「ママじゃなきゃダメ」で休めない……。「パパがいるのにワンオペ育児」から抜け出すヒント
パパが仕事で留守がちな家庭では、子どもがすっかりママっ子に……というケースも少なくありません。パパがいる時くらい任せたいのに、「ママじゃなきゃダメ」で結局休めない……。パパがいるのに、なぜかワンオペ。こんなモヤモヤから抜け出す、とっておきの方法とは?
\ワンオペのモヤモヤは、人それぞれ違う/
ほぼワンオペ生活を送っていた著者が、国内外のさまざまな家族への取材をもとに、その正体を解き明かし、解消のヒントを紹介。
ワンオペ育児のモヤモヤから抜け出すヒントが見つかる一冊です。
今回は、ワンオペ育児によくある「ママっ子になりすぎて休めない……」というモヤモヤ。そこから抜け出すヒントを、書籍『ワンオペ育児モヤモヤ脱出ガイド 「つかれない家族」になるための31のヒント』(著:ハラユキ/講談社)から一部抜粋してお届けします。
こんな家族に聞きました
【愛知県在住/2021年取材】
友人の紹介で知り合い、2013年に結婚。当初は「あなたはもっと稼ぐ人になるから大丈夫!」と妻が家計を支えた。現役引退後、卓真さんは発信活動や指導にも力を入れるようになり、「極真空手世界王者纐纈のYouTube道場」やオンライン教室も主催。夫婦ともにアドラー心理学を学ぶ。取材後に2人子どもが増え、7人家族となる。
「ママっ子」にしないで「パパタイム」を増やす
パパが留守がちだと、ワンオペ育児になるだけでなく、子どもがパパになつかないことで、さらにママがつかれることも……。パパの存在感を増す戦略は?
ハラユキから一言
「パパの留守中は子どもにパパのポジティブ情報を伝えて、ママっ子にならないようにする」ことについて、美帆さんは「この作戦は、子どもが小さければ小さいほどうまくいく」と説明してくれました。
こう書くと、「子どもが自分になつかないのは、妻が自分のことをちゃんとほめてないからじゃないか?」「妻の努力不足なんじゃないか?」そんな感想を持ったパパがもしかしたらいるかもしれません。でも、そんな人に聞きたいのは、「あなたは、普段、妻に直接、感謝や愛情を伝えていますか?」ということです。
卓真さんは毎日、美帆さんに「愛してる」「ありがとう」「幸せだ」を伝えて、「世界一の妻」と公言してはばからない人。だからこそ、美帆さんも、努力しなくても子どもたちに夫の話をポジティブに伝えられる。ママのつかれを減らすための循環は、妻だけの努力で成り立っているものではないと私は感じました。
さらに、取材して気づいたのは、このお二人は、夫婦間でも親子間でも「愛を言語化」することで、家庭のつかれを減らしているということです。そのことについて卓真さんは、「ポジティブな気持ちを言語化して伝えることは、脳科学的にもいいらしいんです。実際はそこまで思っているわけではなくても、脳には矛盾を嫌う仕組みがあるので、脳が言葉に引っ張られて、結果的に本当に幸福度が高まるそうなんです」と言います。どこまでも愛の戦略家!とお二人に感心しきりの取材でした。
続きはぜひ書籍でご覧ください。
※本記事は、『ワンオペ育児モヤモヤ脱出ガイド 「つかれない家族」になるための31のヒント』<著:ハラユキ/講談社>より抜粋・再編集して作成しました。
