
「GCL1815乳酸菌」を新配合! おいしさも進化した乳酸菌クリームサンドビスケット「ビスコ」のリニューアル発表会レポート
江崎グリコの看板商品、乳酸菌クリームサンドビスケット「ビスコ」が4月8日に全国でリニューアル発売。2種類の乳酸菌を配合し、新しい環境でさまざまなことにチャレンジする子どもたちをより一層応援するクリームサンドビスケットに生まれ変わったのだとか。リニューアル発売に先立って、4月2日に行われた発表会のレポートをお届けします!
発売92周年を迎えてなお進化を続ける「ビスコ」は第三のステージへ!

創業以来、「おいしさと健康」を追求してきた江崎グリコが、「グリコ」に次ぐ第二の栄養菓子として1933年2月に発売したのが「ビスコ」。今年で92周年を迎えました。胃腸の働きを助けるなどの栄養効果が注目されていた「酵母」に焦点を当て、日本に入ってきたばかりのビスケットに入れてクリームサンドビスケットとして完成させたのが「ビスコ」の始まりなのだそうです。

1979年には、ビタミンやカルシウム、乳酸菌などの栄養成分を強化。そして、固かった生地を軽いものに変更したうえで、レモン味のクリームに隠し味のストロベリーを追加し、今の馴染みある「ビスコ」になりました。
進化を続ける「ビスコ」は、2020年の15年ぶりのリニューアルにて、子どものすこやかな成長に寄与できるように「素材」と「おいしさ」のダブルイノベーションを実施。「素材」については、シンバイオティクスの考えに基づき、食物繊維を配合しました。ちなみにシンバイオティクスとは、乳酸菌などのおなかにうれしい菌と、おなかにうれしい菌のエサとなる食物繊維などを一緒に摂取するアプローチのこと。

そんな「ビスコ」は今回の2020年以来のリニューアルで、酵母ビスケットと乳酸菌栄養菓子に続く、第三ステージに突入するといいます。
「生きて腸に届くスポロ乳酸菌」と「つよさうみだすGCL1815乳酸菌」をダブル配合!

今回のリニューアルのポイントは、「つよさうみだすGCL1815乳酸菌」を新配合したこと。「つよさうみだすGCL1815乳酸菌」は、約1万株から独自研究によって選び抜かれた江崎グリコの乳酸菌。佐賀の生乳生まれの乳酸菌で、2009年の分離から13年の眠りを経て、2022年に選ばれたものです。

これまで配合してきた、 胃酸や体温の刺激によって腸内で目覚める「生きて腸に届くスポロ乳酸菌」に「つよさうみだすGCL1815乳酸菌」が加わり、カルシウムやビタミンD、ビタミンB1やビタミンB2もたっぷりのため、「新しい『ビスコ』は“たたかうチカラになる”」と力を込めました。
また、栄養面だけでなく、おいしさも一段と進化。ミルク由来の原料を乳酸菌で発酵させたオリジナルの発酵液を新たに配合した「旨味重ね製法」で旨味とコクがアップし、風味豊かな味わいに仕上がったそう。

味覚センサーでの比較でもリニューアル後と前とで変化を確認できたことが示されましたが、実際に食べてみると、深みあるリッチな甘さが後引いて、おいしかったです!

さらに、パッケージデザインもリニューアル。子どもたちに応援の気持ちを伝えるために旗のマークを施し、配合されている2種類の乳酸菌を表示しています。ロゴもグローバル展開の拡大を見据えて刷新されました。

商品ラインアップは、定番の「赤箱」と「発酵バター」「いちご」「メープル」「焼きりんご」をはじめ、家族みんなで楽しめる大袋や、習い事の行き帰りや公園などで手軽に食べられるミニパック、非常用の保存缶まで豊富に揃っています。
子どもたちにとって、“たたかうチカラになる”ビスコは心強い味方に!

説明会の最後には、「子どもたちの元気な毎日を支えられる乳酸菌栄養菓子のポジションをさらに強固にしていきたい」と展望が語られました。これまでは、子どもに乳酸菌を摂取させようと思うならヨーグルトなどを選ぶのが一般的だったかもしれません。けれどこれからは、「生きて腸に届くスポロ乳酸菌」に「つよさうみだすGCL1815乳酸菌」が新たに配合されたビスコが、その選択肢の仲間入りを果たすことになるかもしれませんね。
入学や進学を機に新しいことにチャレンジする子どもたちにとって、“たたかうチカラになる”ビスコは心強い味方になってくれるはずです。
(取材・文:権藤将輝)