たぶん両方ママの方にいっちゃうから」と、家庭の様子を明かしました。
また、ふぢわらさんはパパが育児をやらなくなる悪循環の例として「新生児のとき、オムツを替えたりする。オムツの場所がわからない。ちゃんと覚えてよと叱られる。ちょっと嫌になる、わからないからやらなくなる、やらないとわからなくなる、また嫌になる。この悪循環になっていっちゃう」と説明。「わからなくても積極的に聞いてやる!」と説きました。